【使って分かった】車中泊に便利なシングルバーナーおすすめ2選
目次
おすすめ1.イワタニプリムス/ウルトラバーナー
ここからは実際に様々なシングルバーナーを使ってきた筆者が選ぶおすすめのシングルバーナーを紹介していきます。
まず1つ目として車中泊にもおすすめのシングルバーナーは「イワタニプリムス/ウルトラバーナー」です。
イワタニプリムスはアウトドア向けのカセットコンロやシングルバーナーも多く販売している会社で保証や厳しい検査なども通過しているため安心して使うことができます。
上記で紹介した単体でも着火が可能な「着火装置」もついているので別でライターなどを用意する必要もありません。
ウルトラバーナーが向いている人はとにかく小さいアイテムがいい、高火力で風に強いシングルバーナーを探している方にとっておすすめと言えます。
ウルトラバーナーの特徴は2つ
・軽量/コンパクトで高火力
・風にも強い
軽量・コンパクトで高火力
画像からもわかるように、非常にコンパクトなのがウルトラバーナーの大きな特徴です。
そのサイズはわずか8cm×9cmという手のひらにも収まるサイズ感です。
とはいえ、3,600kcal/hというシングルバーナーではあまり見ない数値の高火力も嬉しいポイント。
このサイズのシングルバーナーであれば平均して2,600kcalほどのものが多い中、圧倒的なハイパワーといえるでしょう。
たとえば、ウルトラバーナーを使用した実験では約500mlの水を沸騰させるのに3分ほどしかかかりません。
車内での火を使用している時間を短縮することで調理にかかる時間も削減できるでしょう。
また、幅広いなべ底サイズにも対応しているため、2~3人分の料理も作りやすく、車中泊だけでなくキャンプでスープや煮込み料理などを作りたいといった人にもおすすめです。
風にも強い
圧倒的な高火力であるため、多少の風が吹いても火が消えることなく安定して火力を維持することができます。
車中泊中に使用するときは、風がない状態で使用することが多いと思いますが、たとえばオートキャンプ場やRVパークなどで車のすぐ横にテーブルを出して調理を楽しむといったときにも風を気にせず調理が可能です。
注意点:高さが出てしまう
注意点として、ウルトラバーナーはガスを下に取り付けるタイプになるため、使用時の高さに注意する必要があります。
画像で見ても分かるようにガス缶とウルトラバーナー本体を設置すると高さが出てしまうのが分かるかと思います。
そのため、テーブルから天井までの距離があまりないといった場合は注意が必要です。
調理中は目を離さない、天井が熱くなっていないか随時確認するなどと言った対策も必要と言えます。
おすすめ2.イワタニ/ジュニアコンパクトバーナー
車中泊におすすめのシングルバーナーとして二つ目に紹介するのは「イワタニ/ジュニアコンパクトバーナー」です。
筆者が初代のシングルバーナーとして選んだ思い出深いシングルバーナーでもあります。
「ジュニアコンパクトバーナー」は、とりあえずリーズナブルな価格のものを探している、多少サイズが大きくても気にしない方におすすめのアイテムと言えるでしょう。
ジュニアコンパクトバーナーの特徴は2つ
・比較的どこでも燃料が手に入る
・リーズナブルで購入しやすい
比較的どこでも燃料が手に入る
イワタニ/ジュニアコンパクトバーナーの特徴は燃料としてCB缶を使用するといったポイントになります。
上記で紹介したウルトラバーナーはOD缶と言ってホームセンターやアウトドアショップでしか燃料が買えないというポイントがネックになるという人もいるでしょう。
しかし、CB缶であればコンビニやスーパーでも比較的安く購入できるため燃料切れが起きても焦る必要がありません。
筆者も実際にジュニアコンパクトバーナーを選んだ一番のポイントが「使用する燃料が安く手に入る」という点です。
車中泊旅をしていても燃料がなくなった時にコンビニなどですぐに買い足せるのは安心感にもつながります。
どうしてもホームセンターやアウトドアショップがない環境にいくことも考えられるので、そういった場合にはジュニアコンパクトバーナーなら安心というポイントは一つの特徴といえます。
リーズナブルで購入しやすい
また、ジュニアコンパクトバーナーは比較的リーズナブルなポイントもおすすめの理由となります。
車中泊をしようと思っていても道具をそろえるだけで結構な出費になってしまうことも考えられます。
なるべく価格を抑えながらしっかりと安心のメーカーのものを選びたいといったニーズにも対応してくれるのがジュニアコンパクトバーナーの嬉しいポイントです。
注意点:使用中に場所をとる
とはいえ、ジュニアコンパクトバーナーには「場所をとってしまう」という注意点があるので気をつけておきましょう。
画像でも分かるようにシングルバーナーにCB缶を接続するとテーブルの上のスペースを結構とってしまっていることがわかります。
たとえば、車内のテーブルが小さい、調理器具を置くスペースはあまりないといった場合は注意が必要です。
調理器具だけでなく、お皿やコップなどを置くので「思ったよりテーブルの上が狭い」とならないように、設置するシングルバーナーのサイズとテーブルのサイズをしっかりと把握して検討することも重要です。
まとめ:車中泊に最適なシングルバーナーで快適に過ごそう
さまざまなシングルバーナーを使用してきた車中泊歴6年の筆者が厳選したおすすめのシングルバーナー2選を紹介してきました。
車内での調理に必要不可欠なシングルバーナーですが、選び方を失敗してしまうと思ったように車内での調理ができないといったことも起きてしまいます。
そうならないためにも本記事で紹介した車中泊におすすめのシングルバーナーの選び方やポイントを理解して車内での快適な調理ができるようにしてみてください。
また、車内での調理には危険も伴う場合が考えられるため、火の元には充分に注意し、消火剤や消火用の水を用意しておくことも忘れないようにしましょう。