パーツから知る!キャンピングカーの選び方〜インバーター・サブバッテリー編〜
DRIMO Camping Carの上原です。
キャンピングカーって見た目はどれも似ているんですが、使われているパーツなどは車によって全然違うんですよね。でも見慣れないパーツばかりで、何を基準にキャンピングカーを選べばいいのか分からない。
僕と同じような悩みを持つ、読者の方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。ということで、今回はキャンピングカーの主要なパーツについて調べていきたいと思います!
目次
家電用品を車内で使うための必須アイテム「インバーター」
インバーターってなに?
インバーターの役割はバッテリーを家電製品が使えるように変換することです。
100Wから4000Wまで幅広い出力容量のものが売ってあるんですが、キャンピングカーに装備されているのは1500Wのものが多いです。1500Wあれば電子レンジやドライヤーなど大抵の電化製品は使えます。
正弦波タイプがオススメ
インバーターは出力容量によっても値段が変わりますが、もう一つ価格が大きく変わるポイントが「正弦波か疑似正弦波か」なんですね。擬似正弦波だと価格は抑えられますが、動かない電化製品もあるので要注意です。
ポータブル電源も選択肢としてアリ
キャンピングカーでは、車内に設置するタイプのインバーターが一般的ですが、簡単に持ち運べるポータブル電源も最近は人気みたいです。出力が500Wあれば、電気ポッドも使用できるので、車中泊に限らず、様々なアウトドアのシーンで活躍できます。
車内の電気はこいつにお任せ「サブバッテリー」
サブバッテリーの充電方法は?
サブバッテリーの充電方法は大きく分けて3種類あるようです。
- 走行充電
車のメインバッテリーと同じように、車を走らせることで充電する方法ですね。しかし、最近のキャンピングカーは燃費向上のために、充電制御車であることが、ほとんどなので満充電するためには、他の充電方法と併用するのがいいかもしれません。
- ソーラーパネル充電
キャンピングカーといえばソーラーパネルでの充電のイメージ。ただ、パネルだけでは使えないので、仕様にあった充電コントローラーが必要です。発電効率のいいものを選べば、遠方に旅する場合でも十分実用的です。
- 外部電源型の充電何と言っても一番安定するのは家庭やRVパークで、外部電源から充電する方法です。基本的にはこの方法を採用するのが無難そうです。
リチウムイオンバッテリーが今熱い
車内の照明やテレビを動かすのに使われているサブバッテリーですが、今まではそのほとんどが「ディープサイクルバッテリー」でした。しかし、ここ数年で一気に台頭してきているのがリチウムイオンバッテリー。
鉛製のディープサイクルバッテリーの性能が悪いわけではないんですが、得意分野が違います。ディープサイクルバッテリーはパソコンのような、小さな消費電力のものを長く使うのが得意。
リチウムイオンバッテリーはエアコンや電子レンジなどの大きな消費電力のものもいけちゃいます。
価格にはかなり差がある
性能を考えると、大放電に強く、急速充電も可能なリチウムイオンバッテリーに軍配が上がりそうですが、価格はだいぶ開きがあるようです。
ものにもよりますが、約20万ほどリチウムの方が高いんです。家庭用の大きな消費電力のものを装備する場合は、それだけメリットもあるので、その辺りをどう捉えるかは個人差が出そうですね。
バッテリー残量が気になる方にオススメ
旅先で不安になるのがサブバッテリーの残量。せっかくの楽しい車旅でバッテリー切れは避けたいところですよね。そこでオススメなのが、RVランドの「BAT.MAN Ai2」です。
アナログの電圧計では測り切れないバッテリー残量がスマートフォンで簡単に確認できる優れものです。
いかがでしたでしょうか?今回はインバーター・サブバッテリー編をお送りしました。読者のみなさんの役に少しでも立つことができたら嬉しいです。次回は冷蔵庫編を特集いたします!