キャンピングカーに発電機を搭載!使ってみてのメリット・デメリットを解説

キャンピングカーの電力不足を解決!発電機を導入するメリットと注意点



キャンピングカーの電力問題を解決!発電機の導入で電池切れの心配なし


キャンピングカーの電力は、ソーラーパネルからの日光や走行充電、外部AC充電などでサブバッテリーに蓄えることができます。

しかし、走行しない日は走行充電ができず、雨が続くとソーラーパネルからの充電もできません。

どんな大容量のサブバッテリーを持っていても、使い切ってしまえば電池切れになります。また、車中泊する場所に必ず外部電源があるとも限りません。

しかし、発電機があればバッテリー切れを心配せずに電気を使うことができます

今回、私は太陽光も走行時間も気にせず電力を供給できる発電機をキャンピングカーに導入しました!

この記事では、ヨーロッパで550日以上車中泊をしている筆者が、キャンピングカー用に購入した発電機について、実際に使ってみてどうだったのか、メリット・デメリットなどを解説していきます。

そもそも発電機って何?


ポータブル発電機 メリット デメリット

発電機は、ガソリンを燃やして電気を発生させる装置のことです。

ガソリンさえあれば電力供給に制限がなく、短時間で大量の電力をキャンピングカーのサブバッテリーへ供給できます。

外部電源がない場所や、悪天候でソーラーパネルからの充電が難しい場合でも、発電機があれば安心!

ヨーロッパのキャンピングカーユーザーは予備として積んでいることが多いです。

発電機には、ポータブルタイプと車載タイプがあります。

アメリカでは、大型で固定されている大容量の車載タイプが一般的ですが、ヨーロッパではコンパクトで持ち運びができるポータブルタイプが主流

それぞれ、大きさや発電量、エンジン音などに違いがあるので、自分のスタイルに合った発電機を選ぶことが大切です。

なぜキャンピングカーに発電機を装備しようと思ったのか


ポータブル発電機 メリット デメリット

私たち夫婦は、キャンピングカーでヨーロッパを周遊しながら、600日以上もフルタイムで車中泊をして生活しています。

調理、食事、睡眠、シャワー、トイレなど、すべて車の中です。

さらに、リモートワークでパソコンを使って仕事をしているため、大容量のエネルギーが必要になります。

私たちの車では、仕事で使用するパソコンやWi-Fiの電源はもちろん、スマートフォンの充電、家電や照明、水道やトイレの水を流すのにも電力を使うため、キャンピングカー内の電気はすべてサブバッテリーに頼っています。

バッテリーが切れると生活全体に支障をきたしてしまいます。

ポータブル発電機 メリット デメリット

サブバッテリーはソーラーパネルで充電できるので、晴れている日は問題ないのですが、梅雨や雨が続く日はほとんど充電されず、大ピンチです!

雨が3日間続いてバッテリーがほぼゼロに近づいてしまい、外部電源があるRVパークなどを探すことがたびたびありました。

冬場も同様で、日照時間が短く、太陽の光も弱いため、晴れていても十分に充電されず、毎日消費電力を気にしながら生活する必要がありました。

「自由な車中泊暮らし」のはずが、電気や天候のことばかり気にする旅は楽しさが半減してしまいます。

そこで思い切って発電機を購入することにしました。

ヨーロッパでも発電機を使っているキャンピングカーは多く、雨の日でもバッテリーを充電できるので、安心して長期旅を続けられます。

私たちは発電機を「緊急用」として装備し、日常的に使うのではなく、悪天候や災害時の備えとして利用する予定です。

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