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キャンピングカープラザ東京に並んだキャンピングカー

【販売店に聞いてみた!】キャンピングカーを買う人はお金持ち?!年齢層・職業・年収は?



「いつかはキャンピングカーを購入したい」そう夢を描いている方も多いのではないでしょうか。

種類にもよりますが、キャンピングカーの価格は5~600万円のものも多く、中には1,000万円を超えるものもあります。
価格帯だけみると高級車と変わりません。決して安くはない買い物ですよね。

「キャンピングカーを買っている人はお金持ちなのでは?」というイメージをもっていらっしゃる方も多いかもしれません。

実際にどんな人が購入しているのか、キャンピングカーを購入する人の職業や年収は気になるところですよね。

そこで今回は、実際にキャンピングカーの販売店さんにお話をうかがいました。

キャンピングカープラザ東京 木村店長

インタビューに答えてくれたのは、埼玉県入間市にあるキャンピングカープラザ東京・名物店長木村さんです。

こちらのお店ではお求めやすい価格からトップエンドのものまで幅広い車種を扱っています。だからこそ、キャンピングカーの購入のために全国からさまざまな方が訪れているんです。

店長の木村さんはもともとキャンパーで、キャンピングカーが大好きなのだとか。この道30年のベテランなので、今まで対応したお客さまも数えきれないほどいらっしゃいます。

では、さっそくどんな方がキャンピングカーを買っているのかお話を聞いてみましょう。

キャンピングカーは幅広い世代に買われている

Darwin
Q5 外装

キャンピングカーは幅広い年齢層に支持されています。

実際、キャンピングカープラザ東京にいらっしゃった最年長者、最年少者の年齢を聞いてみると、

「最年長は76歳、最年少は24歳だったと思います」

20代から70代まで幅広い年代に愛されていることがわかりますね。

メインの販売層の多くは50代から60代、70代の顧客。シニア層が多いのだそうです。

プラザ東京店内

ファミリー層にも人気があり、30代や40代の方もいらっしゃいます。ちなみに40代よりも30代の方が顧客としては多いのだとか。

「40代の方々はお子さまがちょうど高校受験や大学受験でお金がかかる時期なんですよね。また、そのくらいの年頃のお子さんって外出するといってもついてこないじゃないですか。逆に言うと30代はお子さまがまだ小さいので、子どもと一緒に遊べるうちに買っておこうということでお買い求めになる方が多いですね」

30代は、お子さんとの大切な時間を楽しむためにキャンピングカーを購入する人が多いようです。小さいうちにキャンピングカーで全国を巡ることができたら、子どもたちにとってもよい経験になりますよね。

年代によって目的はさまざまです。例えば50代の方であれば、お子さんが大学を卒業して子どもから手が離れた時期。「今まで奥さんに苦労をかけたから夫婦でどこかまわりたい」という方が多いそうです。

50代というと会社員の黄金期。お給料がもっともよい時期で住宅ローンも終わっている場合があるので、夫婦ふたりのためにお金を使うことができる方もけっこういる年代でしょう。

定年退職して時間ができた60代の方は、「温泉めぐりをしたい」「孫をどこかに連れて行ってあげたい」という思いで購入される方が多いのだとか。

70代の方は、今まで乗っていたキャンピングカーの買い替えでいらっしゃいます。「これが最後の買い物だ」と、フル装備のものを買っていかれる方もいれば、コンパクトなものに買い替える方もいらっしゃるそうです。

