北海道の犬連れ冬キャンプにおすすめ!「ファミリーパーク追分オートキャンプ場」に行ってきた!
今回は冬の北海道へ行くことになったので、この時期でも営業しているキャンプ場を探すことになりました。
そこで見つけたのが、ドッグフリーサイトがある「ファミリーパーク追分オートキャンプ場」。
キャンプをするときは、なるべくドッグフリーサイトがあるキャンプ場を選ぶようにしている我が家にとっては、まさにピッタリです。
訪ねる前から楽しみでしたが、実際に利用した結果も、大満足!
本州にある犬連れ歓迎のキャンプ場と比較してもTOP5に入るほどの快適さで、愛犬と一緒に車旅をする家族におすすめしたい、素晴らしいキャンプ場でした。
これから、その設備や魅力などを詳しくご紹介いたします。
目次
「ファミリーパーク追分オートキャンプ場」へのアクセス
ファミリーパーク追分オートキャンプ場は、札幌市からそれほど遠くなく、十勝方面からもアクセスが良い場所にあります。
高速を降りてすぐ、キャンピングカーでも狭さを感じない運転しやすい道が続いているので、初めて訪れる方でも安心です。
ただし、キャンプ場の敷地内に入ると一気に道が狭くなるので、対向車に出会うとどちらかがバックしなければなりませんでした。冬場は特に注意しながら、譲り合って気持ちよく通行したいですね。
ファミリーパーク追分オートキャンプ場
住所:北海道勇払郡安平町追分旭648
電話番号:0145-25-3480
公式サイト:https://www.town.abira.lg.jp/midokoro/shisetsu/sport/83
「ファミリーパーク追分オートキャンプ場」の魅力とは?
私たちは大晦日の前日に泊まる予定だったので電話をしましたが、予約を入れなくても当日でもOKだそうです。ただやはりシーズン中は予約を入れるほうが安心です。
手作り感あふれる外観ですが、全体的に設備は新しめ。ブログや写真などを拝見している限り、ファミリータイプのキャンプ場なんだろうなと思っていましたが、さすが北海道のキャンパーは上級者ぞろい。SNSや雑誌で見るようなお洒落キャンパーばかりでした。
そして、とてもペットフレンドリー!
オートキャンプ場でありながら、ドッグフリーサイト以外は全てがフリーサイトになっているので、かなり自由度が高いです。
フリーサイトには電源がありませんが、電源を利用したい場合はドッグフリーサイトから電源をシェアするのもOKです。
キャンプ上級者ぞろいと書きましたが、バンガローやトレーラーハウスもあるので、キャンプ初心者でも快適に楽しめるはず。
「手ぶらでジンギスカンセット」も用意されているので、気軽にジンギスカンも味わえますよ。1人分が野菜付きで850円と、かなりリーズナブル。
冬の間はクローズしていますが、敷地内にあるゴルフ場も人気だそうです。
近くの高速道路には街灯がないので、晴れていればキレイな星空もばっちり楽しめますよ。
そもそもドッグフリーサイトとは?
愛犬を連れたキャンプ経験のある方ならご存じだと思いますが、そもそも「ドッグフリーサイト」とは何なのか、一応ご紹介しておきますね。
ドッグランサイトとも呼ばれるドッグフリーサイトは、サイト全体が柵に囲われた、プライベートサイト感覚で使えるキャンプサイトのこと。
一般的なキャンプサイトより値段は高いですが、ドッグフリーサイトの中で愛犬を放し飼いにできるので、愛犬をよりリフレッシュさせられるのが大きなメリットです。
小型犬1匹で利用すると割高な感じがすることもありますが、多頭飼いの場合や大きいワンちゃんの場合は、システムをよく理解した上で選ぶと、かえってコスパは良くなることが多いです。
キャンピングカーで車旅をしていても、中型犬以上のワンちゃんは小型犬に比べて自由にさせてあげられる施設が少ないので、ドッグフリーサイトは重宝しますよ。
特に中型犬で多頭の場合は、日帰りドッグランを利用するよりも費用を抑えられるので、要チェックです!
そんなドッグフリーサイト、少しずつ数は増えてきているものの、全国的にはまだまだ少ないのが現状。
そのためハイシーズンの週末は予約が取れないこともあるのですが、冬のキャンプは愛犬を連れてキャンプをする家族が少ないことから、予約をすんなり取れる場合が多いんです。
キャンピングカーを持っている人なら、冬場は狙い目ですよ!
