安全で快適な車旅をするには、車体&居住スペースのメンテナンスが大切!
長距離を移動する車旅。慣れない土地で車が故障してしまったら、楽しい旅も台無しです。
安全な車旅をするには、ちょっとしたメンテナンスを定期的にしてあげるのは大切!
そこで当記事では、我が家の日頃から行っている『メカニック系のメンテナンス』と、『居住スペースのメンテナンス』をご紹介します。
愛車にあった定期的なメンテナンスで、大きな故障を防ぎましょう。
目次
メカニック系のメンテナンス
車体のメンテナンスはとても大切です。
我が家で日頃から気にかけている箇所は、
・ライト
・タイヤ空気圧
・エンジンオイル
・エンジンクーラント
など。
必要なメンテナンスは、各車によって異なります。まずはそれぞれの車に付いているメンテナンス本をよく読んで、対応するのが1番だそうです。
それでは、上記箇所を個別にみていきたいと思います。
車のライト
ヘッドライト(ハイビーム・ロービーム)、スモールライト、ウィンカー、ブレーキライト、バックライト、ナンバー灯、室内灯など、車のライトはたくさんあります。
それぞれ形状が違っていたりするので、必要な時には注文したり専門店へ出向いて購入しなければなりません。
どこでもすぐに購入できるわけではないので、最低でも1つずつ、電球の予備を用意しておくと安心です。
どのライトもいつ切れるかは分かりません。
切れた状態での走行は、視界が悪くなったり周りにサインを送れないので、危険なのはもちろん、道路交通法違反になるので主要箇所の電球予備は必須です。
エンジンオイル
忘れがちですがエンジンオイルも適正量かの確認が必要です。
車によりますが、古い車では毎日でもエンジンオイルの確認はした方が安心です。新しい車は毎日の確認は必要ないですが、定期的に確認しましょう。
交換頻度はメンテナンス本で確認できるようです。
タイヤの空気圧
タイヤの空気圧は常に気を付けておきたいところです。
特に長距離移動する時には、定期的に空気圧のチェックをしています。
適正タイヤ空気圧は、国産車であれば基本的に運転席のドアを開けた所に、輸入車では、同じく運転席のドアを開けた所か、多くはガソリンを注入する給油口の蓋の裏に記載されています。
また、その車のメンテナンス本にも書いてあるので、常に適正空気圧であるよう忘れずにチェックが必要ですね。
エンジンクーラント
常に適正量入っているかの確認と、冬場は凍らないように冬専用のエンジンクーラントに交換するのも忘れずに。
まだまだメカニックに関しては、たくさんの箇所のメンテナンスが必要ですが、我が家が日頃から気にかけているのは上記などです。
私たちの愛車は特に古いので、走行中は耳を澄ませ異常な音はしていないか、異常な匂いはしないか、常に気を付けています。
普段聞きなれない異常な音がしだすと、だいたいどこかのパーツの寿命が近づいている(末期に近い)と思うので、早急にメンテナンスが必要です。
愛車のそれぞれの部品交換頻度も確認して、故障してしまう前にメンテナンスや交換をする事が大切ですね。
居住スペースのメンテナンス
バンで生活する上で、居住スペースのメンテナンスも欠かせません。
どのような個所のメンテナンスが必要なのか? 普段気にかけている箇所を見ていきたいと思います。
定期的に大掃除
想像以上に車内は汚れるので、定期的に掃除が必要です。
拭いても拭いてもすぐたまる埃、床には砂埃もよく侵入してきます。
棚、窓、テーブル、ティン缶など車内全てのものを定期的に拭かないといけないので、けっこうな大仕事だったりもします。
すべての拭き掃除には、ウエットティッシュが大活躍。毎日拭く場所を決めて、順番に日々掃除をしていくのがおすすめです。
キャンピングカー、バンライフ、車中泊での生活は、『外で暮らしているのと同じようなこと』と思っていた方がいいかもしれません。
ソファクッションはパンパンする
毎日コロコロしていても、ソファクッションも埃被るので定期的に外でパンパンとはたいています。
夏場はソファクッションを外に持ち出して居住スペースを広げているのでその度にパンパンできていいのですが、冬場が大変!
寒い中ドアを全開にしてクッションを外に運び、パンパンはたく。冬場は苦痛な作業に変わります。
そして冬に気を付けておきたいのが次の箇所です。
クッションン周り空気の入れ替え
私たちの車には断熱材が入っていないので、冬場は外との温度差で、車内が結露してしまいます。
特にガラス窓の結露は酷く、カーテンがあるだけでだいぶマシにはなるものの、気づいた時に拭かないとクッションまで濡れてしまいます。
始めは濡れているのに気づかず、クッションにカビが生えていたことがありました…。
それ以降は定期的に濡れていないかの確認と、冬場はクッションが湿気ていることが多いので頻繁に場所を動かし空気を通して湿気を逃しています。
電源が使える場所では、小さなサイズの電気ヒーターがあると、乾燥させたい部分に直接熱を送れてすぐに乾燥できるのでおすすめです。
ルーフテントの防水
ポップアップルーフの生地は防水生地ですが、経年劣化により防水力が次第に弱くなってきました。
防水効果が弱まってからはアウトドア用防水スプレーを定期的に使用していましたが、ついに防水スプレーも効かなくなり、車内で雨漏りするように…。
もうルーフテントごと交換しないといけない状況になってしまいました。
ルーフテントを交換するとなると大掛かりな作業となり時間もお金もかかります。
なのでルーフテントにレインコートをDIYすることに!
防水性のテーブルクロスを8m程購入し、ルーフテントに合わせて適当なサイズにカットします。
強力接着剤でテーブルクロスを屋根の部分に接着し、下はマジックテープを接着します。
マジックテープは数カ所で止めるようにしていたのですが、強風に耐えきれず外れてしまったのですべての面にマジックテープを接着した方が安全です。
雨があまり降らない時期はレインコートを巻き上げて固定できるようにしました。
レインコートを付けてから雨漏りすることもなく、ルーフテントを交換せずに済んだので、もし同じような状況になった際にはDIYで対処するものおすすめです。
テーブルクロスは1m200円程から購入可能なので、接着剤も合わせて3~4千円もあればできてしまうお手頃さ。
ルーフテントを交換となると数十万は必要じゃないかと思うので、かなりリーズナブルに問題解決できました。
冷蔵庫の定期メンテナンス
冷蔵庫はクーラーボックスタイプのシガーソケットで稼働する冷蔵庫を使用しています。
使用していると水が底に溜まるので冷蔵庫も定期的に掃除が必要です。
出てくる水の量が多いので、底には新品のプラスチック製バスマットを購入し、冷蔵庫のサイズに合わせてカットして使用しています。
冷蔵庫の品物が水に浸らなくなるのでかなりおすすめです。
冷蔵庫の掃除は、中の物を全て出したら庫内をキレイに拭き上げて、仕上げにはアルコールスプレーで除菌します。
そして全てのものをまた冷蔵庫に戻すという工程なので、面倒に感じてしまう作業のひとつでもあります。
定期メンテナンスで愛車と長く付き合う
メカニック系のメンテナンスももちろんですが、居住スペースのメンテナンスもバンライフを続ける上ではとても大切です。
それぞれの車によって必要なメンテナンスは違ってくると思います。愛車に合ったメンテナンスを定期的に続けて、長く愛車と付き合っていきたいですね。
故障してしまう前に気づくことができれば、少しの手間で故障を防げるかもしれないので、やはり日頃から常に気をかけていくことも大切だと思います。
長く付き合っていくであろう愛車に愛情たっぷり注いで、楽しい日々を過ごしましょう!