渋滞時のトイレ対策に!携帯トイレを試してみた
秋の紅葉シーズン到来!GoToトラベルや、GoToイートを利用した旅行を計画中の方も多いのではないでしょうか。
コロナの影響で、春も夏も満足に出かけられなかった人が多いため、今年の秋は例年より混雑する可能性もあります。
そんな時に心配なのが、渋滞時のトイレ!
緊急時のトイレは男性ももちろんですが、女性にとっては本当に切実な問題です。
そこで今回は、携帯トイレは実際にどうなのか?というところを、女性の私が試してみたので、全力でレポートしたいと思います。
目次
携帯トイレを試してみたい!
車での旅行で避けて通れないのが渋滞です。
何時間もかかる渋滞でトイレを我慢した経験がある方も多いはず。
車中で用を足すのはできれば避けたいですが、間に合わないことを考えれば「携帯トイレ」は念のため用意しておいて損はありません。
また、お子様のいる家族旅行の際にも、子どもの急なトイレに対応できます。
トイレを気にして、水分をとらないのも健康に良くありませんしね。
実は携帯トイレは、防災の面でも以前から気になっていましたが、これまで自宅に食料は備蓄しつつも、トイレについては何の対策もしていませんでした。
災害時に水道が止まった場合、トイレを流すことができません。
公共の仮設トイレは用意されるのに数日かかると言われていますし、物資などが届くまでの間をしのぐ分は必要になると思うのです。
それに仮設トイレが設置されても、長蛇の列に並ぶ可能性もあります。
ですので、今回携帯トイレを検証して、良さそうなら防災用にも多めに備蓄しようと考えています。
携帯トイレはどこで買える?
思い立ったが吉日ということで、携帯トイレを探しに近所の100円ショップへ。
すぐに見つかるだろう、そう思っていましたが、甘かった!なかなか見つけることができませんでした。
そのため、何日かかけていくつかの店をまわることに……。
旅行前にすぐ欲しい!と思っても手に入らないおそれがあるため、気になる方は早めに買っておくことをおすすめします。
携帯トイレ探し1軒目:近所のセリア
まずは近所のセリアへ。
スーパーに併設しており、フロアの一角にある小さい店舗です。
店内をくまなく探しましたが携帯トイレは置いておらず。
小さい店舗なので仕方ないかな、と思い次へ向かいます。
携帯トイレ探し2軒目:近所のダイソー
こちらはワンフロア全てダイソーという広い店舗。
品ぞろえも豊富なため、携帯トイレも数種類ありそうです!
多くの場合、旅行用品コーナーにあるとのことなので、そこを目指します。
あったーーーー!!!
表記は「携帯用ミニトイレ」。
旅行用品コーナーの端に並んでいて、種類は一種類のみでした。
1つで1回分。男女兼用で、容量は約300ccと表示されています。
まずはお試しで、こちらを1つ購入。
自宅で開けてみると、中身はこんな感じ。
白い袋の中には高分子吸収剤という白い粉が入っていて、用を足したら固まる仕組みになっています。
使用後は黒い袋に入れて捨てます。廃棄の方法は自治体により異なりますので、確認が必要です。
携帯トイレ探し3軒目 :少し離れたダイソーへ
もっと他の種類も試してみたい!ということで、別のダイソーにも立ち寄ってみました。
ダイソーとしては中サイズの、広くも狭くもない店舗です。
こちらも旅行用品コーナーに、今度は2種類ありました!
1つ目のダイソーで買った同じものと、もう1つは違うパッケージのもの。
裏の説明書きによると、中身は同じタイプのようですが、一応購入。
開けてみたら中身は最初のダイソーと全く同じものでした。
よくよく見ると製造元の会社も同じ。
これでは、携帯トイレを比較したい!という想いが達成されません。
というわけで、携帯トイレ探しの旅は続きます。
携帯トイレ探し4軒目 :ドン・キホーテ
4軒目は趣向を変えて、ドン・キホーテへ。
こちらは車用品コーナーにありました。
値段は100均より少しお高めの398円(税別)で3枚入り。
「恥ずかしさ防止の前掛けシート付き」とのこと。これは気になる。
ドンキの携帯トイレも自宅で開封。
タイプは100均の携帯トイレと同じですが、袋は水色。
容量が600ccで、ダイソーの倍あります。
トイレを我慢した時ってたくさん出るから、安心感がありそう!
ただ、使用後に入れるゴミ袋は白く、中身が見えないかちょっと心配です。
気になる黒い「前掛けシート」はエプロン状になっており、無いよりは良いかなという感じ。
直射日光が当たると透けるくらいの薄さで、車内に大きめのバスタオルなどがあれば、バスタオルの方が良いかなとも思います。
携帯トイレを自宅で試してみた
あらかじめ試してみなければ、焦っている緊急時の車内や災害時にも使えないと思います。
ということで、さっそく2種類を試してみることに。
左側がダイソーの2つ、右側がドン・キホーテで買った携帯トイレです。
比べてみるとドンキの方が幅広で、水分を吸収する凝固剤が多く入っています。
袋の受け口の形状も違うのが特徴で、ダイソーは大きく、ドンキは浅め。
ダイソーの場合、男性はそのまま使え、女性は受け口を折って使うようです。
「受け口が小さいし、ふにゃふにゃしていてこぼしそう」と不安になったものの、実際に使用してみると、こぼさずにできました。
上の写真は撮影用に300ccの水を入れたもの。
だいたい袋の半分くらいの容量で、粉が溶けてやわらかいゼリー状になりました。
上部のジッパーを止めておけば、傾けてもこぼれる心配はありません。
最初は不安になりましたが「意外と使える!」というのが率直な感想です。
一方ドンキの携帯トイレは、折り曲げずに女性でもこのまま使えます。
使ってみた感想は、受け口が硬くしっかりしていることや、幅が広いことでダイソーよりも少し安心感がある。
ダイソーが300ccという容量なのに対して、ドンキが600ccというのも安心できます。
こちらも撮影用は水で。思い切って500cc注いでみたらパンパンになりました。
さすが容量が多いだけあって固まるスピードも心なしか早かった。
こちらもジッパー付きのため、こぼれる心配はありません。
2つを袋に入れた状態がこちら。
中身まで見えないとは言え、ドンキの白い袋は少し恥ずかしいような……。
外袋はダイソーの黒の方が好み。
ただ、どちらも機能的には充分で、緊急時の備えとして車に常備しておきたいと思いました。
携帯トイレを試してみて実感したこと
結果として、渋滞でトイレが必要な時用としては、このような携帯トイレで十分だと思います。
女性の場合は慣れも必要なので、1回は家で使っておくと少し抵抗感を減らせると思いますよ。
そして、携帯トイレを常備するなら、一緒に紙とウェットティッシュも用意しておきましょう。
紙は使用後にふくため、ウェットティッシュは万が一手が汚れてもふけるようにです。
加えて目隠し用に濃い色のバスタオルがあると良いかなと思います。
防災用としても使えますが、今回使用したものは小専用なため、大はどうするのか、という問題もクリアする必要がありそうです。
ですが一番は、トイレを我慢しすぎないこと、これにつきます。
混雑時期は我慢せず、行きたくなる前にトイレを利用し楽しい旅行にしましょう。