洗車機

【初心者必見】洗車機の使い方と洗車前にやっておくことを紹介!




洗車終わりの拭き上げ方


拭き 洗車 やり方

ドライブスルー洗車機、全自動洗車機で車を清潔にしたら、残った水滴を吸い取り、車を拭き上げなければなりません。

洗車の仕上げ作業となり、怠ってしまうとボディやガラスに「ウォータースポット」「イオンデポジット」と呼ばれるダメージが残る可能性があります。

洗車を有意義にするためには、次の3つの項目で紹介する3つのポイントに取り組むとよいでしょう。車を長く愛するには大切な要素ですから、ぜひ参考にしてみてください。

ボディは“上から下”へ向かって拭き上げる


1つ目は、「ボディは上から下へ向かって吹き上げる」です。

家の掃除でも、天井から床に向けてホコリを落とすように進めますが、ほぼ同じ原理と考えてよいでしょう。車もルーフ部分から水分が下に流れ落ちるため、先に吸い取ってしまえばその他の箇所に影響を与えずに済みます。

また、拭き上げは時間をかけてしまうとウォータースポットやイオンデポジットができる原因のひとつとなるため、洗車機での作業が終わったら直ぐに拭きはじめるのをおすすめします。

ガラスウインドウは外周から拭き上げる


2つ目は、「ガラスウインドウは外周から内側へ拭き上げる」です。

ガラスウインドウは、外側の端からなぞる、あるいは円を一周描くイメージでタオルクロスを使い表面を拭き上げます。

続いて、ボディと同様に上から下へ向かうイメージで、ガラスウインドウを磨くとよいでしょう。

また、ウインドウを拭き上げる際は、濡れたものと乾いたものと、両方のタオルクロスを用意して「2度拭き」をすると清潔に仕上がります。

ホイールやボンネット・トランクなどの水滴も取り除くのを忘れずに


3つ目は、「ホイールやボンネット・トランクなどの水滴も取り除く」です。

ボディやガラスウインドウの水気を吸い取ることに気を取られて、ホイールなどの外観や、ボンネット・トランクなどドアの開け閉め部分に水気が残ったままとなってしまうケースが多いようです。

吹き忘れのないよう、洗車の仕上げ時にはドアを開けたり、ホイールの汚れをチェックしたりする習慣をつけるとよさそうです。

洗車機を使うときの注意点


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簡単に車をキレイにできる洗車機は大変便利です。特に冬場の洗車なんかは冷たい水に触らなくていいので機械洗車は重宝しますよね。

しかし、洗車機はいくつかの注意点を守らないと車を洗うどころか壊してしまう可能性があります。

初めて洗車機を使う方、ドレスアップカーや改造車に乗っている方など、洗車機の利用に不安がある方は是非この注意点を参考にして洗車機を利用してくださいね。

注意点①車のサイズは大きすぎないか?


一見とても設備の大きい洗車機は、どの様な車でも洗えそうですが、洗えるサイズには限界があります。

例えば200系トヨタ ハイエース スーパーロング・ワイド・ハイルーフやハマー H1などは洗車機によっては入りません。

無理に入れてしまうとルーフを傷つけたり、サイドのロールブラシが強くあたりすぎたりしてミラーを破損することがあります。

ほとんどの洗車場では機械に入る車のサイズが明記されていますので、大型車に乗っている方は車両寸法を確認してから洗車機を利用するといいでしょう。

注意点②アンテナは収納していますか?


意外と盲点なのが、アンテナのしまい忘れによる巻き込み破損。

最近の車はアンテナが短く可倒式になっていたり、フィンタイプになっていたりするのでアンテナに気を使うことはありません。

しかし、脱着式のアンテナや昔ながらの伸縮アンテナはそのままだと洗車機に巻き込まれてしまいます。必ず外すか、収納してから洗車機を動かすようにしましょう。

また、どうしてもアンテナが外れない場合は、アンテナの先端をガムテープなどでボディに固定する方法もあります。

長いアンテナがついている車両を洗うときは注意してくださいね。

注意点③破損している部品はないか?


バンパーの一部やエアロパーツ、装飾品など、ボディの外観が破損している車は洗車機で洗ってはいけません。

洗車機のロールブラシは意外と強い力で回っています。そんなとき、割れて外れかかっているエアロパーツにブラシが引っかかるとパーツを巻き込んで他の部品まで破損させるかもしれません。

さらに巻き込んだパーツがそのまま回転すれば、ボディにパーツが当たり、大きな傷になるでしょう。

こういったケースは自身の車も傷つくばかりか、洗車機本体の故障にも繋がる恐れがあるので、洗車機で洗うのは控えたほうがいいでしょう。

注意点④極端に洗車傷が気になる方は洗車機を利用しない方が良い


洗車機は非常に便利な反面、洗車傷が付きやすい洗い方でもあります。濃淡色のお車や、極端に洗車の磨き傷を気にする方は洗車機の利用はおすすめできません。

とはいえ、最近の洗車機はロールブラシの材質が布や毛ブラシからスポンジに変化しているため、洗車傷はとても付きにくくなりました。

「濃淡色の車だけれどボディコーティングを施工している」「多少の洗車傷ならあまり気にならない」こういった方は積極的に洗車機を利用しても問題はありません。

注意点⑤ドレスアップカーの機械洗車は慎重に


派手なリアウイングや、リップスポイラー、後付けのワイドフェンダーなどを装着した車両は、パーツが洗車機に巻き込まれる事故が多く発生するので注意しましょう。

これらのエアロパーツを装飾品として回避した場合、ほとんどロールブラシがボディに当たらず、車が全く洗えていないことにもなりますので、フルエアロの車を洗うときは機械洗車か手洗い洗車か悩むところです。

また、どうしても機械で洗いたい場合は、エアロパーツを手で触ってみて、ガタつきや割れがないか確認してみましょう。

取り付けに問題が無ければ洗車機で破損する可能性はグッと低くなります。ドレスアップカーを洗車機で洗う前の確認として参考にしてみてください。

ライター:MOBY編集部
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