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キャンピングカー ギャレー

キャンピングカーの狭いギャレーを、マグネットを活用して使いやすくする方法を紹介!



キャンピングカーは収納力があって助かりますが、こまごましているものは整理しにくいと感じたことはないでしょうか?

とくにギャレー周りは、調味料や道具などを棚の中に収納してしまうと、「使うたびにいちいち取り出しては、しまう」といった作業が発生してしまうので、車内での料理が手間に感じてしまうこともありますよね。

かくいう私も、狭いスペースでの料理をとてもストレスに感じていたのです。

そこで、ギャレーの収納を少しアレンジ!今では、車内でも手際良く料理ができるようになり、常にすっきりとしたギャレーになりました。

ここでは実際に行ったギャレーの収納アレンジをご紹介します。

限られた車内のギャレーをもっと使いやすくしたい、と考えている方のご参考になれば嬉しいです。

変更前の状態、改善したいと思うところ

車内で調理する女性

我が家のトラキャンの内部はそんなに広くありませんが、以外と収納棚がたくさんあるため、調理道具や調味料などもすっぽり入れておくことができます。

しかし、見た目はすっきりしているものの、いざ料理をする時、取り出した道具や調味料などをいったん置いておくスペースがないのがネック。

調味料や道具が必要になるたびに棚から一回一回、腰をかがめながら取り出して、使い終わったらすぐにしまう……という動作を繰り返すのが大変でした。

また、食べ終わった後はシンクを洗面台として活用するのですが、スペースがないため、家族4人分の歯ブラシやタオルがぐちゃぐちゃと無造作に置かれることに。

そこで、調味料や道具をサッと取り出せて、すぐに棚にしまわなくとも問題ないようなスペースを確保するため、そして、シンクを洗面台として活用する時も、家族全員が使いやすくキレイな見栄えを維持するために、アレンジをすることにしました。

調味料はマグネットを活用して「見せる収納」に

まず、ギャレーに置いておく調味料や食料などは、走行中にぐちゃぐちゃになったりしないよう、なるべく固定して収納しますよね。

我が家でも、収納棚にしまう食器類は、壊れたりカタカタ音が鳴らないように、プラスチック製に統一。同じ形のものを人数分、重ねてびっちりと収納しています。

車内収納 お皿

しかし、スムーズに料理をするため、この収納方法を見直してみることに。

食器類はそのままの収納を続けますが、調味料などはマグネットを活用して「見せる収納」にすることにしたのです。

調理道具とマグネット

調味料をマグネットで固定しておけば、使いたいときにサッと取り出せるので、一回一回棚から出してはしまうという作業がなくなり、とても楽になりました。倒れることがないため、中身がこぼれる心配もありません。

ちなみに、この収納をするにあたって買い足したアイテムのほとんどは、100円ショップのダイソーで購入しました。

換気扇に磁石付きケース

換気扇のところには磁石がくっつくので、塩コショウなど、粉末の調味料を入れるのに便利なケースを購入。

マグネット付きケース

上の写真のケースは、ふたを開けなくても穴から中身を出せるというすぐれもの。

塩コショウの他にも、スパイスや輪ゴムなどの備品を入れても良いかもしれません。

ホワイトボードを強力両面テープで設置

壁面には、ホワイトボードを強力両面テープで設置。

ホワイトボードに壁掛け収納を取り付け、液体調味料や油などを置けるようにしました。

菜箸などの小物も取り出しやすくアレンジ

キッチン道具

フライパンやお鍋は、今までどおりシンク下の収納棚にすっぽり入れておきます。

その他、菜箸などの料理中に必要になる備品は、壁面のホワイトボードに収納。必要な時にパッと手に取ることができて便利になりました。

菜箸から木べらに持ち替える必要があったり、とっさにフライ返しを使いたくなったりしたときも、とてもスムーズに作業が進みます。

料理は時間との勝負のところもありますが、「自宅と変わらない」とまではいかなくても、モタモタすることが格段に減り、とてもストレスフリーになりました。

洗面台として使っているシンクを快適に

我が家の場合、水タンクの容量や洗い場としての使い勝手(広さ、洗った食器の置き場所、シンクの汚れなど)の関係で、コップとおはし以外の洗い物は、基本的にギャレーではしていません。

オートキャンプ場やRVパークなどで泊まることが多いので、大きな洗い物は施設の洗い場を使わせてもらっています。日帰りの時は、シンクに洗い物をためたままにして、自宅で洗うのが我が家のルール。

ギャレーのシンクは主に洗面台として活用しています。

すぐに手や顔を洗え、歯磨きやメイクをする時にも便利ですが、歯ブラシやコップ、洗顔せっけんなどが無造作に置かれていることが、なんとなく嫌でとても気になっていました。

そこで、ここでもマグネットを活用した収納をしてみることに。

コップ裏にマグネット

まずはコップ。

シンク上部の棚の下に、先ほどと同じようにホワイトボードを強力両面テープで設置。

そして、コップの底には小さい強力磁石をグルーガンで取り付けました。

コップ貼り付け

棚の下にコップがピタッとくっつくので、歯磨きした後、コップを乾かしながらスッキリと収納することが可能。コップをぬれたまま放置することもなくなりました。

いちいち収納棚にしまう必要もなく、歯磨きのたびに子どもたちがごそごそコップを探して取り出す手間も省けています。

余談ですが、メイクは今までどおり、コンロ背部の大きな鏡でしています。シンク周りがキレイになったので、水を使う時もスムーズで快適。旅先で普段どおり身支度ができるのは、女性にとって嬉しいことですよね。

折り畳みのチェア

ちなみに、折り畳みのチェアはとても重宝しています。ギャレー周りのスペースは限られていますが、歯磨きやメイクをする時など、少し腰かけるのに便利ですよ。

まとめ

今回、マグネットを活用して「見せる収納」にしたことで、自宅と同じとまではいかなくとも、かなりスムーズに料理ができるようになりました。

主婦の本音として旅先では少しでもゆっくりしたいので、この結果にはとても満足しています。

いつもと違う場所で料理することが楽しくなりましたし、旅先ならではのレシピで、普段とは違った贅沢さを味わう余裕も生まれそうです。

最近は100円ショップでも使い勝手の良いマグネットが販売されているので、貼ったり、ぶら下げたりしながら、もっと使いやすくギャレーを改善したい。そんなことを考えながら、次の旅の計画をたてています。