【購入リポート】車中泊で日本一周するためのポータブル電源選び。
目次
【車中泊で日本一周】ポータブル電源を選ぶポイント
ポータブル電源を選ぶ上で私が注視したのが以下の3点です。
①バッテリー容量が大きく、充電100%の状態から3〜4日は使用できる。
ポータブル電源の容量はWhで表記されていて数値が大きいほどバッテリー容量が大きくなります。
電力はW、時間はhで表しているので単純に500Whのポータブル電源の場合100W(W)の電化製品を5時間(h)使用できます。
単純計算ですが私が電気を1日当たり3時間ほど使用し、3〜4日間続けると電気の使用時間は9時間〜12時間ほどです。
この想定に合うポータブル電源の容量は900Wh〜1200Wh前後の製品になります。
②USB-A、USB-C、AC電源が使用できる。
近年発売されたポータブル電源の出力端子はUSB-A、USB-C、AC電源が付いているものが多く見受けられます。
私が使用する電化製品は携帯電話、タブレット、パソコン、充電式ランプ、充電式スピーカーなどが中心で、その他は電気の調理器具を持っていく予定。
USBポートを使用するケースが多そうなので何口あるのかが気になるところです。
③ソーラーパネルから充電ができて、コンセントからの充電時間が短い。
車中泊だとどうしても電源を得る先が限られますよね。
私が考える車中泊は、毎日長時間車を走らせるわけではないので、ソーラーパネルからの充電も考えています。
海や山、それにキャンプ場で読書をしながら太陽の下で充電、なんて日も結構あるのではないかと想像しています。
製品同士の相性から考えるとソーラーパネルとポータブル電源は同一ブランドのものがいいかもしれません。
あとは、行く先々で出会った方や全国にいる友人に充電をお願いする時、充電時間は極力短い方がいいですね。
【車中泊で日本一周】Jackery(ジャクリー)かEcoflow(エコフロー)か?
私が最終候補に選んだ製品は2つ、購入を決断するまでは結構悩みました。
1つ目は、Jackery(ジャクリ)社「Jackery ポータブル電源 ソーラーパネルセット1000」です。
Jackery社は2012年の創立メンバーにAppleの元バッテリーエンジニアが加わっており、それだけで製品へのこだわりが際立っているように感じます。
スペックも1000Whの大容量で、USB-AとCが2口ずつ、AC電源が3口付いています。
充電時間はコンセントから7.5時間、ソーラーパネルは晴れの日で約17時間でした。
充電時間以外は全て私が望むスペックで、ブランド自体も強く、利用者も多いので情報が取りやすかったです。
2つ目は、Ecoflow(エコフロー)社「EFDELTA+160Wソーラーチャージャーセット」です。
ドローンで有名なDJI出身の技術者によって、革新的な技術が搭載されたポータブル電源で、近年大人気のブランドです。
スペックは1260Whの大容量で、USB-Aが4口、USB-Cが2口、AC電源が6口付いています。
充電時間はコンセントから1時間40分、ソーラーパネルは天候次第ですが14時間〜28時間です。
出力端子が多いのとコンセントからの充電時間が短いのが魅力でしたが、それ相応の金額なのが悩みの種でした。
【車中泊で日本一周】EFDELTA+160Wソーラーチャージャーセットに決定
JackeryとEcoflowのセットに絞ってから、実際使用している人のYoutubeやブログで情報収集しました。
色々と見始めてしまうと、双方とも一長一短で迷いましたが、自身の旅スタイルと照らし合わせた結果、Ecoflowのソーラーチャージャーのセットに決めました。
スペックは2社とも同等で満足いく製品でしたが、Ecoflow社の充電速度が圧倒的に早く、これが決め手の7割と言っても過言ではありません。
やはり旅先でコンセントから電源を取らざるを得ない状況下になった時に、1〜2時間程度はなんとか待ててもそれ以上は厳しいと感じました。
あとはデザインが黒&グレーで落ち着きがあり、液晶画面が大きく見やすいのもよかったです。
ソーラーパネルも160Wなのでより多くの電力を取り込むことができます。
また、持ち手が横にあるのでトップがフラットになっており、ちょっとした机としても利用できそうでいいと思いました。
これは余談ですが、私の友人が1台同社のポータブル電源を持っていて、実際に見て触れることができたことも購入決定に一役買ったかもしれません。
体験って大事です。
まとめ
私が住む北陸地方は晩秋から初春にかけては晴れ間が少なく、言い方が悪いかもしれませんが常に空がグレーです。
実際にポータブル電源を購入してから幾日か晴れ間を見つけて使用してみましたが、まだ丸1日使ってからのフル充電はできてないです。
ただ、一度コンセントから充電を行いましたが、規格値通り1時間40分ほどでほぼ100%になりました。
これから使い込んで、車中泊時の利用レビューはどこかでしようと思っています。
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