ogawaカーサイドシェルターで、開放的なプライベート空間を拡張!
今年初めにogawaの「カーサイドシェルター」を購入したのですが、コロナの影響でなかなか出番がなく、試し張りすることもないまま、先日やっと初めて袋から出すことになりました。
人生で初めてのカーサイドシェルターに私たちはあたふた。それに加えて、当日は風も強くて途方に暮れていたら、お隣のキャンパーさんが助けてくださり、なんとかシェルターを張ることができました。
初回こそそんなエピソードもありましたが、慣れてしまえば取り付け方法は非常にシンプル。
開放的なプライベート空間が手に入り、キャンプ時の過ごし方にもっと幅が広がりそうです!
組み立て方法や使用した感想、買い足したアイテムなどをご紹介します。
目次
ogawaカーサイドシェルターについて
私たちが購入したogawaカーサイドシェルターは、「いつも車にのせておきたい」をコンセプトに作られただけあって、とても軽くてコンパクトです。
収納サイズは68×18×18cm。
袋の中には、メインのシェルター、ポールが2本。付属品は、シェルター用吸盤フック2個、ハンマー、スチールピン(ペグ)7本、アンカーバッグです。
アンカーバッグが入っているので、ペグを使用できない舗装された駐車場でも、石や砂、ペットボトルなどのおもしを入れて、簡易的にシェルターを設営できます。
また、総重量が4.2kgと軽いので、車内ではベッドの木製スプリングの梁を利用し、バンジーロープで吊り下げています。
これが、意外とデッドスペースの活用になっております。
ogawaカーサイドシェルターを組み立てる
ポールの先が曲がっている方が上部です。
まず、シェルターを広げ、組み立てたポールを袋状のスリーブに通します。
次に、ポールの上部をテープポケットに差し込みます(2か所)。
そして、ポールの下部に、幕裾のクリップピンを引っ張りながら差し込みます(2か所)。
さらに、シェルターをピンと張るためのフックを左右6箇所ポールに取り付けます。これで、組み立ては完成!
次は車体に取り付けていきます。
ogawaカーサイドシェルターを車体に装着する
このシェルターの高さは210cm。全高170~200cmの車両に適しているタイプです。
本来は、上の写真のように、車体の天井に吸盤で取り付けるのですが、我が家のDUCATOベースのキャンピングカーの場合、全高が260cmあり、天井には取り付けられません。
そこで、天井ではなく、側面に吸盤で取り付けることにしました。
車に吸盤を取り付ける場所を決めたら、固定用テープ穴に通して吸盤のネジで固定します。このネジは締めることによってドンドン真空状態になり、強力に貼りつきます。※耐重量:12kg
念のため、しっかりと固定されているかどうか、引っ張って再確認しましょう!
右側の吸盤は、運転席側のドアに固定。
左側の吸盤は、スライドドアが開いた状態で取り付けました。
装着するとこんな感じ!あとは、カーサイドシェルターをピンペグやアンカーバッグで地面に固定して完了です。
ちなみに、上の写真はカーサイドシェルターの両側側面にある出入り口を閉じた状態。
両側側面にある出入り口は、巻き上げて固定することもできます。
側面に装着しているため、上部に隙間が開いています。
シェルターの内部
こちらは、シェルターの内側から車を見た様子です。
スライドドアを開けた状態で設置したので、車内を行き来できます。車の網戸を締めておけば、虫の侵入も心配ありません。
その反面、スライドドアの開閉はできなくなってしまったので、夜間は暗くなる前に取り外す必要があります。そのあたりが少し不便ですね。
天井に装着できる車両であれば、設置したままドアの開閉ができるので不便はなさそうです。
奥行きは、約255cm。出入り口は、約200cmです。
シャルター内にヘリノックスの椅子(チェアホーム)とテーブル(タクティカルM)を2個を並べてみました。
2人で使うのであればかなりゆったりとした空間です。プライベート感が得られて、コーヒーを飲んでいるだけでも、十分にくつろげますよ。
幕が付いているメッシュ窓を開けると、開放感が倍増!ファスナーで簡単に開閉できます。
買い足したもの
YouTubeなどを見ていたら、カーサイドシェルター用のポールを2本準備すると、車両がなくても自立型で設営できるのを知りました。なんでも試したくなるささき夫婦。すぐにネットで必要なものを注文しました。
必要なのは以下の3点。これがあれば設営できるようです。
・伸縮アルミタープポール×2本(Φ32㎜)
・アルミ自在金具
・蓄光反射ガイドロープ(20m)
今回選んだポールは『村の鍛冶屋』の製品で、他社の製品と比べ、安くて質が良いとのこと。3本構成で185㎝から215㎝の高さ調整ができます。
ロープの脱落防止のため、先端部分についているゴム製のエンドロックは、「貫通の穴」と「非貫通の穴」が開いており、用途に応じて利用できます。
その他にも気になったアイテムを追加で購入したので紹介します。
・タープ用吸盤フック(耐荷重12kg)
ogawaカーサイドシェルターには、固定用テープ穴が上部2個の他に、左右に3個ずつあります。風が強い時に、補強のため利用したいと思い購入しました。
ホームセンターで売られている吸盤フックは比較的安価ですが、耐荷重が低いものが多いので流用する場合は確認が必要です。
・ステンレスフック付きのちょこっとバンド
両側にS字フックがついており、短いゴムロープで作られています。テントの通気やスカートの乾燥など、様々な用途で使われているようです。
DUCATOの場合、天井に取り付けができないので、スライドドア部にひっかけるなど、補強固定用として用いることができます。
また、上記に加えて、ペグ専用の真鍮ヘッドハンマーも購入しました。
初めてカーサイドテープを設営した時、持っていた附属のハンマーはとても軽く、ペグを打つのも一苦労でした。
硬い地盤に打つ際、何度も勢いよく打ち込む必要があるのですが、ペグからハンマーが外れてしまい、思いきり手を打つことに……。
リアゲートにも取り付け!
昼夜の常設ができるように、今回、リアゲードへの取り付けも試してみました!
偶然、車幅にピッタリのサイズだったので、フリーサイトのオートキャンプ場ではこれで常設できそうです。
夜間も楽しめるので今から楽しみです。
まとめ
夫婦2人とも人生で初めてシェルターを張ってみました。風も強く、飛ばされそうになりながらのシェルター張りは、翌日には上半身が筋肉痛に……。
説明書を見ながらの作業で30分くらいかかってしまいましたが、コツがわかったので、次は10分ほどで設営できそうです。
少し手間はかかりますが、朝食一つを取っても各段にキャンプの楽しさが増えるので、次回からもっと活用したいと思います。
シェルターは、DUCATOで使用する場合、DAYキャンプではスライドドア部に、宿泊のキャンプではリアゲート部に、フリーサイトではポールによる自立型と、張り方には3種類のバリエーションがあります。
各社から販売されているので、皆さまもカーサイドシェルターを活用してみてはいかがでしょうか。