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半年待ちは当たり前!「すぐに車が必要」という人はどうしてる?裏技はある?

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新車の納期が長くなっている意外な原因


新車 納期

©Mike Mareen/stock.adobe.com



新車を注文すれば数か月後には乗れるというのは、過去の話です。

今やどんなに早くても納期が半年はかかりますし、平均すれば1年程度、人気車種になれば2年待ちということも珍しくありません。

新車の納期が長くなっている原因には、新型コロナウイルス、半導体不足、円高、ウクライナ情勢の悪化などがよく挙げられます。

これらの要因はもちろんありますが、加えて日本での新車の流通を遅らせている理由は他にもあるのです。

その一つが、日本市場の衰退です。新車の販売台数は2000年代初頭に既に頭打ちとなり、年々減っていくばかり。

都市部では自動車を使わない生活が当たり前に遅れますし、免許を持っているがマイカーは持ってないという人が、非常に多くなっています。

日本を拠点にしている日本の自動車メーカーですが、彼らも営利企業です。

日本以外に車がよく売れる国や地域があれば、その地域へ向けて生産・販売を中心的に行い、利益を上げようとするでしょう。

現実問題として、日本で約4年の納期がかかると言われているランドクルーザー300が多く販売されているのは、中東やオーストラリア地域です。

これらの地域で全世界向け生産台数の4分の3程度を販売し、残った4分の1を、日本を含めた欧州や北米などで融通しています。

半年待ちは当たり前!「すぐに車が必要」という人はどうしてる?


駐車場 新車 納期

©merrymuuu/stock.adobe.com



つまり、世界と比べるとあまり売れない日本では、新車の流通量が少なくなってきているということ。

世界的な経済問題と部品の問題はもちろんありますが、日本の自動車市場の勢いが無くなっていることも、納期遅延の一因となっているのです。

世の中がコロナで騒ぎだしたころから始まった自動車の納期遅延は、為替市場が円安に動き、ロシアとウクライナの現状を背景にしながら、悪化していくばかり。

このような状況で、「すぐに車が必要だ」というユーザーに、自動車ディーラーはどう対処しているのでしょうか。

納期遅延に対応する自動車ディーラーを取材しました。

次のページ▷▷▷【納期を短縮する裏技はあるのか、買い替えがすぐできない時の対処法は?



納期を大幅に短縮できるような裏技はある?


販売 新車 納期

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人気車種が多く、納期が長くなる傾向が強いのがトヨタです。お客様との対応を筆者が取材をさせていただいたトヨタ販売店では、次のような話が出てきました。

「現実としては、待ってもらうことしかできていません。

車検が近づいているから、車にガタが来ているからと、納車を急ぐお客様は数多くいらっしゃいますが、こうしたお客様へ特例的な対応は行っておらず、全てのお客様に平等に待っていただいています。

私たち営業マンができることは、できるだけ早めにお客様へ買い替えの提案を行い、急いで買い替えなければならないというシチュエーションを減らすことくらいしかできません。」

実際問題、納期を大幅に短縮するような裏技はないようです。納車時期が車検に間に合わなければ、お客様にお願いして車検を受けてもらうことも多いとのこと。今では、車検を受けていただいたお客様へ車をお渡しする際に、「次の車はどうしますか」と買い替えの提案を行うことも増えているとのことでした。

中古車も台数が少なく、全ての希望に沿えるものでもないので、新車の代わりにはなりません。また、自動車ディーラーに入ってくる車の数も少ないため、「納車が遅い分、代車で対応します」ということもできないということでした。

不幸にも事故で車が全損という場合でも、次の車が来るまでは、非常に長い時間待ってもらっているのが現実のようです。

ユーザーとしては、新車は年単位の待ちが発生すると考えておき、早め早めに動き出すことが一番の対応策になります。愛車のコンディションや車検時期などは常に計算しながら、買い替えを検討する場合は、1日でも早くディーラーへ相談しに行く必要があります。

買い替えが出来なければ、とりあえず「借りる」


Times 新車 納期

@Nagahisa_Design/stock.adobe.com



買い替えには非常に時間がかかる昨今、それでもすぐに車が必要となる場合にはどのような解決方法があるのか、考えてみました。

車がすでに動かない、事故などで壊れたという場合には、次の車が来るのを悠長に待っている時間はありません。

まず、解決策として考えられるのが、レンタルやリースの利用です。

レンタカーの契約を行ったり、リース契約を行うことにより、次に乗る車がすぐに手元へやってきます。

維持費に加えて、車を借りる費用がかかりますが、どうしても車が必要という場合には、このような手段で、仮のマイカーを利用するしかないでしょう。

また、愛車の無い期間が限定的で、次の車が手に入る目途がある程度付いている場合は、車を必要とするときだけ、カーシェアリングのようなサービスを利用するのもよいと思います。

レンタルやリースよりも費用が少なく済み、短期契約等にも柔軟に対応できるサービスです。

買い替えが出来なければ、とりあえず「借りる」というのが、当面の解決策になるのでは無いでしょうか。

新車・中古車への買い替えが難しくなった今だからこそ、リースやカーシェア等を有効に使うことで、車の無い生活を避けることができます。

ライター:Red29
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