ガソリン価格の高騰は辛い?できる工夫と節約で変わらず車旅を楽しめる理由とは?!
対策を考える
私は普段あまり外食をしないが、2,500円はファミレスで2食、あるいは居酒屋1回分になるかならないか程度だろうか。
最近は居酒屋に行くことも滅多にないが、街に住んでいた頃は割と頻繁に足を運んでいた。
その頃のことを思い出すと、月に1回居酒屋に行くのを我慢するだけと考えたら大した数字でもない。
こんな風に考えて月に一度何かの形で2,500円節約するのもありだが、長距離で考えてみるとどうだろ。
先程の、燃費が8~9km/Lのキャラバンで東京から岡山または青森辺りまでの行程に当てはめてみると以下のようになる。
2名乗車で東京から岡山または青森まで行く間に、例えば高速のパーキングで2人が1,400円のトンカツ定食を食べて、自販機で高い方のコーヒーを飲んだら合計3,300円。
それを2人とも500円前後の牛丼にでも変更して無料のお茶を飲めばチャラになる計算だ。
虚しく感じるほどの節約術でもないと思う。
あるいは、ポータブル電源などクルマに電源があるのなら、車内でお湯を沸かしてカップラーメンやレトルト食品でも食べていたらもっと節約できる。
しかも、700km以上走るとなると、出発時間によっては2回食事をすることになることもあるが、そのうちの1回の食費を節約するだけで済んでしまうと考えたら気が重くなるようなこともないと思う。
家庭でも仕事でも経済状況をしっかり把握しておくことは大切と言われるが、こうして具体的に数字にしてみるとその意味が良くわかる。
闇雲に節約しようとしても上手く行かないことも多いが、どこでどれだけ節約すれば良いのかがわかれば(トンカツ定食から牛丼への変更はあくまで例えに過ぎないが)、案外無理なく燃料の値上がり分を解消できたりするのではないかと思う。
少なくとも高い高いと嘆いるだけより建設的だ。
ガソリン価格の地域差について
例えば、旅の途中で160円/L超えの価格表示を見て、「うわっ、この辺りは普段の価格より5円も高い。」なんて思うことがある。
しかし、冷静に考えると50L入れてもその差は250円。
燃費が8.5km/Lの車でも1km走るのに+0.6円にも満たないのだ。
この程度なのだから、旅先では燃料代が高いからと、ガソリンを安いところで買って携行缶に入れて持って行くなんて危険な行為はしない方が良いと思う。
オーストラリアのアウトバックとかならいざ知らず、日本では必然性がないのだから。
燃料の値上がりの良いところ
「燃料が値上がりして良いことなどあるか!」と言われそうだが、世の中にとっては多少良いこともあると思う。
まずは無駄にクルマを走らせる人が減る。
移動を徒歩や自転車に置き換えられるなら、その分二酸化炭素の排出量が減り、少しは地球環境の改善に貢献することになる可能性はある。
また、燃料費が高いと燃費を気にして穏やかな運転を心掛ける人も多少は増えると思う。
燃料の値上がりだけが理由ではないけど、少なくとも自分は以前より燃費を気に掛けた運転をするようになっている。
これも二酸化炭素の排出量の減少に多少なりとも貢献することになるが、それだけでなく、運転が穏やかになれば交通事故の減少にも少しは影響するのではないかと思うのだが、いかがだろうか?
私は最近荒れた運転のクルマを見ると、排気管から煙と共に¥¥¥¥マークも撒き散らされているように見えるようになってきた。