注目のマイクロツーリズム!キャンピングカーで楽しむ新しい旅の仕方を紹介
外出自粛が解除されて以降、度々耳にするようになった「マイクロツーリズム」という言葉。
withコロナの時代にありながら、やはりいつまでも自粛ばかりでは気がめいってしまいますよね。そんな時、星野リゾートの星野社長が提唱したのが「マイクロツーリズム」です。
新しい旅行の形として、しばしばテレビ番組や雑誌などでも取り上げられています。
実はこのマイクロツーリズム、キャンピングカーでの旅行やバンライフとの相性抜群なんです!
今回はキャンピングカーやバンでの車中泊とマイクロツーリズムについて、コロナ時代にどんな旅ができるのか、どんな利点があるのかをご紹介したいと思います。
目次
マイクロツーリズムとは?
マイクロツーリズムとは、おおむね1時間以内で行ける近場での旅行のこと。
日帰りだけではなく、宿泊の旅行も含まれます。
「もし自分がコロナにかかっていて、感染を広げてしまったら……」
「東京で暮らす自分が地方に出かけて、嫌がらせを受けないだろうか……」
など様々な不安があるなかで、近い場所の魅力を再発見し、地元にお金を落として応援しようという取り組みです。
うまく高速道路を利用して、街から森のある郊外や田舎、川など、普段とは違う場所にでかけてみましょう。
キャンピングカーで3密回避!
withコロナの時代において「ソーシャルディスタンス」、人との距離をとる事は大切です。
また、密集しないこと、密閉空間を作らず換気をすることが提唱されています。
旅行の際は、公共交通機関よりも車を使うことで人との距離を離せますし、料理や車中泊も叶うキャンピングカーやバンなら、レストランの混雑やホテルでの人との接触を気にせず自由に過ごせます。
食事、寝る、遊ぶ、全てが車で完結するというのはwithコロナの時代には最強!と言えるのではないでしょうか。
さらに、2020年8月に九州で行われた実証実験では、コロナ禍での車中泊旅行が急激に増えていることが証明されました。
人々が以前よりも車中泊に関心をもっていることが分かりますね。
マイクロツーリズム×キャンピングカーの楽しみ方
キャンピングカーがwithコロナの時代に適していると分かったところで、具体的な旅行プランを立てるのにまず大切なのが「行き先」です。
3密を避けた旅行、どこへ行くのが良いのでしょうか。
また、新しいスタイルとして、どのように旅をしたら良いのでしょうか。
山、川など自然ゆたかな場所へ
ソーシャルディスタンスをとれる行き先として、真っ先に思い浮かぶのがアウトドア。
自然ゆたかな山や川なら、人との距離をとることができ、換気の必要もありません。
コロナ禍では、どうしても家にこもりがちになりますが、なまってしまった体を動かせばリフレッシュにもなります。
ハイキングに出かけ草木や花などの自然に触れたり、川で気持ち良く水と戯れたりするのもいいでしょう。
キャンピングカーがあれば、ハイキングの後にすぐ調理してごはんを食べられますし、川遊びでずぶ濡れになっても着替える場所の心配も不要。カーテンを閉めて、広い車内でゆったり着替えられます♪
少し疲れたら川に向かってドアを開けたまま、車内でのんびり過ごすのもキャンピングカーならではの楽しみ方です。
爽やかな風と水の音を感じていると、日ごろの疲れも吹き飛びます。
都会から離れた美術館・博物館・水族館もおすすめ
都会から離れた美術館・博物館・水族館には、規模の大きなものから、こじんまりした小さなものまで様々。
スケールの大きさでは街の美術館などには劣るものの、よりニッチな展示をしていたり、意外なこだわりがつまっていたりと都会では味わえない良さがあります。
お客さんの数も都会よりは少なくのんびり楽しめたり、街から離れることで広い駐車場を完備していることが多いのも特徴です。
そのため、キャンピングカーでも駐車しやすいというメリットもあります。
キャンピングカーや大型のバンにとっては、駐車スペースは切実な問題です。
うちの改造バンは車高が高く、どこの立体駐車場にも入れません。
また前後も長く、一般的な駐車場でははみだしてしまいます。
郊外へ行くとコンビニから美術館から広い平面駐車場を完備しているため、そんな心配も不要で、気持ちよく過ごすことができています。
宿泊はキャンプ場や、オートキャンプ場、RVパークがおすすめ
3密を避ける宿泊には、ホテルではなくキャンプや車中泊がおすすめ。
キャンプなら非日常も味わえますし、さらにオートキャンプ場を利用すればキャンピングカーの利点も生かせます。
オートキャンプ場は、場所により車をテントに横づけできるので、キャンプをしながらキャンピングカーの装備を利用できたり、荷物を遠くまで運ぶ必要もありません。
せっかくキャンピングカーがあるのだから最大限利用しちゃいましょう♪
例えば、キャンプ用のコンロやBBQセットを準備したり、洗ったりするのが面倒なら、料理だけキャンピングカーで作ってもOK。
それでも外に置いたアウトドアチェアで、家族や仲間とごはんを食べる楽しみはキャンプならではです。
一方、RVパークとは、駐車代を払い車中泊が出来る場所のことです。
100V電源が備え付けられていたり、24時間利用可能なトイレがあることが魅力で、入浴施設が併設されていたり、あるいは近くにある場合もあります。
ただしキャンプ場とは違い車外での調理やアイドリングは禁止なので、ご注意を。
夜は星空を楽しもう
せっかく街から離れたなら、夜は星空を楽しみましょう。
例えばキャンプ場やRVパークが明るくても、キャンピングカーがあれば少し離れた山の展望台へ行くこともできます。
静かに星を眺めながらコーヒーを淹れたりなんていうのも素敵ですね。
もしかしたら、近くにはホタルの住む川もあるかもしれません。夜のちょっとした散歩も楽しみのひとつですよ。
地元グルメや土産物を見つけよう
家から1時間以内の場所でも、意外と知らない名産品や土産物、地元グルメが見つかります。
自宅に帰る前に、地元のお店に寄り土産物を選んだり、美味しいグルメを堪能するのも楽しみのひとつ。
コロナで困っている地元の人々を応援です♪
おすすめは地元のものが集まる道の駅。採れたての野菜や手作りの品まで、地元の良さがぎゅっと凝縮されています。
キャンピングカーで旅するメリット
キャンピングカーのメリットは、3密を避けられるだけではありません。
ホテルの予約やチェックイン時間を気にせず、気が向いたら気軽に旅に出かけられたり、広い車内にたくさんの荷物を乗せられ、食材を積み込めば料理だってできてしまいます。
キャンピングカーが1台あれば全てが完結するのです。
さらにwithコロナの時代にあっては、人との接触を減らしプライベートな旅が実現します。
キャンピングカーでマイクロツーリズムを満喫しよう!
キャンピングカーはいわば「動く家」です。
どこか遠くへ旅行したいという気持ちもあるけれど、コロナも心配。
そんな時にはキャンピングカーでマイクロツーリズムを楽しみましょう。
さらに近場での旅行なら、移動時間を最小限にして、その分たくさん遊べるので良いことずくし!
キャンピングカーをお持ちでない方も、最近はキャンピングカーのレンタルもあるので、是非利用してみてください。
新しいwithコロナの時代に、少しでも不安を減らし、旅行を存分に楽しみましょう!