車中泊歴6年が厳選!初心者でも失敗しない必須アイテム10選
目次
初心者必見!車中泊を快適にするアイテム
車中泊が初めての方は「何が本当に必要なのか」分からないことも多いですよね。
私も車中泊を始めたころは、道具の選び方が分からず、購入したものの中には「いらなかったな…」「機能がいまいちだな」と思うことも多くありました。
しかし、日産のNV200バネットを相棒に6年間数え切れないほどの車中泊を重ねる中で、心から「これがあって良かった!」と思えるアイテムが絞られてきました。
そこで今回は、初心者でも安心して車中泊デビューができる必須アイテム10選を厳選してご紹介します。
実際に愛用しているグッズの使い心地や他の類似したものとどう違うかなど、おすすめポイントを詳しくお伝えします。
この記事を読めば、快適な車中泊生活には何が必要なのか、どんなアイテムが最適なのかが理解できるはずです!ぜひ参考にしてみてくださいね。
初めてでも安心!車中泊デビューに必須のアイテムリスト
まずは最初に揃えておきたい車中泊に最低限必要なアイテムを紹介していきます。
それぞれのアイテムの選び方のコツはもちろん、各アイテムの特徴やどういったポイントがおすすめなのかといったポイントを車中泊6年の経験から合わせて紹介します。
大きく分けてカテゴリは下記の4つ。
・快適眠りをサポートする寝具
・食事も楽しい車中泊!調理・キッチンアイテム
・すっきり整理整頓!収納・整理グッズ
・外でもプライバシーを確保!遮光・目隠しアイテム
快適な眠りをサポートする寝具
車中泊用のマットレスや寝袋などの寝具は、様々なメーカーから出ているため何を選べばいいか悩んでいる方も多いでしょう。
筆者も寝具選びでは今までに何回も失敗してきましたが、ようやく納得のいくものに出会えました。
なので、筆者が最もおすすめする寝具を紹介していきます。ぜひ、寝具選びの参考にしてみてください。
1.マットレス:
今までアウトドア用のインフレータブルマットやじゃばらのマットレスなどを車中泊で使用してきましたが、薄さのせいでどうしてもぐっすり眠ることができず悩んでいました。
筆者が腰痛持ちということもあり、アウトドア用のマットレス思い切って手放し硬めのさぶとんタイプのマットレスを導入。
大きさが120cm×68cmあり、2枚並べることで広い就寝スペースを確保できます。(足りない部分はクッションを使用)
基本的に2人での車中泊が多いのですが、肩が当たることもなく朝までぐっすり眠れています。
朝起きた時に感じていた腰痛もなくなり、車中泊での睡眠の質が圧倒的にアップしました。
マットレスは睡眠の質を左右する大切なアイテムなのでアウトドア製品で絞らず、いかに快適に眠れるかと追及するといいでしょう。
【類似品】
2.シュラフ(寝袋):
マットレス同様に今まで様々な寝袋を購入しては「保温性がいまいち」「汚れが目立つ」「生地のすれるカサカサ音が気になる」など、なかなか納得のいくものに出会えていませんでした。
しかし、現在使用しているBearsRockマイナス15度対応の寝袋に出会ってから、車中泊での寝袋の悩みがまるっと解消されました。
現在のBearsRockの寝袋はワイド設計で、中で寝返りを打っても窮屈感が全くありません。
今まで使用していたマミー型のシュラフと大きく異なる点だといえます。
さらに、封筒型のためフルオープンにするだけで、掛け布団や敷布団のように簡単に広げて使えるのもうれしいポイントです。
収納性で言うと今まで使用していたものよりも一回り大きいですが、それでもようやく保温性や使い心地といった部分で理想の寝袋に出会えました。
価格もほかのマイナス15度対応の寝袋と比べても比較的低価格で購入できるのもうれしい特徴です。
食事も楽しい車中泊!調理・キッチンアイテム
車中泊の楽しみの一つに車内での食事を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、調理アイテムも本当に様々な種類があって悩みますよね。