お客さまの職業や年収

キャンピングカープラザ東京 木村店長

キャンピングカーを購入する方々にはどういった職業の方がいて、どのくらいの年収の方が購入するのでしょうか。

「年収でいうと、推定ですが400万円から1,200万円、1,300万円くらいだと思います」

日本人の平均年収は503万円(国税庁:令和元年分民間給与実態統計調査)なので、それを考えると意外と手が届くのではと思えますよね。

では、職業別にみるとどのような割合なのでしょうか。

「会社経営者が30%、公務員25%、IT関係の会社員25%、残りの20%がその他の会社員という印象ですね」

共働きで世帯収入が高い方だと、金額を気にするというよりは自分たちの気に入った仕様でいくらになるか尋ねてくることが多いそうです。

金額が高くなってしまっても、せっかくなら納得のいくものが欲しいと思いますよね。また、比較的若い顧客層だとIT関連の会社員や会社経営者の方が多いとのこと。

「経営者の方は会社の福利厚生でと言って購入される方もいるんですよ。今どきの若い人たちはそんな使い方をするんだなと勉強になりましたね」

会社がお休みの日に社員がレジャーでキャンピングカーを使えるのはうれしいですよね。福利厚生のほかにも、移動式の事務所や会社の広報用としての使い方も考えられます。

会社員の方だと、課長や部長などといった年収が高い管理職が多いイメージがありますが、実際のところどうなのでしょうか。

「大手企業の部長さんで年収1,500万円という方もいらっしゃいましたけど、役職というより『好きだから』『欲しいから』という方が多いですよ。本当にお金持っている人で『何が楽しくて車なんかに泊まるんだ』って方は、一泊30万円とかするリゾートホテルに泊まりますよね。そういった方は、お店にはいらっしゃらないです」

キャンピングカーは、ステイタスで買うというより、趣味や嗜好(しこう)にお金をかけるという考え方で買うものということがわかります。

キャンピングカーをどのように使っている人が多いか

キャンピングカー電線なし

キャンピングカーの購入を希望している方は、キャンピングカーで何をしたいと思っているのでしょうか。一例を聞いてみましょう。

「キャンプをしに行きたい」
「車中泊であちこち巡りたい」
「遠方の実家に帰るときに使いたい」
「釣りや天体観測、登山、写真といった趣味でキャンピングカーを使いたい」

キャンプに行きたいという方が多いそうですが、キャンプはしないけど車中泊をして全国を巡りたいと購入する方も多くいるそうです。

また、遠方に実家がある方が帰省をするときの移動手段として使うというのは想像していませんでしたが、言われてみればありそうです。

「遠方の実家に帰省する場合は帰る途中で一泊するんですよね。しかし、例えば一家5人で旅館などに泊まった場合は、それなりに宿泊費がかかってしまう。キャンピングカーであればほとんど宿泊費はかからないし、車内でゆっくり休憩もできるので帰省も楽になります」

かつてワンボックスカーで実家に帰っていたという方は「キャンピングカーを買って途中でゆっくり休めるようになったから身体が楽になった」と話してくれたそうです。

Darwin
Q5 レイアウト

キャンピングカーは自由の旅の象徴。宿泊場所のことを気にすることなく目的地を変えることができますし、時間を気にせずマイペースに旅をすることができるのがなによりのメリットのようです。

また、自分だけのパーソナルスペースでもあるので、まわりの人を気にせず、ゆったりと過ごすことができることも喜ばれている理由のようです。

まとめ

今回の記事では、キャンピングカーを購入している人たちの年齢層や年収・職業などについて、埼玉県入間市にあるキャンピングカープラザ東京・名物店長木村さんにお話をうかがいました。

キャンピングカーは幅広い年代に支持されており、中でもシニア層がいちばん購入されていることがわかりました。

また、職業については会社経営者・公務員・IT関係の会社員が多いものの、肩書に関係なくキャンピングカーが好きという人が購入しているということがわかりました。

【販売店に聞いてみた!】第2弾となる次回の記事では、キャンピングカーの支払い方法について再び木村さんにお話をうかがいます。

ぜひ、そちらもご覧ください。

▼取材にご協力いただいたのはこのお店
電線なし店舗

キャンピングカープラザ東京

埼玉県入間市にあるキャンピングカーの販売店で、新車・中古ともに取り扱っています。名物店長の木村さんはもともとキャンパーで、この道30年のベテラン。

「弊社は、キャンピングカーを購入されたお客さまが10年ぶりに来ても当時のスタッフがいて、気軽に寄って相談できるようなお店を目指しています。」

住所:〒358-0015 埼玉県入間市二本木1281−2
TEL:04-2936-6635
定休日:火曜、第一水曜日
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