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知識

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車中泊を利用して、冬にきれいな写真を撮る方法

富士山 精進湖

今まであまり写真を撮ることがなかったという方でも、この数年でカメラ機能のついた高性能なスマートフォンが普及し、撮影した写真を旅先からインターネットを通じて手軽にシェアすることができるようになったことから、写真を撮影する機会がかなり増えたのではないでしょうか。

筆者の周囲にいる、日頃から車中泊旅を楽しんでいる友人・知人たちも、最初からTwitterや InstagramなどのSNSに写真をアップすることを考えて写真を撮影している、という方がとても多くなってきている印象です。

自分が撮影した写真を世界中の人々に見てほしい。

そんな気持ちが、写真撮影の動機付けに繋がっているのかもしれませんね。

そこで今回の記事では、フォトグラファーとして活動する筆者が「車中泊旅を利用した写真撮影のコツ」として、特にこれからの冬の季節にきれいな写真を撮る方法をいくつかご紹介していきたいと思います。

車中泊だからこそ狙うことのできる、「冬限定の美しい写真を撮るためのポイント」や、初心者さんでもわかりやすい「撮影の簡単なコツ」についてお話ししていきます。

これからの季節に素敵な写真を撮りたいと考えている方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。

冬のきれいな写真撮影方法1.雪化粧した富士山を撮影する


「冬といえば雪で白くなった富士山!」という方もいらっしゃるほど、冬に雪化粧をした富士山を撮影しに車中泊旅に出かける方も多いと思います。

そこでまず最初に「冬の富士山撮影」のおすすめ撮影ポイントや車中泊らしい構図など、富士山をきれいに撮影する方法についてご紹介していきたいと思います。

どの撮影についても基本は水平垂直を守り、広角で撮影することを念頭において、以下のポイントと合わせて撮影してみてください。

撮影スポット付近で車中泊し、日の出や日の入り、ダイヤモンド富士を撮影


富士山1

せっかく車中泊をしているのなら、前日夕方頃から早朝に富士山付近に待機し、日の出や日の入りの撮影してみてはいかがでしょうか。

元旦の初日の出などはあちこちの撮影スポットが人でいっぱいになりますが、そこを外せば特に混み合って撮影が難しいということはありません。

車中泊なら、早朝や夕方など特に気温の低くなる時間の撮影でも、撮影に適した時間まで車で暖を取りながら待つことができます。

また場所の選定や時期など難しい撮影にはなりますが、昼間の時間が短くなる「冬至」の前後を狙えば、日の出または日の入りの時刻に、太陽と富士山山頂が重なりあう「ダイヤモンド富士」を狙うことも可能です。

富士山周辺できれいに撮影できるポイント、かつ車中泊ができる場所を事前にピックアップし、天気の良い日を狙って訪れるのがおすすめです。

早朝でなくても!富士五湖付近なら雪化粧した富士山が撮影できる


逆さ富士

早朝や夕方にわざわざ狙って寒い中長時間待機しなくても、天気が良い日に富士五湖付近に向かえば、雪化粧したきれいな富士山をパパッと簡単に撮影することができます。

上の写真は1月中旬の日中、スマートフォンを使って西湖(さいこ)にて撮影した写真です。

この程度の写真であれば、特に難しい技術は必要ありません。

スマートフォンを傾けず水平垂直を守り、広角レンズを使用する(拡大撮影しない)ことで、上のような写真の撮影が可能になります。

ポイントは富士山を中央ではなく、左右どちらかに寄せて撮影すること。

そうすることで富士山と周辺の景色のバランスがよくなり、富士山をより際立たせて雄大な写真を撮影することができます。

富士五湖など水辺の近くでは、場所と時間によって湖面に富士山がきれいに映り込む「逆さ富士」を撮影することもできますよ。

車内から雪景色や富士山を狙う


富士山2

「車中泊ならではの写真を撮りたい!」と考えている方におすすめなのが、車内から富士山を狙って撮影する方法。

車内から富士山を撮影できる位置に車を停めてバックドアやサイドのスライドドアを開け、車内から雪景色や富士山を撮影。

そうすることで、車中泊らしさを簡単に演出することができます。

撮影ポイントとして特におすすめなのが精進湖

「湖の向こう側に富士山」というロケーションながら、湖の近くまで車を乗り入れることが可能です。

特に冬場の平日であれば人もまばらであるため、上のような写真を簡単に撮ることができます。

ただし、富士山撮影のために訪れる方の多い場所ですので、車を停める場所を譲り合ったり、先に撮影している人の迷惑にならないよう撮影ポイントを工夫する、時間を少しおくなど、多少の配慮が必要となります。

