忖度なし!使ってみて分かった車中泊に最適なポータブル電源【BLUETTI・EB55とEB70Sを徹底比較】

ポータブル電源比較!あなたにおすすめなのはどっち?!
車中泊用のポータブル電源を探しているけど、メーカーや種類が多くてよく分からない。
安全性が高いと言われているBLUETTIの製品の中でも、同じようなコンパクト性をもつEB55とEB70Sがどう違うのか詳しく知りたい。
そこで本記事では車中泊歴5年の筆者が2つのポータブル電源「BLUETTI EB55」と「EB70S」を、実際に使用しながら車中泊になぜおすすめなのかというポイントで紹介していきます。
EB55にしようか、EB70Sにしようか迷っているという方はぜひ参考にしてみてください。
最後まで読めばご自身に合ったポータブル電源の選び方が分かるでしょう。
BLUETTIとは?

BLUETTIは2009年に「パワーオークグループ」が中国で作ったポータブル電源のブランド。
パワーオークグループは発明特許やソフトウェアの著作権などを多数保有しており、蓄電池関連では世界でもトップクラスの技術を誇ると言われています。
そんなBLUETTIから発売されているポータブル電源は小型のものから大容量、防災やアウトドア用など幅広いシーンに対応しています。
現在BLUETTIで販売されているポータブル電源はすべて安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しているのも人気の理由のひとつと言えるでしょう。
では、そんなBLUETTIから発売されている小型のポータブル電源の「EB55」と「EB70S」。
ここからは実際にこの二つのポータブル電源の特徴をみていきましょう。
次のページ▷▷▷【2つのポータブル電源の使用感、性能を比較していきます!】
BLUETTI・EB55ポータブル電源

はじめにBLUETTI・EB55の特徴を紹介していきます。
EB55は電気容量が537Wh、定格出力が700Wのポータブル電源です。
合計13口の出力ポートを搭載しており、複数台のデバイスを同時に使うことも可能です。
複数のスマホやデジカメなどの充電ができる電気容量を持ちながら、扇風機や電気毛布なども使用可能。
1泊程度のキャンプや車中泊にちょうどいい容量で、初めてポータブル電源を使う方の入門モデルとしても選ばれています。
筆者が最初の1台に選んだポータブル電源も「EB55」です。
コンパクトさと軽量さに惹かれて購入しました。
電気容量:537Wh
価格(税込):59,980円
定格出力:700W(瞬間最大:1400W)
出力ポート:AC×4、USB-A×4、USB-C×1、DC×2、ワイヤレス充電×1、シガーソケット×1
重量:約7.5kg
サイズ:約27.5×19×19.5cm
BLUETTI・EB70Sポータブル電源

冬場の電気ヒーターを使用することを考えてもう少し容量が欲しいと、筆者が2代目に選んだのが「EB70S」。
電気容量716Wh、定格出力800Wのポータブル電源です。
合計12口の出力ポートがあり、USB-Cポート2口やワイヤレス充電も搭載しています。
電気毛布や電気ヒーターを長時間使用することを考えると充分の大容量バッテリーといえるでしょう。
EB55には背面についていたLEDライトが前面に設計され、使いやすさが向上。
アウトドアだけでなく、工具の使用を想定したDIY作業やさらには災害時の備えとしても安心の容量を備えたモデルです。
電気容量:716Wh
価格:(税込) 79,800円
定格出力:800W(瞬間最大:1400W)
出力ポート:AC×4、USB-A×2、USB-C×2、DC×2、ワイヤレス充電×1、シガーソケット×1
重量:約9.7kg
サイズ:約32×21.7×22.2cm
EB55とEB70Sの特徴を比較してみた

上記で「EB55」と「EB70S」の主な特徴を紹介してきました。
ここからは実際に筆者が2つのポータブル電源を実際に比較しながらみていきます。
比較して気づいたポイントはこちら
・サイズ感はEB55の方が一回りコンパクト
・EB70Sの方が約2.5キロ重い
・ポートの違いは要チェック
・出力はほぼ同じ
・容量はEB70Sが約200Wh大きい
サイズ感はEB55の方が一回りコンパクト

写真でも分かるようにEB55の方がEB70Sと比べると一回りコンパクトな設計となっております。
容量が大きい分「EB70S」の方がサイズ的にも大きくなってしまうのはしょうがないのかも知れませんね。
とはいえこのサイズ感で筆者は痛恨のミスをしてしまいました・・・。
下記の写真のようにポータブル電源を設置するスペースを車内に確保していたのですが、「EB55」は入るものの、「EB70S」は入りませんでした。

しっかりと高さを測ったつもりでしたが、「EB70S」は高さが高すぎて収まりませんでした。
ポータブル電源を車中泊仕様車に置く際の設置場所はしっかりと確認しておくといいでしょう。
置き場所を今後考えながら使用してみます。
EB70Sの方が約2.5kg重い

