車内調理

車中泊で自炊をしながら洗い物をほぼ0にする方法



現在、車中泊をしながら夫婦で日本一周をしている『ゆうま』です。

私は旅中の夕食は車内で作ることにしています。なぜだか、車中泊でのご飯って家で食べるご飯よりも美味しく感じるんですよね。

私が乗っているルノー「KANGOO(カングー)」という車は、豪華な設備があるキャンピングカーではないため、手の込んだ料理を作ることはできませんが、簡単でも手料理の方が惣菜よりもおいしく感じます。

その中で1番頭を悩ませるのが「洗い物」です。

キャンプ場以外で車中泊をする時は、公共の施設で洗い物をするわけにもいかないので、車内でどうにかするしかありません。

私の車にはシンクはありませんので、色々工夫をしながら「いかに洗い物を少なくするか?」と常に考えて料理をしています。

今回の記事では、3ヶ月以上車で生活した私が実践している、「洗い物を少なくする工夫」をご紹介いたします。

車中泊での洗い物を少なくする方法


三種の神器


サランラップとアルミホイル2種

私が、車中泊で洗い物を出さないように工夫する上で「三種の神器」と呼んでいるアイテムを紹介します。

それは、サランラップとアルミホイル2種です。

この3つを駆使して調理すれば、洗い物の手間を極力軽減することができます。では、この3つをどのように使っているか実際の調理工程と共に紹介したいと思います。

車中泊で洗い物を最小限にする調理手順


まず、洗い物を少なくするには食材選びから工夫する必要があります。抑えるポイントは以下の2つ。

  1. 切る必要がない

  2. 汁物ではない


私はスーパーで買い物をするときにはこの2つを意識しています。

切らないといけない食材を買ってしまうと、調理の工数も増えてしまうだけでなく当然洗い物が増えてしまいますので、できるだけ買わないようにしています。なので、野菜はカット野菜を購入し、肉はできるだけ切る必要のないお肉を選びます。

カレーやスープなどの汁物は、洗い物を出さないというのはほぼ不可能なので、キャンプ場など洗い場がある場所以外では作らないようにしています。

プルコギ

写真を撮影した日に作ったのは炒めもの。スーパーをさまよって半額があったら迷わず手を伸ばします(笑)。

味付けもされていて肉を切る必要の無い食材が半額で売られていたのでGETしました。

玉ねぎ

今日の野菜は玉ねぎ。

玉ねぎは長く保存できるので車中泊旅向けですが、切る必要があるのが難点です。そんな時はまな板にキッチンペーパーを敷いて切り、切った後にアルコールウェットティッシュなどで拭き上げて終わりにします。

まな板 ウエットティッシュ

余程汚れる食材を切らない限り、この方法でキレイに保てます。

切る必要がある肉を買った際は、まな板で切らずにキッチンばさみで切ってそのままフライパンに入れるのがおすすめです!キッチンばさみは分解して拭き上げればキレイになるので洗い物が最小限で済みます。

次にフライパンをアルミホイルで覆います。調理する際のフライパンにこのようにアルミホイルで覆うことでフライパンを汚さずに料理をすることができます。

アルミホイルのせた

1枚では不完全なので、

アルミホイル二枚重ね

2枚重ねで完全防備します。

1枚重ねだけだと調理中に破れたりすることもあるので注意が必要ですが、2枚重ねだと安心できます。

クックパー

クックパーというアルミホイルを上面に敷くことで焦げ付きが無くなるので本当におすすめです!

炒める時はアルミホイルで蓋をします。

アルミホイル蓋をする

これで蓋も汚れること無く調理することができます。

食事中の食器や箸について


皿にラップ

食器はサランラップを巻くことで汚れを防ぐことができます。

汁物やサランラップではカバーできないものは、100円ショップなどで購入した紙皿を使うのもおすすめ。私達は夫婦2人だけなのでフライパンから直接食べて皿をできるだけ使わないようにしています。

箸はウェットティッシュで拭き上げてキレイにすることもできますが、ニオイが取れないこともありますので割り箸を使って洗い物を出さないようにしています。

食後の片付け


食事を終えたら、汚れたアルミホイルとサランラップをまとめてゴミ箱へ捨てるだけです。

食後のアルミホイル

この瞬間に、「洗い物が無いのって最高だなぁ」としみじみ思います。フライパンは軽くウェットティッシュで拭いて終わり。

焼きそばや焼きうどんだとこれで終わりですが、今回は鍋でご飯を炊いているのでその後処理が必要です。

そこで愛用しているのが「アルカリ電解水」のスプレー

「アルカリ電解水」のスプレー

アルカリ電解水は「タンパク質や油脂を分解」する特性がありますので、洗剤ほど強力ではないにしろ汚れを落とすことができます。

そして、洗った後に洗浄成分が残らないので、すすぎや水拭きの必要がなく手間がかかりません。

「アルカリ電解水」のスプレーと鍋

お米を炊いた後の鍋にアルカリ電解水スプレーを吹きかけて、キッチンペーパーなどで拭き取り、最後にアルコールウェットティッシュで拭き上げて洗い物完了。

お米はほとんど油分がないので、アルカリ電解水とウェットティッシュがあればキレイになりますし、楽ちんなのでとても重宝しています。

調理器具も工夫する


四角いフライパン

アルミホイルでフライパンを覆いやすくするために四角いフライパンを使っています。

取っ手が取れるタイプを使用することでコンパクトに収納できますし、アルミホイルも巻きやすいです。

アルミホイルで覆った後に取っ手をつけると、アルミホイルを固定する役割もになってくれるので大変重宝しています。

まとめ


洗い物の様子

いかがでしたか?この方法で料理をすれば洗い物を最小限にできるはずです。

車で3ヶ月以上も生活していると「日々のストレスをどれだけ減らせるのか?」という事を意識しないといけません。

キャンプ場以外ではろくに洗い物ができないので、どうやって洗い物を出さないようにするかを考えて試行錯誤していったらこのような方法にたどり着きました。

まだまだ私が知らない便利な道具などがあると思いますが、もしもまた気づきがありましたらご紹介したいと思います。

あなたのバンライフが充実したものになることを祈っております!