【裏技?】夏の置き土産?カーディーラーに聞いたキャンピングカーに付いてしまった虫の簡単な除去方法はコレ!
夏を一緒に楽しんだキャンピングカー。
あちこち出かけた夏の思い出とともに、残っているがボディーの汚れです。
中でも夏場に特有なのが「虫」。
読者の皆さんの愛車にも気付かぬうちにたくさん付いてしまっているかもしれません。
本記事では、長時間かけて車を磨き上げる気力も根性もない筆者が実践している虫の除去方法を紹介したいと思います。
この方法なら強く擦ることなく、簡単に虫を除去することができるはず!
固有の汚れに最適なクリーナーはなんだ!?
正直、車を長時間かけて磨きあげるだけの気力も根性もない筆者。
できるだけスムーズにボディーに付着した汚れを落としたい派です。
そこで、カーディーラーに勤める知人に「てっとり早く虫や汚れを除去できる洗剤はズバリなにか」を聞いてみました。
友人いわく、簡単に汚れを落としたいなら「エンジンクリーナー」がお勧めだそうです。
車に使用するクリーナー類はおおまかに2種類。
エンジンクリーナーとパーツクリーナーです。
パーツクリーナーをさらにパーツクリーナーとブレーキクリーナーに分類することもあります。
ちなみに、パーツクリーナーやブレーキクリーナーは主に石油系溶剤で、使用部位が限られていますのでご注意ください。
それに比べて高アルカリ性のエンジンクリーナーは、擦らず汚れが取れて、車体の塗装などへの影響が少ないとのこと。
業務用がメインではありますが、容量の小さな物も市販で購入できます。
スプレー式や泡タイプなど種類がありますが、筆者が使用しているのはスプレー式の液体タイプ。
本来の使用用途は、エンジンルーム内の洗浄やタイヤ・工具のメンテナンスなどに使用するものです。
油汚れに強い為、床タイルなどにも使用されます。
ただし、車体の汚れ落とし剤として使うのは、メーカーの推奨する「用途以外には使用しないでください」の表記に反するので、自己責任で行ってください。
さっそくエンジンクリーナーを使用した洗車にチャレンジしてみる
まずは、通常の洗車を行ないます。
洗車の基本手順は下記の通りです。皆さん経験済みだとは思いますが、今一度ご確認ください。
1. 水洗い
a. ボディー全体に水をかけて、目立つ汚れや砂埃を洗い流します。
2. シャンプー洗車
a. カーシャンプーを使用して洗車していきます。
3. 固有の汚れの除去
a. カーシャンプーでは落としきれない鉄粉などを専用クリーナーで除去します。
4. 拭き取り
a. 洗い落とした汚れやシャンプーの残りを水で流した後、水分が残らないようウエスで拭き取ります。
上記手順の3の固有の汚れ除去の工程で、虫の死骸や汚れの気になる部分にエンジンクリーナーをひと吹き。
液体タイプを使用していますので、液ダレが起こりますので噴霧後手早く拭き取ります。
この際に強く擦る必要はありません。
軽く拭き取るだけで簡単に気になる虫の死骸や汚れを除去することができます。
窓ガラスにも虫が付着することが多々ありますが、エンジンクリーナーはガラス面には使用できませんのでご注意ください。
筆者は素手で作業していますが、ビニール手袋を着用することをお勧めします。
ガラス面の近くなどでは直接噴射ではなく、いったん布に適量を噴霧してから拭き取る方法が最適です。
その後4の工程で水洗いをして、シャンプーやエンジンクリーナーなどをしっかり洗い流します。
いつもの洗車の工程にワンステッププラスするだけで、簡単にこびり付いた虫汚れもスッキリします。
作業を見ていた兄が、あまりにも簡単に汚れが落ちるので、塗装や車体の痛みを心配していましたが、これは車のプロであるディーラースタッフも行っている方法。
もちろん使用用途外であることには間違いないので不安のある方や不信に思う方には推奨しません。
虫取り専用クリーナーも多種販売されていますので、そちらのご使用をお勧めします。
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