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「こういう人はフルサービスに行ったほうが…」店員が見たセルフ式ガソリンスタンド利用者の“謎ムーブ”…大事故につながるおそれも

電子タバコ

ドライバーにとって身近な存在であるガソリンスタンドですが、とくに初心者などの場合、「セルフ式でどうしたらいいかわからない」と迷う声は少なくないようです。

セルフ式では基本的にスタッフによる案内や誘導がないために、「軽自動車に軽油を入れようとする」など、思わぬ行動に出てしまう人もいるといいます。

今回はセルフ式ガソリンスタンドに勤務するスタッフに「利用者の謎な行動」について話を聞きました。

そのタオルは「窓拭き用」だと何度いえば…


ガソリンスタンド マナー ルール

©bhakpong/stock.adobe.com



フルサービス式のガソリンスタンドとは異なり、「窓拭きサービス」のないセルフ式においては、代わりに「窓拭き用のタオル」などを貸し出している店舗も見られます。

しかし残念なことに、このような無料のサービスを悪用してしまう人も少なくないようです。

「給油機の横に窓拭き用のタオルを置いているんですけど、たまにそれでボディまで拭いてしまう人がいます。一応、貼り紙で窓以外には使わないよう書いてはいるんですけどね。

ただ、それだけならセルフの『あるある』で済む話なんですが、ウチのスタンドの場合、週2回くらいのペースで来て、毎回ボディを拭いていく常連の人がいるんです。いつも給油するのは5リッターとかなので、もう完全にタオルの方が目的ですよね。

それだけ頻繁に拭いているわけですから、ボディは比較的キレイな状態で、作業自体は割とすぐに終わるし、タオルもそんなに汚れていないっぽいんですけど……。

もちろん気づいたら口頭で注意はしますけど、いつも『あぁごめんね』といって、そのときはすぐ止めてくれるんですよ。でもまた数日後にやってきて、サッと拭いて帰っちゃう。いつも空いている時間に来て、その人なりに配慮はしているっぽいですし、出禁にするようなレベルでもないですし……。

でも、スタンドまで来る手間を考えたら、絶対自分の家でやった方がいいと思うんですけど……」(ガソリンスタンドスタッフ・勤務歴6年)

ガソリンスタンドの窓拭き用タオルを使うために、わざわざ給油量を減らし、週に何度もスタンドまで出向く……。

端から見ると不合理きわまる行動ですが、本人としてはそれが習慣化してしまっているのかもしれません。

もちろん、窓拭き用のタオルでボディの汚れまで拭き取れば、タオルの寿命も短くなると考えられます。

また拭き取り時間が長くなれば、給油機になかなか入れない利用者も出てきてしまうでしょう。

店舗や他の利用者への迷惑にもなりますので、店舗側が禁じている行為は避けてほしいところです。

車のまわりでウロウロ、一体何を探してる?


ガソリンスタンド マナー ルール

@BJ/stock.adobe.com



上述のように、セルフ式ガソリンスタンドのなかには「無料で使えるツール」が備えられていることがあります。

タイヤの空気圧をチェックするためのエアゲージも、多くのスタンドで利用でき(※一部施設では有料の場合あり)、定期的な点検にとって欠かせないアイテムです。

「空気を入れたあと、エアバルブ(空気を入れる箇所)のキャップをつけ忘れてしまうお客さんがちょくちょくいます。こちらも気づいたら声をかけますが、やっぱり自然な動作のなかで忘れられてしまうと、なかなか気づきにくいんですよね。

あと、つけ忘れとは違いますが、外したキャップを地面に置いていて、立ち上がるときに蹴ってしまう人もいますね。最近も、車のまわりでコンタクトレンズを落としたような動きをしている人がいて、『あ、蹴っちゃったんだな』と一緒に探して。

車から結構離れた道路付近の方まで行ってしまっていたので、かなりクリーンヒットしたんでしょうね。そういうこともあるので、外したキャップは手に持ったままでいた方がいいと思います」(ガソリンスタンドスタッフ・勤務歴7年)

セルフ式スタンドでは基本的にすべての操作を自身で行いますから、フタやキャップの締め忘れ・つけ忘れなどには要注意です。

上のエアバルブのキャップ以外にも、給油口のフタを締め忘れたまま発進してしまうケースなど、「うっかり」が危険な状況につながることもあります。

とくに順番待ちが発生している状況などでは、焦りから基本的な手順が抜け落ちてしまう可能性もあるでしょう。

セルフ式スタンドを利用する際には、1つずつの操作をしっかりと確認し、動作に漏れや抜けがないよう注意したいところです。

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いつから「吸っていい」と錯覚していた?


ガソリンスタンド マナー ルール

@Martin Morgenweck/stock.adobe.com



ガソリンスタンドは非常に引火性の高い危険物を扱う場所ですから、利用する際にはさまざまな注意が必要です。

なかでも絶対にNGな行為として、喫煙をはじめとする「火気の使用」が挙げられます。

しかし無数の利用者のなかには、何食わぬ顔でルールを逸脱してくる人もいるといいます。

「給油中に加熱式タバコを吸う人をたまに見かけます。火を使っていないとはいえ、その製品がどういった性質のものかわかりませんし、発見次第すぐに声をかけているんですけど……。

正直、素直に聞き入れてくれることはほとんどないですね。『なんで? 火使ってないじゃん』とか、毎回説得するのに苦労します。そもそもスタンド内は禁煙ですし、どうして『吸っていい』と思えるのか不思議です」(ガソリンスタンドスタッフ・勤務歴14年)

ガソリンスタンドをはじめとする危険物施設において、加熱式タバコをどのように扱うかについては、総務省消防庁の「加熱式たばこ等の安全対策検討会」において検討がなされています。

それによれば、加熱式タバコの危険性を「一律に評価することは困難」であり、また施設側がその危険性をその都度判断することも難しいことなどから、危険物施設においては「使用しない運用とすることが安全管理上適当」との結論が導かれています。

また加熱式タバコ製品の説明書などにも、引火性の高い物質の近くで使用しないよう記載されていることが一般的です。

つまり火を使わないからといって、ガソリンスタンドでの喫煙行為は絶対に避けるべきだと考えられます。

マナーやルールが利用者側に委ねられているセルフ式だからこそ、安全に配慮したスムーズな行動を心がけたいですね。

ライター:鹿間羊市
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