軽バンで車旅!雨の日におすすめの休憩スポットと冬の寒さ対策
コンパクトカーや軽自動車での車中泊仕様車やバンコンの場合、車内スペースがあまりないので、荷物を一度外に出してからでないとベッド準備が難しい場合があります。
我が家はエブリィワゴンに乗って車中泊をしながら旅行や釣りに出かけますが、3人+犬の荷物に加え、寝袋や道具を積むと車内はいっぱいになり、やはり一度荷物を外に出してからでないとベッドの準備ができません。
天気が良ければ問題ないのですか、雨だった場合には荷物を濡れてしまいベッド準備も大変です。
そこで今回は実際に我が家で行なっている、『軽自動車やコンパクトカーで車中泊する際の雨対策』と、先日初めてチャレンジした『冬の車中泊での防寒対策』についてご紹介します。
後半に、雨天時に役立つ屋根付きの休憩所もご紹介するのでお出かけの参考にしてください!
目次
雨天時の車中泊準備
我が家ではまず、出発前に休憩ポイントの天気予報を時間帯別予報まで入念にチェックしています。その際、雨が強そうな時には目的地を変更することもあります。
天気予報で雨予報が正確に出ているときは良いですが、運悪く予報が外れ雨に降られてしまった場合は、スマホアプリの雨雲レーダーを起動し雨が弱まる時間を調べ、タイミングを計って車中泊の準備をします。
また、雨が止んでも地面が濡れてしまっていることも多々あるので、我が家では「すのこ」と「洗車用脚立」を必ず常備しています。
これがあれば、荷物を濡らしたり汚すことなく車外に取り出せるので便利です。また、洗車用脚立はルーフキャリアに荷物を載せるときにも役に立ちます。
屋根が付いている休憩スポットであれば、雨の日のベッド準備も濡れることを気にせずできます。実際に行った屋根付きの休憩所を後半で紹介しているので、そちらも参考にしてください!
防寒対策
我が家のエブリィワゴンにはFFヒーターなどの暖房設備はありません。初めての冬場の車中泊だったので事前に暖房機器を購入し、しっかり準備をして挑みました。
それでは実際に行なった防寒対策をご紹介します。
厚着をする
当たり前のことですが、まずは厚着をすることから。裏起毛やヒートテック、ダウンなどを着ていきます。厚めの靴下も必須です。湯たんぽやカイロがあれば、さらに防寒性が高まります。
【感想】
私はワークマンの防寒アウターやウォームパンツなどを愛用していますが、防寒性に優れていて、車中泊の時にはかなり使えます。
断熱サンシェード
中にポリウレタンが入っています。外の冷気は窓から一番入り込んでくるので窓を断熱できる素材で覆ってあげるのは防寒対策として非常に効果的です。
【感想】
断熱効果のあるサンシェードは窓からの熱交換を防ぐので、長時間に渡って効果を実感できました。冬場は結露が多いので窓の下側に結露テープなど貼っておくと垂れないで済みます。
寝袋
夏場でも使っている寝袋を使用しました。
【感想】
出来れば冬用やマミー型が欲しいところです。今回は厚着をし、中にブランケットを入れて生地で空気の層を作り体温が逃げないように工夫しました。
USB給電ブランケット
私が使用しているのは、一部分のみ電熱で温まる1000円ほどの価格が安いタイプです。寝袋の中に入れると暖かく、1000円の価値は十分あるなという印象です。
ポータブルバッテリーで計測したときには平均8Wで表示されていました。
【感想】
モバイルバッテリー25000maでブランケット3基稼働させていましたが、3時間と保たなかったので、追加でモバイルバッテリーを購入するか、検討中です。
電気敷毛布
アイリスオーヤマ製190×130cmのものを用意しました。60Wで我が家のポータブルバッテリーでは7時間ちょっと使える計算になります。
【感想】
ほんわかと暖かい程度なので低温やけどの心配はありません。
冷えてきてから電源を入れようと思っていましたが、外気2℃でも寝袋だけで十分暖かったで就寝中は使用しませんでした。スイッチを入れなくても寝袋の下に敷くだけで、普段より冷えなかったので効果はなかなかあると思います。
カセットガスストーブ
一酸化炭素中毒が怖いので就寝時には使いません。
【感想】
換気の為、窓を少し開けて使用していましたが、それでも暑いくらいでした。
狭い車内だと意外と暖かい
今まで経験がなかったので、入念に準備をしてのぞんだ冬の車中泊でしたが、狭い車内に親子3人+犬が密集しているので思っていたよりも寒くならなかったように感じます。
FFヒーターは暑すぎていらないかもしれません。息子は起きる時こそ寒がっていましたが、眠っている時は寝袋から這い出して、蹴散らしていました。
結果、防寒としては今回準備した暖房器具で十分でしたが、荷物が増えてしまい、車内の積載スペースが厳しい状況でした。今後は、必要がない物を減らし、積載する場所など工夫が必要ですね。
まだまだ未熟な車中泊旅ですが工夫しながらより快適にして行こうと思います。
雨天時に便利な屋根付きの休憩所
最後に、私が実際に行ったことのある屋根付き休憩ポイントをいくつか紹介したいと思います。雨天時でも屋根があるので、ベッドの準備に荷物を下ろしても、濡らすことなく行えます。
読者のみなさまも安全で快適な車中泊ライフをお楽しみください!
