東北の秘湯と名湯を巡る旅!温泉マニアが選ぶ厳選10選(後編)
目次
東北のおすすめ温泉⑥霊場 恐山(青森県むつ市)
霊場 恐山
住 所:〒035-0021 青森県むつ市田名部宇曽利山3−2
電 話:0175-22-3825(恐山寺務所)
営業時間:6:00〜18:00
料 金:大人 ¥500 小・中学生 ¥200
料金は恐山の入山料です。温泉には入山料を支払い後に無料で入れます。
定 休 日:開山期間は5月1日〜10月31日まで。それ以外は休み。
詳細はこちら▷青森県観光情報サイト
後編最初に紹介する温泉は「霊場 恐山」内にある恐山温泉。
なんと入山料を払えば「古滝の湯(男性)」「冷抜の湯(女性)」「薬師の湯(男女交代制)」「花染の湯(混浴)」 の4つの湯小屋を楽しむことができます。
そう考えると恐山観光もできて¥500は非常に安いです。
お湯は白濁のエメラルドグリーンで、硫黄のにおいがきつく、湯船の底には湯の花がたくさん。
色々なお風呂に入ってきましたが、湯の感じは濁り湯部門トップ5に入るほど気持ちのよい泉質でした。
硫黄のにおいが数日の間とれませんが、私はそれくらい強烈なにおいを発するお湯が好きなので気になりません。
ちなみに電波がないので恐山と温泉に没頭できますよ!
おすすめ車中泊スポット
おすすめの車中泊スポットは、道の駅 よこはま「菜の花プラザ」です。
特に6月がおすすめです。
菜の花畑が一面に広がっているので観光スポットとしても楽しめます。
詳細はこちら▷道の駅 よこはま「菜の花プラザ」
東北のおすすめ温泉⑦湯ノ花温泉 共同浴場 石湯(福島県南会津郡 )
湯ノ花温泉 共同浴場 石湯
住 所:〒967-0333 福島県南会津郡南会津町湯ノ花500
電 話:0241-64-5611(舘岩観光センター)
営業時間:6:30〜21:30
料 金:大人¥300 小人¥150
入浴券は近くの民宿・商店にて購入。
1つの入浴券で湯ノ花温泉共同浴場4施設にて利用ができます。
詳細はこちら▷南会津町観光物産協会
この「石湯」は人生で初めて熱すぎて肩まで浸かることができなかった温泉です。
過去最高に熱かった温泉は北海道の「濁川温泉 新栄館」。
ここは足し水をせずになんとか入浴することができましたが、今回のお湯は膝下までしか入れませんでした。
熱さが尋常じゃないので地元のおばさんに聞いてみたところ、石湯には行かずに他のお風呂に入るとのこと。
では、なぜこの温泉をおすすめするのかというと、実は湯ノ花温泉 共同浴場にはこの「石湯」のほかに「弘法の湯」「湯端の湯」「天神湯」の計4つの温泉があり、共通入浴券が¥300で買えるのです。
激安ですよね。
お湯は無色透明でさっぱり、4つ全て入浴させていただきましたがいいお湯でした。
もし訪れるのであれば、ぜひこの激熱の「石湯」にチャレンジしてくださいね!
