走行中のカチャカチャ音が気になる!そんなときに試したい対策とは?
こんにちは!
ローラーチームリビングストーン5(LIVING STONE5)でキャンピングカーライフを送っている、ささき夫婦です。
我が家は以前、長時間キャンピングカーで走行していると、どこからともなくカチャカチャと音がする……なんてことがよく起こっていました。
その原因ははっきりしていて、出かけるとき、いそがしさのあまり適当に突っ込んだモノ同士が、ぶつかりあって音をたてていたのです。
ということで、今回はささき夫婦の妻が考えた「車内のカチャカチャ音対策」を皆さまに共有したいと思います。
便利グッズも合わせてご紹介するので、少しでも皆さまの快適な空間づくりのヒントになれば幸いです。
目次
とにかく隙間を埋める!
カチャカチャ音を防ぐためには、とにかく隙間ができないようにすることが重要です。
どうしても隙間ができてしまう場合は、滑り止めマットを活用するのがおすすめ。
滑り止めマットを敷いた上にカゴなどを置くとズレにくいので、モノが滑ってカチャカチャと音をたてるのを防げますよ。
また、食器などを買い足すときは、購入前に実際に収納するシーンを可能な限り再現した上で軽く振動を与え、音が出ないかどうかをチェックするのも有効です。
それでもカチャカチャ音がするのであれば、ホームセンターなどで売っているScott製の「SHOP TOWELS」でモノを包むのもアリ。
厚手で吸水性に優れているので、使い古した後は、水回りの拭き取りに再利用できます。
食器や調味料のカチャカチャ音対策
ここからは、各箇所のカチャカチャ音対策をご紹介していきます。
まずは、キッチン・シンク周辺から。
キッチンまわりは、調理用品を必要最低限にまとめてコンパクトに収納することが第一です。
我が家は旅行中は7割方レンジ調理でおかずを作っているため、料理中にすぐ取り出せるように、シンクの上の棚はレンジ対応食器とザル、大小のラップ、割り箸、クッキングペーパー、レンジ対応の袋を置いています。
そして隙間を埋めるように、アルミホイル、常備食のカップラーメンやお菓子を収納。
紙類は音がしないので特に対策はしていませんが、落下しないように隙間に差し込む形で収納しています。
上部には、デッドスペースを有効活用するために、DIYしたTV専用のインバーター(青の四角い箱)を設置しました。
また、食器などの硬いモノは、購入する段階から、小さく収納できることを重視して選んでいます。
きれいに重ねてコンパクトに収納できれば、カチャカチャと音がしにくくなるからです。
本当はレトロなデザインや北欧風のデザインなど、華やかなテーブルコーディネートに使えそうな食器を選びたいのですが、そこはぐっと我慢しています。
実際に我が家で使っているのは、セリアで購入した電子レンジ温めOKの食器3種類。
麺類やメイン料理を入れるのに便利な直径20cm×高さ49cmの深皿、パンやソーセージを乗せるのにちょうど良い直径16cm×高さ27cmの五寸皿、サラダやお惣菜などを乗せる直径13cm×高さ44cmの小鉢を揃えています。
3種類×2枚ずつを重ねても、高さ約8cmほどに収まりますよ。
そして、この重ねたお皿を、同じく100円ショップの冷蔵庫野菜ストッカーへ!