冬のきれいな写真撮影方法2.「雪の降り積もる道路」は助手席から撮影


雪の道路

次にご紹介するのは、雪の降り積もる道路の撮影。

当然ですが、大前提として運転中に撮影するのはルール違反です。

走行中の車内から撮影をする場合は、運転を同乗者に変わってもらい、助手席から撮影するようにしてください。

また雪の降り積もる道路に車を停めることは、スタッドレスタイヤであっても注意が必要です。

特に前後に車が走行している時に急に停車することで、事故を誘発してしまう可能性もあります。

以上2点に注意し、助手席にて、スタッドレスやオールシーズンタイヤ、チェーン必須の状態で撮影を楽しみましょう。

上の写真ももちろん助手席からの撮影。

ここまで雪が降り積もっている時には、かなりゆっくりとした速度で走行している場合が多いと思われます。

ゆっくりとした速度であればさほど難しいテクニックは必要はなく、走行中の車の中からフロントガラス越しに撮影するだけでOK(フロントガラスはきれいに掃除しておきましょう)。

この際も、特に拡大等はせず広角側(スマートフォンを立ち上げてそのままの状態、レンズが3つある場合は広角・標準レンズどちらかお好みの方)で撮影をすることで、道路だけではなく周囲の木々まで撮影することができます。

助手席からでも、上の写真のように道の真ん中に立っているかのような写真を撮影することが可能です。

冬のきれいな写真撮影方法3.「イルミネーション」が綺麗に撮れる場所を探して


イルミネーション

冬といえばクリスマスや年末年始などイルミネーションがきれいな季節でもあります。

街中での撮影でも美しい写真を撮影することができますが、郊外のショッピングモールなどでは、自然とイルミネーションを同時に撮影することが可能です。

上の写真は軽井沢駅前にある「軽井沢プリンスショッピングプラザ」。

クリスマスだけでなく、1年を通してライトアップされており、雄大な景色を背景に美しくライトアップされたイルミネーションを撮影することができます。

また車で少し移動した中軽井沢近くの星野エリア(ハルニレテラスが有名)でも、クリスマス時期にライトアップされたイルミネーションが有名。

車旅の最中なら、素敵なイルミネーションを求めて移動しながら撮影を楽しむ、なんて過ごし方もおすすめです。

次のページ⇨ さらに2つ、綺麗に写真を撮る方法を紹介します!

冬のきれいな写真撮影方法4.冬は「夕暮れ」もきれいに撮れる


夕陽

空気が澄んでいる冬は、夕方の空のグラデーションも他の季節より美しくきれいに感じますよね。

目で見たままの美しさを写真で表現できたら、これほど嬉しいことはありません。

スマートフォンを地上に近い位置から上方向に向けて撮影をしたり、画角内で空の部分をより広く取ることで、夕日の赤〜オレンジ色から深い青までの空の色が変化していく様を、しっかりと1枚の写真の中に捉えることができます。

上の写真では、画角内の下1/3ほどのところまでショッピングモールの建物を入れることで、空のオレンジ色と同色の明るい色合いの部分をプラス。

そうすることで空の色のグラデーションをさらに幅広く感じることができ、上空の青さを一層引き立てています。

冬のきれいな写真撮影方法5.「料理」は雪景色を背景に入れて


料理

料理と景色を一緒に撮るのが難しいと感じることはないでしょうか。

実は料理は背景にぼんやりと景色を映り込ませるだけで、簡単に季節感を出すことが可能なんです。

特に雪の降り積もる日であれば背景が真っ白になりますが、パッと一瞬見ただけで寒さや雪を感じ、冬らしさの演出に役立ちます。

向こう側が景色、という状態での撮影は車内であれば逆光になってしまい手前の料理が真っ黒に映ってしまいます。

この場合は撮影後に写真アプリの加工で「シャドウ」の数値をプラス側に上げていくことで、黒くつぶれてしまった部分を明るくすることができますよ。

コツを押さえて「冬限定の美しい写真」をスマホで気軽に撮影しよう!


富士山3

今回は、フォトグラファーとして活動する筆者が「冬の車中泊の際にきれいな写真を撮るコツやポイント」をいくつかご紹介しました。

季節によって撮影する場所や時間、狙うポイントを多少変える必要がありますが、基本的には景色は水平垂直を守り、広角で撮影することを忘れなければ、初心者であってもある程度きれいに撮影することができます。

寒い季節だからこそ、澄んだ空気の中、透明感のある美しい写真を撮ることが可能になります。

富士五湖周辺などは特に標高も高く気温も下がりますが、防寒具を持参したり暖房設備を整えるなどしっかりと事前準備をし、冬の写真撮影の旅にでかけてみてください。

haru.

フリーランスのwebライター&フード専門のフォトグラファーです。 中古35万円で購入したボンゴブローニイバンを夫婦で車中泊仕様にDIYし、夫の休日ごとに「休日バンライフ」を楽しんでいます。 車中泊やバンライフ、キャンピングカーでのおでかけをより楽しくするための情報をお届けしたいと思っています。