おすすめ車中泊スポット
おすすめ車中泊スポットは、道の駅 尾瀬檜枝岐です。
山に囲まれた静かな立地。
近隣には何もないので食材などは事前に購入しておきましょう。
詳細はこちら▷福島県南会津地方振興局
東北のおすすめ温泉⑧烏帽子の湯(山形県南陽市)
烏帽子の湯
住 所:〒999-2211 山形県南陽市赤湯356-2
電 話:0238-49-7350(赤湯財産区温泉事務所)
営業時間:6:00〜11:30
14:00〜21:30(11:30〜14:00まで清掃)
料 金:¥120
定 休 日:金曜日
詳細はこちら▷南陽市 HP
赤湯には共同浴場が7軒あったそうですが、平成20年と令和4年に4軒閉鎖して現在は3軒が営業を続けています。
そのうちの一つが今回おすすめする「烏帽子の湯」。
赤湯の共同浴場の中で最も利用者が多く、烏帽子の形をした湯船が特徴的です。
お湯は無色透明の単純温泉 で、成分的に体の負担が少なく、肌が弱い人でも長くお湯に浸かれます。
温泉はもちろんですが、ここの雰囲気も一緒に味わって欲しいところ。
銭湯のまわりで世間話に花を咲かせるおばちゃんたち、湯船の真ん中で座る主(ぬし)のようなおじいちゃん…。
きっとこの先10年、20年経っても同じ景色なのでしょう。
時間が止まっているというのは、きっとこういう場所のことを言うのだと思います。
おすすめ車中泊スポット
おすすめ車中泊スポットは、道の駅 川のみなと長井です。
とにかくきれいな道の駅で駐車場もフラット。
夜も静かなのでぐっすり眠れます。
詳細はこちら▷道の駅 川のみなと長井
東北のおすすめ温泉⑨朝日屋旅館(福島県耶麻郡 )
朝日屋旅館
住 所:〒969-2752 福島県耶麻郡猪苗代町蚕養沼尻山甲2855-111
電 話: 0120-84-3736
営業時間:10:00〜18:00
料 金:大人¥500
HPはこちら▷朝日屋旅館
正直な話、旅館の口コミと入り口から見た館内の雰囲気を見て、車に戻って他の温泉を探そうと思いました。
ただ、この白く濁ったお湯にタイルが白くなっているのは湯の成分が強い証拠、それに露天風呂まである。
迷った末にフロントで¥500を支払い入浴することにしました。
写真だと伝わりにくいのですが、湯の花が浴槽の床に沈澱していてかき混ぜると硫黄のにおいが広がります。
少し刺激が強めなので、休み休み入浴するのがおすすめ。
結局、露天と内湯を行き来しながら長湯してしまいました。
おすすめ車中泊スポット
おすすめ車中泊スポットは、道の駅 猪苗代です。
会津地方の心の山「磐梯山」がきれいに見える道の駅です。
日中は人気の道の駅なので早めに旅立つことをおすすめします。
詳細はこちら▷道の駅 猪苗代
東北のおすすめ温泉⑩元湯共同浴場(秋田県湯沢市)
元湯共同浴場
住 所:〒012-0183秋田県湯沢市皆瀬下モ野沢89
営業時間:10:00〜20:00
料 金:大人¥200
ほったて小屋じゃないか!なんて言わないでくださいね。
ここは地元の方々が自分たちのために建てた共同浴場施設です。
それを少しだけ観光客がお裾分けしてもらっている温泉。
なので、小さめの湯船と1〜2人分ほどの洗い場しかありません。
訪れたときは旅の後半。私はすでに人生で300ヶ所以上の温泉に浸かってきたので、お湯に浸かれば自分好みかどうかが瞬時に分かります。
この温泉は肌がつるつるというよりはしっとりする感じ。
当日は雨も降り気温が低めだったのですが、あがった後もしばらくぽかぽかしていて気持ちよかったです。
最高の湯でした。
おすすめ車中泊スポット
おすすめ車中泊スポットは、道の駅 うご 端縫いの郷です。
新しくて きれいな道の駅です。
また、若いスタッフの元気がよく、気持ちいい接客で好感度も上がりました。
詳細はこちら▷道の駅 うご 端縫いの郷
まとめ
今回は前編含め10ヶ所しか紹介していませんが、東北の温泉は色々なタイプがあって飽きません。
有名どころだと山形の「蔵王温泉」「銀山温泉」、宮城の「鳴子温泉」も紹介したかったですし、青森の「黄金崎不老ふ死温泉」も面白い。
温泉のカテゴリには入りませんが 、宮城の「追分温泉」もレトロ感がすごかったですね。
私の好みが色濃く出た記事になり、一見入りにくそうなところが多かったと思います。
訪れる前にネットで調べたり、観光協会などにコンタクトを取ってみたりしてから向かってください。
関連記事はこちら▽
東北の秘湯と名湯を巡る旅!温泉マニアが選ぶ厳選10選(前編)
車中泊350泊して見つけた無料の温泉5選!【北海道・九州・鳥取編】
【車中泊で日本一周】250泊して発見!本当は教えたくない温泉5選
関東・甲信越の秘湯と名湯を巡る旅!温泉好きが選んだ至極のお風呂6選
【車中泊で日本一周】250泊して発見!本当は教えたくない温泉5選