車中泊にピッタリなおすすめの電子レンジ4選。電子レンジの選び方まで解説
車中泊をするに当たって、電子レンジを設置するかどうか、誰もが1度は考えたことがあるのではないでしょうか。
キャンピングカーには、冷蔵庫を搭載していたりカセットコンロを置いたりすることができるシンクと一体となったテーブルなどがあり、料理ができる環境はありますが、準備や調理、片付けはけっこう手間がかかります。
「長時間の運転で疲れた……」
そんな時、スーパーで購入した弁当を温めて食べる方が手間がかからず楽ですよね。
キャンピングカーでも電子レンジを使うことができれば、非常に便利です。
ですが、電子レンジを使用するには大量の電力が必要になったり、東日本と西日本で周波数に違いがあったりなど、どんな電子レンジを選べばいいかよくわからないという方も多いのでは?
そこで今回は、車中泊に合う電子レンジの選び方やおすすめモデルを紹介したいと思います。
車中泊用の電子レンジは何を選べばいいの?
車中泊用の電子レンジを選ぶなら
● 消費電力が少ないもの
● ヘルツフリーなもの
● コンパクトサイズ
● 単機能
のものを選びましょう。
それぞれ1つずつ解説します。
消費電力が少ない電子レンジ
車中泊で電子レンジを使う時に一番気になるのが、利用できる時間ですよね。
例えばポータブル電源を利用して電子レンジを使う場合は
ポータブル電源の容量(Wh)÷ 電子レンジのワット数(W)= 利用可能時間
の計算式で利用可能時間がわかります。
例えば、ポータブル電源で1,500Whの容量がある場合、1,500Wの電子レンジを利用すると1時間利用できることになります。
車中泊の際は、当然電子レンジ以外にも冷蔵庫や照明など、他にも電力を割く必要があるため、ワット数が少ない電子レンジを選ぶのがよいでしょう。
ヘルツフリーの電子レンジ
ヘルツ(周波数)には50Hzと60Hzの地区があり、東日本と西日本で周波数が違います。
50Hz地区
● 北海道電力
● 東北電力
● 東京電力
60Hz地区
● 中部電力(50Hzも混合)
● 北陸電力
● 関西電力
● 四国電力
● 中国電力
● 九州電力
● 沖縄電力
↑というように別れているため、全国各地のオートキャンプ場などを旅する可能性がある車中泊では、50Hz/60Hzのどちらでも正常に動作する「ヘルツフリー」の製品を選びましょう。
ちなみに、50Hzで利用するほうが消費電力を抑えられるため、ポータブル電源で利用する場合は、50Hzに設定するほうがおすすめです。
コンパクトサイズがベター
車中泊をする際に、電子レンジを置く場所や収納する棚のスペースは限られています。
「電子レンジを置いたら他のものが置けなくなった」といった状態にならないように、あまりサイズが大きくない電子レンジを選ぶのが良いでしょう。
オーブン機能は不要。単機能の電子レンジでOK
電子レンジには、温める機能のみの「単機能レンジ」と、オーブン機能やスチーム機能も付いている「多機能レンジ」があります。
ですが、オーブンやスチームなどの機能は消費電力が高く、電子レンジの庫内の温度も高くなってしまい火災のリスクもあるため、車中泊用としては単機能の電子レンジのほうがおすすめです。