そんなときに購入する際の最終的な判断としておすすめなのは、①家でも使用できるかどうか②コンパクト性、この2つを意識しておくことで車中泊の使用はもちろん、車中泊をしないときでも自宅で便利に使えるので覚えておくといいでしょう。
筆者が今までに車中泊で使用していた調理器具は大小さまざまです。
最初のころは使っていたけど徐々に使わなくなったものも数えきれないほどあります。
ここでは車中泊をする際におすすめの調理アイテムを2つ紹介していきます。
3.ミニガスコンロ:
私のおすすめは「アイリスオーヤマのミニカセットコンロ」です。
今まで使用していた一般的なガスコンロよりも一回り二回りサイズがコンパクトで車内でも場所を取らないのが気に入っています。
とはいえ火力は2.1kwと調理には十分のスペックです。
IHヒーターを使用していた時期もありますが、別でポータブル電源を用意しなければいけない、ポータブル電源の消費が気になって長時間の調理時には向かないなど調理の幅が狭まってしまうことがネックでした。
しかし、カセットコンロであればガス缶を余分に持っていくだけなので負担が少ないのも気にっている理由の一つです。
アウトドアのカセットコンロによっては風に強いとうたっているものも多いですが、車内での調理であればそこまで風に強い必要もありません。
車の外で調理をしたいというときにも風よけを設置すれば十分に調理が可能なのでコンパクトなカセットコンロにして大正解でした。
4.二層鋼グリルパン16cm:
ニトリの二層鋼グリルパン16cmもとてもコンパクトでくっつきにくい素材なので、車中泊の調理では使いやすいアイテムです。
車中泊の調理では自宅のように食器を洗ったりすることができない状況も多く、さっとふき取るだけですぐに汚れが落ちるのは車中泊アイテムを選ぶうえでは大切なポイントにもなります。
さらに、そのまま食卓に出しても違和感のないスタイリッシュさがあるので車内で簡単な調理に挑戦してみたいという方にはおすすめです。
今まで鍋やフライパンなどいろいろな調理器具を用意していましたが、コンロとの相性もよくこれ1つで車中泊に行くことも多いほど愛用しています。
【類似品】
すっきり整理整頓!収納・整理グッズ
車中泊ではいかに車内の荷物を分かりやすく、取り出しやすく収納できるかで車内の快適度が圧倒的に変わります。
衣類ケースやカーゴボックスなど様々な収納ケースを使ってきましたが、その中でも筆者が特におすすめする収納アイテムをここでは紹介していきます。
車内ではストレスフリーで過ごしたいという方はチェックしておくといいでしょう。
5.バスケット:
車中泊では気を抜くとすぐに車内がちらかりがち。
そんな時に役立つのがバスケットです。
ガサガサとものを入れても何となく様になるのがバスケットのいいところ。
雑貨屋さんで見つけるとつい手に取ってしまい合計で3,4個ほど持っていますが、何個あっても困りません。
もちろん、車中泊だけでなく、普段の生活でも使えるので車中泊の収納に迷っている方にはおすすめのアイテムです。
何となく100均で購入した収納ケースの場合「デザインがおしゃれじゃない」「車内の雰囲気にあわない」と気づいたら使わなくなっていたなんてことも多くあります。
そうならないためにも、はじめからお気に入りのバスケットで気分の上がる車中泊を楽しんでみてはいかがでしょうか。
6.吊り下げ収納:
マグネットがくっつく場所であればどこでも設置可能な「無印良品のマグネット式タオルハンガー」も便利です。
車内や車外にさっと取り付けられてタオルや洗濯物を干せるスペースが作れるので車中泊には欠かせないアイテムです。
コスパも良く、洗濯物だけでなく、小物をちょっとかけておきたいときにもぴったり。
【類似品】
外でもプライバシーを確保!遮光・目隠しアイテム
車中泊では車内で着替えをすることも多く、周りからの視線を気にする場面が多くあります。
さらに、夜間は車内で電気をつけると外からは丸見えになってしまうなんてこともあります。
