富士山 精進湖

車中泊を利用して、冬にきれいな写真を撮る方法



冬のきれいな写真撮影方法4.冬は「夕暮れ」もきれいに撮れる

夕陽

空気が澄んでいる冬は、夕方の空のグラデーションも他の季節より美しくきれいに感じますよね。

目で見たままの美しさを写真で表現できたら、これほど嬉しいことはありません。

スマートフォンを地上に近い位置から上方向に向けて撮影をしたり、画角内で空の部分をより広く取ることで、夕日の赤〜オレンジ色から深い青までの空の色が変化していく様を、しっかりと1枚の写真の中に捉えることができます。

上の写真では、画角内の下1/3ほどのところまでショッピングモールの建物を入れることで、空のオレンジ色と同色の明るい色合いの部分をプラス。

そうすることで空の色のグラデーションをさらに幅広く感じることができ、上空の青さを一層引き立てています。

冬のきれいな写真撮影方法5.「料理」は雪景色を背景に入れて

料理

料理と景色を一緒に撮るのが難しいと感じることはないでしょうか。

実は料理は背景にぼんやりと景色を映り込ませるだけで、簡単に季節感を出すことが可能なんです。

特に雪の降り積もる日であれば背景が真っ白になりますが、パッと一瞬見ただけで寒さや雪を感じ、冬らしさの演出に役立ちます。

向こう側が景色、という状態での撮影は車内であれば逆光になってしまい手前の料理が真っ黒に映ってしまいます。

この場合は撮影後に写真アプリの加工で「シャドウ」の数値をプラス側に上げていくことで、黒くつぶれてしまった部分を明るくすることができますよ。

コツを押さえて「冬限定の美しい写真」をスマホで気軽に撮影しよう!

富士山3

今回は、フォトグラファーとして活動する筆者が「冬の車中泊の際にきれいな写真を撮るコツやポイント」をいくつかご紹介しました。

季節によって撮影する場所や時間、狙うポイントを多少変える必要がありますが、基本的には景色は水平垂直を守り、広角で撮影することを忘れなければ、初心者であってもある程度きれいに撮影することができます。

寒い季節だからこそ、澄んだ空気の中、透明感のある美しい写真を撮ることが可能になります。

富士五湖周辺などは特に標高も高く気温も下がりますが、防寒具を持参したり暖房設備を整えるなどしっかりと事前準備をし、冬の写真撮影の旅にでかけてみてください。