長く旅を続けるために!キャンピングカーの節電ポイント
キャンピングカーの大きなメリットに、バッテリーを搭載し家庭のように電化製品を使える、という点があります。
最近では災害時の使用を念頭に、給電機能を強化したモデルも見かけます。
しかし蓄えられる電気は有限。
使った分は、なにかしらの手段で補充しなければなりません。
また過放電、つまり使いすぎの状態になってしまうとバッテリーそのものの性能が低下するという性質もあり、電気の使途はなかなか気をつかう部分でもあります。
外部充電のできるオートキャンプ場やRVパークならば充電も容易ですが、1時間○○円といった時間制料金の場合もあり、長旅では予算面でも頭を悩ませることになります。
今回は「なるべく外部充電をしないで旅を長く続ける」ための私の節電ポイントをご紹介します。
キャンピングカーの充電方法
私のキャンピングカーは105Ahサブバッテリーの2台体制で、ルーフに215Wソーラーパネルを搭載しています。
加えて走行充電と外部充電ができます。
この3点セットがキャンピングカーの標準的な充電方法といえるでしょう。
正確に測定したわけではなく公称値になりますが、もっとも効率的なのはやはり外部充電で、1時間あたりの充電量はおよそ20A。
ソーラーパネルでの発電量は、晴天時1時間あたりおよそ6~8Aと聞いています。
走行充電はヘッドライトなどの使用状況にもよりますが、両者の中間くらい。
気候のよい時期に移動を繰り返す旅のスタイルならば、車内照明、テレビ、パソコンやスマートフォンの充電といった日用品はバッテリー残量をほとんど気にせず使える感覚です。
問題は「ひとつの場所に留まる旅」のときや「天候不良」のときです。とりわけ冬季はソーラーパネルがまったく機能しない、なんてことがたびたびあります。
そんなときに心がけているポイントです。
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