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自宅を引き払って車上生活する58歳。網戸なしシンプル虫対策のおすすめグッズ

網戸なしシンプル虫対策のおすすめグッズ

9月に入っても、まだまだ真夏のような暑さが続いていますね。

今年も残暑が厳しくなりそうな予感です。

そんな中での車中泊で気になるのが「虫」。

蝶々やカブトムシなら歓迎ですが、ハチや蚊、ハエ、そしてゴキブリは車内で出くわしたくない代表格です。

でも、網戸を付けるのが面倒だったり、車の構造上付けられなかったりするケースも。

今回は、そんな「網戸なし派」でも簡単にできる、シンプルで効果的な虫対策グッズをご紹介します。

【虫対策】蚊帳とか、蛾除けなくてもけっこう大丈夫?


車中泊の様子

車上生活をしている58歳の寅造です。

虫は嫌いではないのですが、やはりハチは怖いし、蚊に刺されればかゆいし、ハエやゴキブリは嫌いです。

それでも、夏場の車中泊は「ドア全開で開けっ放し」で寝ていることがほとんど。

実は、車用の網戸(ネット)すら付けていません。

もちろん、そんなスタイルだと当然、虫さんはやってきます。

街中でも海でも山でも関係なく、容赦なく侵入してくるんですよね。

何はなくても蚊取り線香が最強


車中泊の様子

夏の車中泊で、どうしても避けたい虫といえばやっぱり「蚊」です。

暑くて寝苦しい中、やっと眠りに落ちかけた頃に「プ~ン」って羽音。

肌の出ている部分を刺されまくり、とても眠ってなんていられません。

そんな中、寅造の対策はシンプルです。

蚊取り皿

メインは昔ながらの「蚊取り線香」です。

一般的な蚊取り線香を、吊り下げタイプのホルダーに入れて使用しています。

ホルダーは2つ使っています。

【理由】
・1つ目を夕方に点火。寝る頃に半分くらい燃え尽きます。
・2つ目を寝る直前に点火。これで明け方までしっかり防御。


蚊取り線香が消えると、奴ら(蚊)がすぐにやってくるんです。

とくに蚊が元気だったり多かったりすると、2つ同時に炊くこともあります。

長時間タイプや、効果の強いタイプもありますが、寅造はコンビニやドラッグストアで手軽に入手できるノーマル線香を愛用しています。

また、吊り下げホルダーは、腰に下げて使うこともできるので便利です。

【金鳥の渦巻蚊取り線香 10巻】


【吊り下げ蚊取り線香皿】

虫よけスプレー


使用している虫よけスプレー

蚊取り線香で車内の対策は大丈夫ですが、トイレに行くときや外での作業時には、虫よけスプレーがあると安心です。

短時間であれば、十分効果を感じられます。

ただし、長時間外にいるときには、吊り下げ蚊取り線香ホルダーの併用がおすすめですね。

最近使っている虫よけスプレーは、KINCHOの「プレシャワーDF(ハーブの香り)」。

「ハッカ油」配合でスースーし、香りも爽やかでお気に入りです。


その他


年に何回か、「ゴキブリが来なくなるスプレー」を車内に散布しています。

とくに気をつけているのが、ドア周りや窓周辺。外と繋がる部分に重点的に吹きかけています。

その他は、特別な対策は何もしていません。

やっぱり一番の対策は「車内を清潔に保つこと」だと考えています。

車内で調理したり食事すると、こぼすんですよね。

ちなみに、車内にゴキブリが出たことはありません。

蚊帳(かや)や蛾除けグッズは使っていないので、夜は灯りに集まる虫たちもやってきますが、そこは「気にしないのが一番」と諦めています。

なぜなら、設置が面倒だし、装備(荷物)も増やしたくないからです。


まとめ


「対策してないじゃないか」と言われそうですが、実は、車中泊の場所選びには気をつけています。

たとえば、先日の東北車中泊旅でのこと。

三陸の海辺で車中泊した際、珍しくハエが車内に入ってきてなかなかのストレスに。

翌朝、車の後ろを確認すると、そこには釣り人が捨てた魚の死骸と、群がる大量のハエさんたちを発見。

夜だったので気がつきませんでしたが、「虫が寄ってくる原因が近くにないかどうか」は非常に重要だと実感しました。

ヤブや植え込み、水たまりなど虫が発生しやすい場所の近くは避けるのが大切です。

なるべく装備を増やしたくないので、こうした場所選びの工夫が防御策になっています。

ちなみに三陸のハエさんは一匹だけ追い出せなくて、東京まで一緒に移動しました。

二代目穴熊寅造

趣味の週末車中泊旅&キャンプをこじらせて2023年4月13日にアパートを引き払い、車上生活メインの暮らしにシフト。車中泊で行った知らない街での呑み歩き、浜辺や河原でのアウトドア呑みを楽しみながら、おもに関東をフラフラしています。DIYやガチキャンプは苦手ですが、少しづつチャレンジしようかと画策中。