サイズと同じく重要なのがポータブル電源の重量。
あまりに重いものは持ち運ぶ際に負担になることも考えられます。
「EB55」と「EB70S」は約2.5kgの違いはありますが、どちらも片手で持てる重量です。
車中泊なので長時間持って運ぶということはあまりありませんが、車中泊の際に家から運ぶときに重さは許容範囲かどうかも意識しておくといいでしょう。
ポートの違いは要チェック

「EB55」と「EB70S」の出力ポートには比較的大きな違いがあります。
EB55はUSB-Aポートが4つ、USB-Cポートが1つに対してEB70SはUSB-Aポートが2つ、USB-Cポートが2つとなっています。
そのため、車中泊中に使用したい電化製品の給電方法をよく確認しておくといいでしょう。
従来のUSB-Aポートでの充電機器が多い場合はEB55、高速充電にも対応するUSB-Cで充電する機器が多いという場合はEB70Sの方が使い勝手がよさそうです。
出力はほぼ同じ

「EB55」の出力は700Wh、「EB70S」は800Whと数字的には100Whほど差がありますが、使用した感じでいうとそこまで差はないように感じました。
試しにIHヒーター(最大火力800Wh)で実験をしましたが、どちらも最大720~750Whの表示で安定して電力の出力が出ていました。(ともに最大出力は1400Wh)
約500mlのお湯が沸く時間もおおよそ2分程度と同じくらいの時間がかかりました。
使用する家電にもよるのかも知れませんが、出力はそんなに変わらないのかな、という印象です。
容量はEB70Sの方が200Wh大きい

出力電力に差はあまりないものの、「EB55」と「EB70S」には電気容量で約200Whの違いがあります。
この200Whとは「理論上、200Wの家電製品を1時間使える程度の差」となります。
スマホの充電(約20W)であれば充電できる回数は10回以上の差があったり、電気毛布(約30W)の使用でも約6時間以上の差が出たりと使用する家電によっては差を感じることもあります。
ここまで「EB55」と「EB70S」を使用しながら気づいたポイントについて紹介してきました。
最後に選ぶ際の注意点もいくつか見つけたので紹介していきます。
BLUETTI・EB55とEB70Sを使って気づいた注意ポイント

上記ではそれぞれのポータブル電源の特徴について紹介してきました。
最後に使ってみて気づいた注意点もいくつかあったので紹介します。
「EB55」と「EB70S」の注意点とは
・満充電までの時間に違い
・値段の差が約1万円
それぞれ詳しく解説します。
満充電までの時間に違い

それぞれ付属の充電アダプターがあるのですが、その性能が異なるという点については注意が必要になります。
「EB55」に付属している充電用のアダプターは「90WのACアダプター」、一方「EB70S」に付属の充電用アダプターは「200Wの高速充電に対応のアダプター」となります。
出力が90Wと200W異なるため、充電速度にも違いが出てきます。
EB55は付属のACアダプターで充電するとフル充電までは約6.5時間、EB70Sは付属の高速充電が可能なACアダプターを使用すれば約3.7時間とその差は歴然。
ただし、EB55の充電速度を上げたいといった場合でも、別売りの高速充電が可能なACアダプターやソーラーパネルを併用して充電する「デュアル急速充電」にも対応しているので充電時間がネックという方は別売りオプションの選択もありですね。
もちろんEB70Sもソーラーパネルからの充電も可能です。
値段の差は約1万円

「EB55」と「EB70S」の注意点の2つ目は価格が「約1万円異なる」といったポイントです。
コンパクト性や使いやすさには大きな差はないものの、約1万円の差で高速充電可能なACアダプター(10,800円税込)みが付属していたり、バッテリー容量も「EB70S」の方が200Whアップなのはメリットにもなるかと思います。
筆者もEB50では少し容量的に物足りなかったため、EB70Sを購入しました。
その差約1万円程度であれば最初からEB70Sという選択もありだったな、と感じています。
EB55/EB70Sはコンパクトながら高出力で車中泊を快適にしてくれる

BLUETTI・EB50とEB70Sの違いや特徴について紹介してきました。
ポータブル電源はさまざまなメーカーから販売されていて「何を選べばいいのか分からない」「機能がいまいちよく分からない」という方も多いはずです。
とはいえ、車中泊はポータブル電源があるかないかで快適さが圧倒的に変わります。
筆者もポータブル電源を導入してから電化製品を躊躇なく車中泊でも使えるようになりました。
今ではIHヒーターや電気毛布と使うときにポータブル電源は欠かせないアイテムとなっています。
車中泊で使うポータブル電源を悩んでいた方のポータブル電源の選び方、自分にあったポータブル電源の見つけ方の参考になれば幸いです。