タープ

【自作】車中泊で大活躍するカーサイドタープを作ろう 固定方法から失敗談までご紹介




【自作カーサイドタープ設営方法】実際に車に固定しよう コツは吸盤の設置部分を綺麗にすること


道具の準備が完了したら、早速実際にカーサイドタープを設置していきましょう!

1.車のレインガーター(雨どい)または、吸盤を取り付けるルーフをウェットティッシュなどできれいにふきあげ、タープを一度あてがってみましょう。

レインガーターや吸盤の設置面が汚れていると取り付け器具が取れやすくなり、思わぬ事故に繋がることがあります。注意して行いましょう。

2.タープのグロメット部(ハトメ)がくる場所に、スクリュー式タープテントクリップ、またはタープ用吸盤フックを取り付けます。

車体後方のグロメット部(ハトメ)の位置から取り付け器具を取り付けると、ズレずに設置できると思います。

部品

このとき、フック上部についている固定用ネジをしっかり締めておきましょう。

フック

少し引いて見てみると、このように車体に取り付けられています。

3.スクリュー式タープテントクリップ、またはタープ用吸盤フックをグロメット(ハトメ)と同数、適切な場所に取り付けたら、フックにタープを取りつけます。

全体図

筆者が使用しているタープの場合、車体側のグロメット(ハトメ)は2箇所でした。

4.車体側の取り付けができたら、車体とは反対側の辺にあるグロメット(ハトメ)にポールをさし込み、タープが抜けないように、その上からガイロープを掛けます。

ガイロープをタープの上からかけることで、多少の風ではタープが抜けにくくなりますよ。

全体風景

【カーサイドタープを使用する際の注意点】車両火災を防ぐために焚き火はNG・強風の日は控えよう


焚き火

今回ご紹介した方法でカーサイドタープを使用する際の注意点をご紹介していきます。

風の強い日には使用しない


風が強い日は、風圧が耐荷重を超える危険性があります。

事故にもつながりかねないので、風の強い日は使用を控えてください。

タープの下で焚き火をしない


タープの下で焚火をするのは危険です。

ポリコットン素材のタープでは溶けてしまいますし、TCタープ(テクニカルコットンタープ)は難燃性に優れていますが、火の粉がガイロープや車体に飛んで火災を引き起こしてしまう可能性があります。

カセットコンロをタープの下で使用する際にも、タープの高さ(車体の高さ)を考慮して使用可能かどうかを必ず点火前に確認してください。

カーサイドタープでさらにキャンプを楽しもう 自作の場合も車両に固定する道具は専用のものを使おう


今回ご紹介した自作カーサイドタープに必要な道具は、どれもコンパクトで軽量なアイテム。

荷物の積載量にさほど影響しません。

大掛かりな装備は不用なのに、必要なときに確実に雨や陽射しを避けることができます。

メリットがたくさんあって、キャンプスタイルの幅が広がるカーサイドタープ。ぜひ上手に活用してアウトドアを満喫しましょう!