そんな時に持っておくと安心なのが、サンシェードやカーテンなどの目隠しアイテムです。
安全に車中泊を楽しむうえでも欠かせないアイテムといえます。
車中泊に出発する前に用意しておくといいでしょう。
7.サンシェード:
「折りたたみ式のサンシェード」はコンパクトに収納できて、10秒もかからず簡単に取り付けられるのでおすすめです。
車種に合わせて後部座席の窓にもぴったりと固定できるタイプもあるため、車に合わせて用意しておくのもいいでしょう。
ちなみに筆者が使用しているサンシェードはスジガネ入りでへたらないのが特徴のサンシェードです。
4年ほど使用しておりますが、購入時と変わらない形で使用できています。
サンシェードに限らずですが、長年使用することを考えると安くてすぐに使えなくなってしまうものは避けるのがベストです。
もっと快適に!初心者でも取り入れたいプラスアルファアイテム
上記で紹介した必須のアイテムとは別で、「これもあると便利!」といったプラスアルファの道具も紹介していきます。
季節によって車中泊に必要なアイテムは変わってくるので車中泊に出かけるシーズンを考慮してアイテムを見直しておくようにしましょう。
雰囲気作りに最適!リラックスできる照明アイテム
8.LEDランタン:
夜間車内で過ごすときに持っておきたいのがライトやランタンなどの照明器具ですよね。
数多くのアイテムがありますが圧倒的におすすめのランタンは、車内をほどよく明るく照らしてくれる「キャリー・ザ・サン」です。
機能はシンプルで明るさの強弱の2つのモードと点滅モードのみです。
強で30ルーメン、弱で15ルーメンと若干物足りない数字に感じますが、車内で過ごすには十分な明るさです。
本体にソーラーがついているので電池もバッテリーも必要なく、天気のいい日に外に出しておくだけで充電ができます。
使わないときには薄くコンパクトになるので収納スペースを取らないのもおすすめポイントです。
寒暖差対策も万全に!季節に合わせた快適グッズ
最後に、季節に合わせて持っておきたいおすすめのアイテムを紹介していきます。
特に夏場や冬場など、過酷な気温になることも考えられるので車中泊に出かける季節の気温を事前に確認して備えておくといいでしょう。
9.ミニ扇風機:
夏場の暑さ対策には「ニトリの小型扇風機」が役に立ちます。
エアコンがない場合でも扇風機を車内に設置しておくだけで車内の空気が循環し、暑さもやわらぎます。
扇風機のファンの後ろ側に保冷材などを取り付けて、冷風を送るといった使い方もおすすめです。
筆者が使用している扇風機は本体にクリップがついていて、ポールなどに取り付けたり、マグネットで車内に直接固定できたりするので設置場所に困らないといった特徴もあります。
夏場の車中泊を考えているという方はひとつでも持っておくと安心でしょう。
【類似品】
10.湯たんぽ:
冬の寒さ対策には欠かせないのが「湯たんぽ」です。
筆者が長年愛用しているのは直火OKのマルカ湯たんぽ。
毎回温める際にお湯の取り換え作業が必要ないので手間が省けておすすめです。
湯たんぽは車内で過ごしているときに膝の上に置いたり、寝るときには寝袋の中に入れたりして身体を冷やさないためにも重宝しています。
サイズがいろいろあるのですが、車中泊には1.2Lもしくは600ml程度の小型の湯たんぽがいいでしょう。
比較的コンパクトで収納場所に困らないので筆者もこの2サイズを長く愛用しています。
車中泊の必須アイテムを手に入れて快適な車中泊を楽しもう
車中泊歴6年以上の筆者が厳選したおすすめの車中泊必須アイテムを紹介してきました。
初めての車中泊は、何をもっていけばいいのかよくわからない、必要な物のイメージがわかないという方も多いでしょう。
筆者もはじめのころは必須のものが分からず様々な失敗を繰り返してきました。
とはいえ、しっかり準備することで車中泊は思い出に残る楽しい体験になります。
今回紹介した必須アイテムを揃えて、快適で安心な車中泊デビューを楽しんでくださいね。