広々としたドッグフリーサイト
とにかく驚いたのが、その広さ!全国でも上位を争うほどの広々としたサイトで、出入り口もゆったり作られているため、大きめのキャンピングカーでもすんなり入れます。
現在4つに区切られているサイトは、以前は2つだったのだとか。2つだった当時の広さは規格外だとしても、今の4つのサイトも一般的なサイトに比べると、まったくスケールが違います。
このサイトの魅力は、それだけではありません。よく見ると、サイト同士が隣接していないんです。
一般的なドッグフリーサイトはサイト同士を1つのフェンスで区切ることが多く、お隣のサイトにいるワンちゃんとの相性によっては、ちょっと気をつかうことも。
しかし、こちらは各サイトが独立していてお隣との間にじゅうぶんなスペースが取られているので、気をつかうことも、安全面で心配することもありません。
キャンプ場の側からすると1つのフェンスで区切る方がコストを抑えられるはずですが、ワンちゃん達のことを考えた結果、サイトを独立させているのでしょう。とても感心させられました。
あたたかい時期はすべてのトイレや炊事所が開放され、ドッグフリーサイトの目の前にあるトイレや水場も使えるようになるので、さらに便利ですよ。
1つだけ難点を挙げるとすれば、サイト内に少し傾斜があること。
キャンピングカーを平行にとめるのに、やや苦労します。キャンピングカーの場合は、手前の1番がおすすめですよ。
ちなみに、冬場なので分かりにくかったのですが、現在は合計で8サイトあるようです。
ただし、中には車を乗り入れられないタイプもあります。また、年々サイトのタイプや数などが変化しているようなので、事前に問い合わせておくのがベターです。
主な設備
冬場は水道管の凍結により一部使えませんが、管理棟の前にあるトイレや水場が使えます。
ただし、サイトによっては少し遠い場合もあります。そのため、水汲みはチェックインした後すぐに、移動も含めて一度で済ませるのがおすすめです。
冬場は使えませんが、コインシャワーもたくさん設置されていました。
どこのキャンプ場もシーズン中は夜になるとシャワーが混雑するので、コインシャワーが多いに越したことはありませんよね。
我が家が訪ねたのは冬だったので、車で約30分のモール温泉「えにわ温泉ほのか」を利用しました。年末年始も営業していて、夜中0時まで入れるので便利でした。
えにわ温泉ほのか
住所:北海道恵庭市戸磯397?2
営業時間:9:00〜24:00
定休日:年中無休
公式サイト:https://yudokoro-honoka.jp/eniwa/
心あたまるサービス
私達は大晦日にこのキャンプ場を利用して、そのまま年越しをしました。
すると、元旦ということで、キャンプ場の利用者すべてにお雑煮サービスがあったんです。
みんなで薪ストーブを囲みながらいただいたのですが、大人数でわいわい食べるのはとても楽しくて、お雑煮がいっそうおいしく感じられました。
利用者は我が家を含めて10組くらいでしたが、入れ替わるように他のキャンパーの方も増えていましたよ。
さすが冬キャンプの本場、北海道ですね。
犬ぞりスタート!
今シーズンから、犬ぞり体験もスタートしていました。
残念ながら、訪ねた前日に雪がとけてしまい、犬ぞり体験の予定はすべてキャンセルになってしまったそう。その日はアジアからの観光ツアーの予約が多かったそうですが、遠方から来られたのに残念ですね。
しかし、我が家はラッキーなことに、日が暮れる頃、たまたま犬ぞりのトレーニング風景を見ることができました!
マッシャー(犬ぞり使い)でもあるオーナーさんが自らトレーニングをされており、キャンプ場のまわりをコースとして一周しているのだとか。
雪がなかったので、進みが悪くて大変そうでした。
春から秋はドッグラン「ドッグ&ランmoana」
春から秋にかけては、キャンプ場に日帰りドッグラン「ドッグ&ランmoana」も期間限定でオープンします。
キャンプ場の利用料とは別に料金がかかりますが、リーズナブルな価格に設定されているので、愛犬をほかのワンちゃん達と交流させたい場合などにピッタリ。
会員制なので、事前に会員登録を済ませておいてくださいね。
ドッグ&ラン moana
オープン時期:4月〜10月予定
営業時間:9時~17時
最後に
愛犬を連れての車旅では、道の駅やサービスエリアで寝ることも多いのですが、やはりドッグフリーサイトはとても楽ですね。
今回、雪が残っていれば愛犬に雪遊びをさせてあげられたので、その点はとても残念でした。
しかし、広々としたサイト内を自由に走り回って楽しそうだったので、トータルで見ると私も愛犬も大満足!連れて来て良かったです。
あたたかい時期になるとまた雰囲気も変わるかもしれませんが、犬連れの家族にとても優しいキャンプ場だったので、次に北海道に行くことがあれば、シーズンを問わずぜひ利用したいと思っています。
愛犬を連れて車旅をしようと考えている人は、ぜひチェックしてみてくださいね。