メスティン チョコフォンデュ

遠くに出かけなくても楽しめる!キャンピングカーを活用して庭キャンプ



気軽に色々なところを旅したいという思いから、キャンピングカー(トラキャン)を購入することになりましたが、去年からのコロナ禍により、家族でのお出かけなどに色々と制限がかかるようになってしまいました。

行動自粛を長く続けることは、子どもはもちろん、子どもを抱える親にとっても辛いものです。

そこで、遠くに出かけなくてもキャンプ気分を味わって楽しめるように、駐車場で眠っているトラキャンを活用して、自宅の庭でキャンプをすることにしました。

今回は、その様子をレポートしたいと思います。

目的

コロナ禍で行動に制限がかかる中、親子の時間を大切にしつつ、家族みんなが楽しめること、遠くに出かけなくても充実した休日を送ること、日ごろの自粛ストレスを発散して非日常感を味わうことを目的に、お昼から夜寝るまでの時間帯で、自宅の庭でトラキャンを使ったキャンプを実行することにしました。

メインは、おやつとごはんをトラキャンの中で調理し、食べること。

何をしたら最も楽しめるかを子どもたちも含めて考えた結果、このようになりました。キャンプを開始してからは、トイレ以外、家の中に入らないというのがルールです。

やっぱり、子どもは大人が思い付かないようなことを考えてくれる、遊びの名人ですね。

準備

自宅の庭でのキャンプといえども、子どもたちのわくわく感を高めるために、どこか遠くでキャンプをするかのように準備します。

夜までの食べ物・飲み物は、すべてトラキャン内の冷蔵庫へ。その他の備品類(タオルなど)も、すべてトラキャンに収納します。子どもたちは、夜まで遊ぶオモチャなど、必要なものをリュックサックに詰めてトラキャンに運びました。

それからの外の設営は、非常に簡単。

トラキャン 庭キャンプ

普段からトラキャンの中に外用のテーブルや椅子といったキャンプに必要な道具を収納しており、家の中から持ち運ぶ必要がないからです。

トラキャンの後ろに外用テーブルと椅子を出したら、キャンプの準備は完了です。

我が家の駐車場は、トラキャンを停めれば車の通る道からちょうど見えなくなる位置にあるため、しっかりとプライベート空間を確保できます。

トラキャンの後ろでテーブルを広げて飲食していても、人目を気にする必要がありません。

大きな声を出したりと近隣に迷惑になってしまう行為には注意が必要ですが、我が家の場合は好条件がそろっていたので、このスタイルで庭キャンプを実行することができました。

子どもと一緒に作れる簡単おやつ

メスティン おやつづくり

普段はなかなかおやつを手作りしてあげられない私ですが、こういう時こそ普段できないことをやりたいと思っています。

家ではあまり料理を手伝わない子供たちも、キャンプに行くと一緒に楽しく料理をしてくれるので、今回も簡単に、楽しくできる「ダイソーメスティン」を使ったおやつ作りをすることにしました。

