子どもと一緒に楽しめる!トラキャンでの雨の日の過ごし方

カーサイドタープで快適に!〜雨の日キャンプの楽しみ方〜



我が家は、夫婦2人、小学5年生の男の子、年長の女の子の4人家族。

それぞれ多忙な日々を送っていますが、特に小学5年生の長男は、私たち夫婦のお休みである土日はいつも野球をしています。そのため、学校の長期休暇などでないと、なかなか旅行に行けない状況です。

しかし、それ以外にお出かけできる日も、実はなくはありません。それが、雨の日。野球がお休みになるからです。

そのため「雨だからといって、せっかく家族全員がそろう休日に、家の中で1日過ごしていたらもったいない!」という考えから、たとえ前もって計画を立てていなくても、我が家では天気を気にせずトラキャンを使ってデイキャンプや温泉などに出かけるようにしています。

翌日も休みだと分かっている場合は、トラキャン泊もしていますよ。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は雨の日も快適に過ごせるカーサイドタープについてと、我が家が雨の日にトラキャンでどんな風に過ごしているのかを、ご紹介したいと思います。

カーサイドタープを買い足せば雨の日も快適に!


我が家のトラキャンは、調理スペース(コンロとシンク)、飲食スペース、バンクベットと、コンパクトかつ必要最低限の設備しかありません。

トラキャン車内

広いキャンピングカーと違って、トラキャンの車内で家族4人が1日中過ごすとなると、やはり少し窮屈に感じます。

大人だけなら問題ないことでも、小さな子どもがいると、長時間限られたスペースにいるのは難しいのが現実です。

そのため、雨の日でも、トラキャンのサイドで調理をしたり、テーブルや椅子を外に並べて過ごしたりできるようにしています。

そんな時活躍するのが、カーサイドオーニングやカーサイドタープ

雨や風、紫外線をしのぎながら、プライベート空間も確保できるので、今やキャンプをする際の必需品です。

トラキャンとタープ

我が家のトラキャンには元々カーサイドオーニングが付いているので、当初、雨の日はそれを使ってデイキャンプをしていました。

カーサイドオーニングはとにかく設営が簡単。大人1人で簡単に広げることができるため、すぐに調理スペース、テーブル、椅子を並べられるのが最大のメリットです。

しかし、横側に出入り口がある車ならサイドオーニングだけで十分なのでしょうが、我が家のトラキャンの出入り口は後方にあります。それゆえ、乗り降りする時にどうしても濡れてしまうのが悩みでした。

もたもたしているとびちゃびちゃになってしまい、特に子どもたちのためにも、この点をどうにかしないといけないと思うように・・・。

そこで、出入り口に付けるための大きめのカーサイドタープを新たに購入することにしました。そのタープが、こちらです。

車 後方用タープ

長方形、六角形、五角形など、さまざまな形や大きさ、張り方のカーサイドタープがありますが、我が家のトラキャンにはこれが最適だと思いました。

このカーサイドタープを出入り口に取り付けることで、雨に濡れずに乗り降りや荷物の出し入れが可能に!

自然なカーブが付いているため、タープに雨水がたまってしまうこともなく、吸盤を付けるだけという手軽さも魅力です。

雨の日はもちろんですが、晴れの日もこのカーサイドタープは活躍しています。

晴れの日はサイドオーニングの代わりに車の横側に取り付けることで、リビングやちょっとした遊びのスペースを確保。サイドオーニングより広々としていますし、日よけとしても優秀です。

タープのしたで寛ぐ少年

サイズは縦350cm×横250cm。使い方次第で、いろいろなレイアウトを楽しめるのも良いですね。


雨だからこそ、家族で野外調理を楽しむ


パエリアとアヒージョ

子ども連れのファミリーキャンプは、大人だけのキャンプとは全然違うものですよね。

大人だけなら自然の中でゆったり過ごすだけでも楽しいものですが、やはり子どもがいると、川、山、海、遊具などを使って外遊びでもしないと、退屈がってしまいます。

食事に関しても、大人は会話をしながらのんびり食べること自体が楽しいのに対して、子どもは30分もあれば食べ終わって遊びたがりますしね。

晴れの日であれば、こうした子どもの特性に合わせたキャンプができますが、雨の日はなかなかそうもいきません。ですので、私も初めは「雨の日に子どもとキャンプに行って何をするの?」と思っていました。

しかし、冒頭でも述べたとおり、私たちは雨の日こそがトラキャンで遊びに行ける日なので、まだまだ初心者キャンパーではありますが、雨の日でもどうにか家族みんなで楽しめるキャンプをしたい!と試行錯誤するように。

その中でたどり着いたのが、『家では作らないような料理を、家族みんなで野外調理をする』という楽しみ方です。

ポイントは、家で下ごしらえを済ましておくのではなく、あえてトラキャンの中や野外でイチから調理をすること。

家では流れ作業で済ましてしまう材料のカットなども、みんなで協力しながら進めると遊び感覚で楽しめるので、ふだん家ではお手伝いをあまりしない子どもたちも、喜んで一緒に作業してくれます。

手間を楽しむスタイルを取ることで、キャンプならではの特別な時間を楽しめています。

パエリア

今までに作ったメニューは、パエリア、きのこのアヒージョ、焼肉、マシュマロ焼き。

今後は、もっと家では調理しにくいメニュー(例えば燻製や鶏の丸焼きなど)にチャレンジしたいと考えています。

雨の日のトラキャンの中での過ごし方


朝から野外調理と食事を楽しんだら、それからは基本的にトラキャンの中で過ごします。

大人はコーヒータイム、読書、お昼寝が最高の過ごし方ですね。その間、子どもたちには静かにお昼寝してほしいところですが、寝ることはまずありません。ゲームをしたりテレビを観たりと、思い思いの過ごし方をしてもらっています。

そこは雨の日に家に閉じこもっている場合と同じなのですが、トラキャンならではの過ごし方として、それぞれの自由時間がひと段落したら、家族でトランプなどのカードゲームをしたりして過ごしています。

ふだんはなかなか一緒に遊んであげられないので、雨の日にトラキャンで子どもたちとカードゲームをすることは、大人にとっても楽しい、特別なひととき。

家族でこういった時間を共有できるのは、改めてかけがえのない経験だと感じます。

次の目標は、大人のコーヒータイムに飲むコーヒーを本格的に淹れて、景色の良いところで飲むことです。

雨の日もトラキャンで楽しく過ごせる!


我が家にトラキャンが来てからまだ数カ月ですが、今年はコロナ禍で出かけることにも制限がかかる中、トラキャンがあることで家族との時間がとても充実したものになっていると思います。

特に我が家は子どもの部活がいそがしく、ふだんからあまり出かけることができないため、雨の日でも旅行やデイキャンプを楽しめるトラキャンは、今や欠かせない存在。

雨の日にカーサイドオーニングやカーサイドタープをうまく活用して遊んだり、野外調理をしたりする以外にも、まだまだトラキャンを使った楽しい旅の仕方があると思います。

子どもが成長するにつれて今できることも変化していきますが、その時その時の遊び方をトラキャンをベースに考えること自体がとても楽しいので、これからも家ではなかなかできないことを家族みんなでチャレンジしていきたいと思っています。