検証!スタンレーボトルはやっぱり優秀だった
家を断捨離してキャンピングカーで暮らす、ガタガタGOGO・むっちゃんです。
世の中の情勢もあって、現在は旅することもできず、また夏も近づき高温の日が続いているのですが、私たちのキャンピングカーライフ(#キャンライフ)は快適そのものです。
というのも、実はうちには暑さを乗り切るための最強&最高のアイテムがあるのです。
それが今回ご紹介する、暑い季節に特に注目して欲しい“スタンレーボトル”です。
比較的安価に購入出来るし、特別な電源も必要ありません。
BBQの買い出しをする際に氷を買って、このボトルに入れておけばとても長い時間、キンキンのまま氷を保存できるのです。
スタンレーの商品紹介
・スタンレー最大の魅力…電源等不要で氷が保てる
・保冷効力…24時間・氷4日
・保温効果…18時間
・容量…1.89L
・サイズ…高さ295mm×幅150mm
・空の時の重量
スタンレーは1913年、ウィリアム・スタンレーJr.が真空断熱技術とスチールの頑強さを融合し、発明した一本のボトルです。
100年を超える歴史があり、今も世界中で愛されている、真空スチールボトルの原型です。
スチール真空ボトルは日常生活、作業場、そしてアウトドアに、必要不可欠なアイテムとなりました。
一杯で、あなたの一日をより豊かに彩りたいと、スタンレーは願っています。
スタンレージャパンHPより
持った感じの感触
取っ手に滑り止めなどはありませんが、手のひらにとてもフィットします。このフィット感のおかげで、片手でも危なげなく、楽々注げます。
このように、取っ手と本体の間に手を入れてボトルを支えながらも注ぐと、出てくる冷水の勢いを抑えられるのでお勧めです。
ただ、重量感はそれなりにあり、中が満水だと、結構な重さになります。お子さんや力の弱い年配の方が、片手でヒョイヒョイ扱える重さではないことは確かです。
なので、両手に荷物をたくさん持ちながら、このスタンレーボトルも同時に持って手を滑らせしまい、足の上に落とすなんてことになると、かなり痛い思いをするでくれぐれも注意しましょう。
また、夫婦喧嘩の際に武器にしないようにしましょう(笑)。
サイズ感
サイズ感は大きくもなく、小さくもなく。運動部の学生さんや外仕事をされる方の水筒と同じ様なサイズではないでしょうか。
車内にコロンと放り投げても潰れないし、水筒ほど細身ではないので倒れることも少ないで、足元に置いても邪魔になりません。
実験内容
今回は『スタンレーボトルで氷を保存したら、何日もつか』を実験しました!
実験しようと思った理由は単純で、スタンレーボトルの表記通り、本当に4日も氷が持つのか興味があったからです。
そしてもうひとつ。
今回の実験では、『シェル部分と運転席部分で氷の持ち時間に差は出るのか』も検証してみました。
なぜこの2カ所に分けたかというと、キャンピングカーと乗用車の両方で使用するパターンを想定して、どちらのほうが氷のもちがいいのかを知りたかったからです。
シェル部分と運転席部分
キャンピングカーのシェル(荷室)は、いわゆる“キャンピングカーらしい部分”にあたる、車体の大部分です。
ここでは調理、食事、仕事、休息、あらゆることをします。
このシェルは、FRPという素材で作られているものが多く、断熱効果が高いのが特徴。夏は暑くなりにくく、冬は寒くなりにくいのです。
以前N-boxで車中泊をしていた経験があるのですが、体感温度は歴然でした。
N-boxでは、夏はあまりの暑さに寝坊も出来なかったのですが、キャンピングカーで暮らす今はそういったことはなく、すっかり寝坊の常習犯になっています。
また冬は、寒さで奥歯をガチガチ言わせて、このまま寝たら危ないのではないかと不安を抱いたことも…。しかし、そんな寒い冬もキャンピングカーで暮らす今は安心して夜はグッスリ眠れます。
キャンピングカーの運転席部分は一般的なトラックと同じ鉄素材ですので、外気温&直射日光の影響をモロに受けるN-boxと変わらないのです。
そんな経験から、『運転席よりも、しっかり断熱加工のされているシェル部分の方が、氷が長持ちするのではないか』と、踏んでいます。
実験開始!
さっそく氷を入れて、実験開始!
氷は、キャンピングカーの冷凍庫で作った自家製の氷を、同量使用しました。
実験中は、溶けた水を取り除きながら、氷の塊が何日もつか確認しました。
私たちの予想する結果は以下の通りです。
・シェル部分 →氷は表記通り4日もつ
・運転席部分 →氷は表記よりも早く溶けてなくなる
シェル部分
36時間経過(1日半)25℃;まだまだ余裕で残っていました
60時間経過(2日半)26℃;まだまだ余裕で残っていました
100時間経過(4日と4時間)22℃;氷の姿がほぼ無くなりました
運転席部分
48時間経過(2日)26℃;まだまだ余裕で残っていました
100時間経過(4日と4時間)22℃;まだまだ余裕で残っていました
150時間経過(6日と6時間)28℃;氷の姿がほぼ無くなりました
実験結果
今回の実験の結果は、『スタンレーの表記通り、氷はもつ』ことが判明しました。
さらに、シェル部分よりも運転席部分の方が氷が長持ちしたことから『開閉回数には影響されそうだが、ボトル内は外気温の影響を受けない』と言えそうです。
シェル部分から先に実験を行ったのですが、運転席部分の結果が出たときには本当に驚きました。
運転席部分は直射日光が入って物凄く暑くなるのに…!
実際の実験中の車内温度は30度まで上昇し、直射日光を受けたスタンレーボトルの表面は、持ったときにその熱さを感じるくらいだったのです。
これは開封する回数にも影響するのか…?真相はわかりませんが、スタンレーの能力の高さが本物だということだけははっきりしました。
そもそも100年の歴史があるスタンレーに、今さら実験と検証を試みたのは愚かだったのかもしれません…。
余談ですが、家で作った氷とスーパーで購入した氷では、スーパーの氷の方が数日長くもちました。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
アウトドア用品と車旅用品は、とても近しい関係にあると思います。
遊びにも、防災面にも、今はとても便利なアイテムがたくさん販売されています。
これから暑い季節がやってくるので、楽しく遊ぶためにも、私たちのお勧めアイテムのひとつ、「スタンレーボトル」を備えてみてはいかがでしょうか。
検証の様子は動画でも紹介しています。ぜひ、ご覧ください!