見事にピッタリ収まってガタツキがまったく無いので、運転中もカチャカチャ音がすることがありません。
ちなみに、この冷蔵庫野菜ストッカーは、食器を洗った後の水切りかごとしても使えます。
シンク側の下の引き出しは2段式になっていて、上段は深さ約12cm。
即席味噌汁、鍋つゆの素、何もなかったときの救世主・さば味噌煮缶、調味料を隙間なく収納しています。
調味料は立てて入れられるので、スペースを埋めるのにもピッタリです。
下段には、紙コップ、レンジ対応どんぶり、除菌シート、スポンジ代わりの水切りネットなど、音の出ないモノを中心に収納。
深さが約20cmあるので、500mlの水筒もすっぽり。食器用洗剤も立てて収納できます。
RVパークや炊事ができる施設で活躍するスポンジ代わりの水切りネットは、少量の洗剤でも十分泡立ち、乾きも早くて衛生的。
場所も取らないので、常に数枚ストックしています。
また、収納グッズではありませんが、シンク周辺に必ず置いているのが「高吸水性樹脂」。
紙おむつなどにも使われている素材で、水などを固める性質があります。
飲み切れなかったスープや野菜の汁などに振りかけると固まるので、そのまま燃えるゴミとして処分が可能。簡易トイレの凝固剤としても使える便利グッズです。
歯磨きグッズ、カトラリー、タンブラーなどのカチャカチャ音対策
ダイニングテーブル上の収納棚には、液体歯磨きのモンダミン、東京インテリアで購入した蓋付き収納ボックス2個、100円ショップの緑のカゴ、一番左には雑音防止のためにミラクルパックに入れたやかんを収納しています。
緑のカゴの中には、普段はタンブラー2個とサーモスの缶ホルダー2個が入っています。
タンブラー同士がガチャガチャぶつかる音を防ぐために、タオルカバーを作りました。
ハンドタオルを袋状に縫い合わせ、その後2本直進縫いをすることで、タンブラーが2本まとめて入れられる仕様にしてあります。
タンブラーは、二重構造で氷が溶けにくく、ホットもアイスも楽しめるお気に入りのアイテムで、お酒を注いでリッチな気分を楽しむこともあります。
ビールを楽しむのに欠かせないサーモスの缶ホルダーも緑のカゴに入れていますが、音はあまり気にならないので、これといった対策はしていません。
このタンブラーと缶ホルダーを入れている緑のカゴは、歯ブラシの持ち歩きにも使い回しています。
小さいことですが、できるだけアイテムを使い回すことで、限られたスペースの有効活用につながると思います。
蓋付き収納ボックスの中には、お箸とカトラリーが入っています。
お箸は扇子袋に一膳ずつ入れています。
以前は布で巻くタイプのお箸入れを使っていましたが、片づけるのが手間でやめることに。扇子袋なら、マイ箸を使った後に除菌シートでフキフキして、ポンと差し込むだけなので簡単です!
お箸がカチャカチャ鳴ることもないので、かなりおすすめです。
箸置きは、IKEAのプラスチック袋に2個ずつ収納。
少し話は逸れますが、旅行のたび、その土地の伝統工芸品でできた箸置きを、1000円くらいまでというマイルールを決めて自分達のお土産にしているので、コレクションは増える一方。
しかし、食事のたびに旅先の出来事を思い出せるので、「せっかく〇〇に来たんだから」と買ってしまうんですよね。何年たっても当時を振り返ることができますし、ゆっくり食事を楽しむのにもつながるので、よしとしています。
カトラリーは、IKEAのアイスキャンデーメーカーに収納!
IKEAのアイスキャンデーメーカーは、カトラリーにぴったりのサイズですし、やわらかくフィットするシリコンでできているので、振動音も防げます。
特にナイフは抜ける心配がないので、安全に保管ができますよ。
洗濯ネットも活用!
電動歯ブラシ、歯ブラシケース、歯磨き粉などは、常に洗濯ネットに入れています。
100円ショップで購入したのですが、厚手のクッション素材が使われているので、防音対策にぴったり!
プラスチック同士のカチャカチャ音がやわらぐので便利です。
まとめ
モノ同士がぶつかってカチャカチャと音をたてるのを防ぐためには、まずは収納グッズを活用して隙間をつくらないようにするのがおすすめです。
100円ショップなどのプラスチック製品は一見チープですが、キャンピングカーの振動は想像以上に大きいため、意外とプラスチック製品の方が使い勝手が良かったりします。
さらに、購入するときはあらかじめ棚などのサイズを計ってメモしておくと、ジャストサイズのモノを見つけやすくなりますよ。
キャンピングカーの走行中もできるだけ静かで快適な空間で過ごすため、ぜひ試してみてくださいね。