「失敗しない車中泊」コレが正解!〜みんなが楽しめる野外リビングを作ろう!〜

「失敗しない車中泊」コレが正解!〜みんなが楽しめる野外リビングを作ろう!〜



キャンプ場で見かけると、ついつい気になってしまうキャンピングカー。

憧れる車のひとつですが「さすがにキャンピングカーは買えない……」という人も多いと思います。

でも、自家用車だって、工夫すればキャンピングカー並みの快適さを作り出すことができますよ!

今回は、小物を織り交ぜ、自家用車をキャンピングカー並みにする方法をご紹介します。

※本記事は2016年3月に発売された「fam Spring Issue 2016」の特集企画に加筆・修正を加え再構成したものです。

車中泊派のキャンパーを調査してみた!アンケートから最適なアイテムとレイアウトを知ろう!

手軽で自由度が高いため、多くのキャンパーが車中泊を楽しんでいます。

fam_mag編集部は、車中泊ならではのデメリットを解消する、より過ごしやすい車内環境づくりについて、車中泊派のキャンパーの皆さんにアンケートをお願いしました!

その回答を見ながら、アウトドアスタイリストの近澤とインテリアスタイリストの遠藤が「快適な車中泊」を考えます。

Q1.車中泊スタイルのメリットはなんですか?

A.ロングステイでも行けること。

お盆休みやゴールデンウィークなどのロングステイでも、天気を考えることなく休暇に合わせた車中泊の予定が立てられます!

悪天候時や気温が一気に低くなるなど、天候はテント泊でのロングステイの不安材料になってしまうんですよね。その点、車中泊は車が避難場所にもなるので、安心感が得られます。

Q2.これまでの車中泊の失敗談を教えて!

A.シートでそのまま寝たら腰が痛くなった

A.家族4人で寝ようとしたらフラットスペースが足りなかったこと

A.「いびきがうるさい」と嫁に言われて、車から追い出されたこと

シートアレンジ次第では、体を伸ばせるスペースを作ることはできます。しかし、“完璧な寝室”を求めるのは少し難しいところ。

そんなときは、少しでもフラットスペースを増やす工夫をすることで、快適さを向上できるでしょう。家族全員が納得できる車中泊を目指せますよ。

Q3.マネしたい!と思った車中泊スタイルは?

A.車が移動式屋台のような作りになっている

A.車とタープ・テントが一体化している

A.車中泊という地味さがまったくなくて、お祭り感のある雰囲気

車を「寝床」や「倉庫」として扱ってしまうと、地味なスタイルになってしまいます。

そのため、キャンプサイトと調和させるよう飾り付けを行なったり、“快適に過ごすための空間”として意識したりするといいでしょう。

Q4.一番快適に泊まれる車はどれ?

A.ミニバンタイプが断然いい!

快適さを求めるなら、車内は広ければ広い方が良いです。

ミニバンの高い居住性、荷物の収納力は捨てがたいところ。

リアシートを倒してフルフラットにすれば、寝心地は最高です。

車中泊を快適にするためのオススメアイテムたちはコレだ!

車中泊 イラスト

fam Spring Issue 2016より

ここでは、車中泊をより過ごしやすい環境にするためのおすすめアイテムをご紹介します。車中泊予定の方は参考にしてみてはいかがでしょうか?

オススメアイテム① 限られた車内スペースをベッド付き寝室に改良しよう!

車中泊アイテム

fam Spring Issue 2016より

後部座席の段差がある場合は、フラットスペースを生み出すようインフレータブル式のマットを使うといいです。フルフラットにならないセダン車でも、広々使うことが可能に!

オススメアイテム② 特別な空間を演出するためには照明に凝ってみよう

照明

fam Spring Issue 2016より

ランタンばかりではいつもと同じでなんだか面白くない……。そんなときは、バーカウンター風の台に照明を加えてみましょう。

さらに、BGMの準備もすると完璧。ムーディーで大人の空間のできあがりです!

オススメアイテム③ 大型のクッションを贅沢に使ってホテル級の寝室を

クッション

fam Spring Issue 2016より

寝室には大型のクッションを使って贅沢な雰囲気を作り上げましょう。

丸太などアウトドアっぽいデザインのクッションを使うと、確実に雰囲気が盛り上がりますよ!

オススメアイテム④ ミニバンタイプの後部をフルに使ってベットにしよう!

幅が広いタイプのマットは、快眠を叶える必需品。寝室として車にこだわるなら、寝心地の良さを追求しましょう。

表面の素材感はもちろん、肌触りも重要です。できるだけ車内の幅ギリギリに敷けるマットがいいですよ!

オススメアイテム⑤ 食事の時間は特別な雰囲気を

食事を作る様子

fam Spring Issue 2016より

発電機能がついたシンプルなルックスのストーブは、火力調整機能はもちろん、LEDライトを装備した優れものです。

意外と薪が入るので、大人数でも暖まることが可能。

こういったラグジュアリー感のあるアイテムを投入することで、車外で活動する時間がグンと格上げされます!

▼参考商品はこちら

車とテントが違和感なく融合した『移動式カフェ風リビング』

キャンプ 車

fam Spring Issue 2016より

おすすめアイテムを使って、車中泊をより快適に過ごせる理想の『移動式カフェ風リビング』を作りました!

車を快適な寝床として作り込むのはもちろん、大型のテントも設営しています。並べて設営しているため、その時の気分に合わせて好きな方で過ごせるようになっているんです。

さらに、バーカウンター風のスペースを作り、車中泊のイメージとギャップを持たせました。こういう遊び心がある方が楽しいと感じるでしょう。

高さの異なるゴロゴロスペースが充実しているため、目線を変えてくつろげるのが◎!

タープもライトアップしちゃおう!どこのサイトよりも目立つこと間違いなし

ライトアップ

fam Spring Issue 2016より

車を中心にまとめた、一体感のある『移動式カフェ風リビング』は、フェスの屋台や移動式カフェのような楽しさを彷彿とさせます。

タープにまでライティングを工夫することで、お祭りの夜のような雰囲気を演出。どこのサイトよりも楽しさを前面に出しちゃいましょう!

各自が思い思いの時間を好きに過ごせる『移動式カフェ風リビング』に挑戦してみて!

車中泊 アイテム

fam Spring Issue 2016より

今回は、車中泊のQ&Aや、車中泊おすすめアイテム、車中泊にピッタリな『移動式カフェ風リビング』をご紹介しました。

車とテントを直結させているので、どちらでも寝ることができるのも嬉しいポイント。

気になる人はぜひ『移動式カフェ風リビング』に挑戦してみてくださいね!

(ライター:タカマツミキ)