チョコレートフォンデュ

チョコレートフォンデュ

<作り方>

まずは牛乳50ccを「ダイソーメスティン」に入れて、固形燃料に点火。

温まってきたら板チョコレート2枚を割り入れ、溶かします。

フルーツ

あとは、好きな材料(バナナ、イチゴ、ポテトチップス、マシュマロなど)を串に刺して、チョコレートに付けて食べるだけ。

固形燃料を使うことにより、チョコレートが焦げることなく、最後まで美味しくいただくことができました。

チョコレートフォンデュ2

すごく簡単ですが、最初から最後まで子どもと一緒に作れるので、キャンプのおやつとして、毎回大好評です。

子どもにはフルーツのカットと、チョコレートを割り入れてスプーンなどを使って混ぜる作業を担当してもらいます。

小学生なら十分ひとりでできてしまいますね。肌寒い季節のキャンプにおすすめです。

おしるこ

<作り方>

缶詰のあずきと小さくカットしたお餅をダイソーメスティンに入れて、固形燃料に火を点けます。

あとは、たまにかき混ぜるくらいで、お餅がやわらかくなるまでそのままにしておくだけ。

非常に簡単で、体も温まります。甘いものは心も満たしてくれますね。

車内調理!ダイソーメスティンで晩ごはん

夕方になると少し肌寒くなってきたので、夕方から夜にかけては、トラキャンの中だけで過ごしました。

一月末の関東圏ですが、ヒーターを入れなくても十分暖かったです。トラキャンを購入して初めての冬となりますが、トラキャンの中がこんなにも暖かいとは思いませんでした。

晩ごはん作りは、トラキャンの中で行います。

ダイソーメスティン

なるべく簡単にキャンプ飯を食べたいという家族の意見から、晩ごはんも「ダイソーメスティン」を使って、子どもと一緒にできる簡単なものを作りました。

炊き込み風ごはん

それがこちら。米一合用の「ダイソーメスティン」を使った、炊き込み風ごはんです。

焼き鳥丼

<作り方>

「ダイソーメスティン」に無洗米1合、水200cc、焼き鳥缶を汁ごと入れて、塩少々、醤油をお好みで垂らします。

蓋をして30分ほど吸水させたら、固形燃料に点火。

火が消えるまでそのまま放置します。火が消えた後、「ダイソーメスティン」をタオルで包み、逆さまにして10分ほど蒸らしたら、完成です。

鮭丼

<作り方>

「ダイソーメスティン」に無洗米1合、水200ccを入れた後、スーパーマーケットで購入した調理済みの鮭をお米の上にのせて、お好みで少々醤油を垂らします。

蓋をして30分ほど吸水させたら、固形燃料に火を点けて、消えるまで放置。火が消えたら「ダイソーメスティン」をタオルで包んで逆さまにしておきます。

10分ほど蒸らしたら完成です。調理済みの鮭を使うことで、簡単に味のしみた鮭丼ができあがりますよ。

鯖丼

<作り方>

「ダイソーメスティン」に無洗米1合、水200cc、鯖水煮缶を汁ごと入れて、醤油をお好みで垂らします。

焼き鳥丼・鮭丼と同じく、蓋をして30分ほど吸水させたら、固形燃料に火を点けて、消えるまで放置しましょう。

火が消えたら「ダイソーメスティン」をタオルで包んで逆さまにして、10分ほど蒸らしたらできあがりです。

すべてコンビニエンスストアなどで手に入る材料だけでできるので、とても手軽でおすすめです。

お米は研ぐ手間を考えて無洗米にしましたが、もちろん普通のお米でも大丈夫です。普通米を使った場合は、無洗米よりも少し水を少なめにしてください。

車を使った庭キャンプの楽しみ方

今回、トラキャンを購入してから初めて、庭でキャンプをしてみました。

子どもが大人では考え付かないようなルール(一度庭キャンプを始めたら、トイレ以外、終わるまで家に帰らない)を作ったこともあって、家族全員が思った以上に楽しむことができました。

我が家のトラキャンは冷蔵庫が付いているので、飲み物などを何回も自宅に取りに行く必要がないですし、普段からトラキャンの中に外用テーブル、椅子、食器類、調味料などをすべて収納しているため、設営の準備がほとんどいらず、手軽に庭キャンプを楽しめるのも良かったです。

コロナ禍でなかなか手軽に遠出ができなくなっていますが、トラキャンの中で家族と過ごすことで、自宅の庭とは思えないほどの非日常感を味わうことができました。

自宅にいるとどうしても普段の生活のやるべきことを優先してしまうため、庭キャンプをして、ほかのことを考えることなく、家族でゆっくりと同じ時間を共有できたのは、とても貴重な体験だったと思います。

また、トラキャンやキャンプ用品を使うことで、思いがけず道具のメンテナンスをすることにもつながりました。

夜寝るときは自宅に戻りましたが、子どもたちはトラキャンに泊まりたいと言っていたので、次回に試してみようかなと、また新たな楽しいことを考えています。