道の駅 「大滝温泉」(埼玉県秩父市)
こちらの屋根付き駐車場は1台辺りの駐車スペースが広く、屋根も高さもあるのでルーフテントを付けているような車でも大丈夫そうです。
川沿いで景観も良く、温泉施設もあるので、多くのキャンピングカーも停まっている非常に人気のスポットです。秩父観光や山梨方面に抜けるルートとしてもおすすめです。
道の駅 大滝温泉
所在地:埼玉県秩父市大滝4277-2
TEL:0494-55-0126
公式ホームページ:http://www.ootakionsen.co.jp
道の駅 「中山盆地」(群馬県吾妻郡高山村)
こちらには屋根付きの駐車スペースが8台分ほどありました。道の駅内のトイレからは遠くなりますが、とても綺麗に管理されています。近くにコンビニがないので、必要なものがあれば先に準備しておくといいかもしれません。
中山盆地では温泉施設や足湯、コテージもあるので、その時々の状況に応じて、幅広く活用できます。敷地内には子供が遊べる遊具施設もありますので、のんびり休憩することも可能です。
渋川伊香保や赤城山や草津などにも行きやすい場所で、ロックハート城も近く、ゆっくり観光して周るのもおすすめです。ロックハート城はドラマのロケ地としても度々使われている、英国のお城がとても素敵なテーマパークで、カップルでもファミリーでも楽しめるスポットです。ぜひ立ち寄ってみてください。
道の駅 中山盆地
所在地:群馬県吾妻郡高山村大字中山2357-1
TEL:0279-63-1919
公式ホームページ:https://www.takayama-kanko.jp
道の駅 「どまんなか たぬま」(栃木県佐野市)
こちらの第2駐車場は、広々としていて高さのある屋根もありますが、トイレからは少し遠くなります。一方、第1駐車場は屋根は付いていませんが、トイレまで近いのでどちらが良いか好みが分かれるところです。
また、第2駐車場では夜間も照明が着いているので、真っ暗の中、仮眠をとりたい方は避けた方が無難です。
施設内には足湯や飲食店、幼児向きの遊戯もあり、この時期は敷地内にあるイルミネーションが見られます。
コンビニも近く、近隣3キロ付近に「やすらぎの湯」というとてもリーズナブルなスーパー銭湯もあり、佐野厄除大師や佐野プレミアムアウトレットなども近いので、初詣前後に寄るのにも最適な場所です。
道の駅 どまんなか たぬま
所在地:栃木県佐野市吉水町366-2
TEL:0283-61-0077
公式ホームページ:https://domannaka.co.jp
道の駅 「オアシスなんもく」(群馬県甘楽郡南牧村)
こちらは地下駐車場に降りると5台くらいの駐車スペースがあります。高さは2.2mくらい(目視)なのでバンコンでも入れない車種もあると思います。
比較的小規模の道の駅ではありますが、渓流に隣接して景観も良く、お惣菜や弁当もリーズナブルで南牧村ならではの雰囲気を感じられる道の駅です。
近隣にコンビニや入浴施設はないので事前に済ませておいたほうがいいと思います。
道の駅 オアシスなんもく
所在地:群馬県甘楽郡南牧村大字千原3-1
TEL:0274-87-3350
公式ホームページ:http://www.nanmoku.ne.jp/modules/oasis/index.php?content_id=4