車中泊
【実体験】梅雨の車中泊はどこに停める? 雨の日でも快適な場所の選び方
雨の日の車中泊は、「どこに停めるか」で快適さが大きく変わります。
晴れている日は気にならなかった駐車場でも、梅雨時期になると水たまりや傾斜、横殴りの雨に悩まされることがあります。
特に軽バンのようなコンパクトな車内では、一度雨や湿気を持ち込むと、不快感が長く残りがちです。
筆者は富山・石川を拠点に、軽自動車(ダイハツムーヴ)で19カ月の車中泊生活を経験。
その中で、雨の日に「避けるようになった場所」と、逆に「快適に過ごしやすかった場所」が、はっきりと分かれていきました。
今回は実体験をもとに、梅雨時期ならではの場所選びのコツを紹介します。
梅雨の車中泊で避けたい場所とは
車中泊は、どうしても普段の生活より制限が多くなります。
特に雨の日は、服や靴を乾かしたり、着替えたりするだけでも結構大変です。
実際の経験から、雨の日の車中泊では次のようなポイントに気をつけるようにしています。
水たまりができやすい場所は避ける

晴れているときは気にならない駐車場でも、雨が降るとところどころ水たまりになりやすい場所があります。
このような場所では、乗り降りのたびに靴やズボンが濡れてしまい、不快感が一気に増します。
濡れた状態が続くと体も冷え、体調を崩す原因になることもあります。
北陸の車中泊スポットは比較的空いていることが多いので、筆者はできるだけ水たまりのない場所を選んで駐車しています。
また構造上、大雨時に貯水池の役割をする駐車場もありますが、雨の日は避けています。
トイレが遠い場所は想像以上につらかった
雨の日のトイレ移動は、想像以上に大変です。
そこで、気をつけていた事が3つ。
・トイレの近くに駐車する
・雨具はすぐ着られる位置に準備しておく
・濡れてもいい履物を用意する

実際に「道の駅 氷見」と「道の駅 能登食祭市場」では、トイレの遠い場所に停めざるを得ないことがありました。
「道の駅 氷見」は通年で車中泊利用者が多く、トイレ近くの駐車スペースは埋まりがち。
また「道の駅 能登食祭市場」は、駐車場からトイレまでの距離自体がもともと離れています。
こういう場所で車中泊する場合は、雨対策を万全にしておきます。
雨具は、ダイソーなどで手に入るポンチョタイプがおすすめです。
車内でも着やすく、サッと対応できます。
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履物については長靴も選択肢ですが、「濡れる前提」でサンダルを使うのも良いです。
筆者も実際にこのスタイルで過ごしていました。
ただしこの場合、足拭き用のタオルは必ず用意しておきましょう。
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なお、傘についてですが、開くまでの間に体や車内も濡れやすいので、強い雨の日はあまりおすすめはしていません。
ドアの向きや風向きも意外と重要だった

暴風雨(台風)の時は、特に注意が必要です。
ドアを開けた瞬間に雨が吹き込み、車内が一気に水びたしになることもあります。
筆者の車はスライドドアではないので影響は少ないですが、スライドドアの場合、開口部が大きく、雨が入りやすくなります。
梅雨の時期はあまり風が強く吹くことは少ないので、台風が接近している場合は別です。
風向きを見て、できるだけ風を遮ってくれる建物近くに駐車するようにしています。
雨の日こそ、「どの向きで停めるか」を意識することが快適さにつながります。
大雨の日は河川近くを避ける

最近は富山県(高岡市など)でも、線状降水帯による道路冠水ニュースが増えています。
富山・石川にある主要な道の駅は、比較的安全な場所が多いものの、それでも雨の日に限っては油断禁物。
特に「川の近くのスポット」は万が一のために避けるのが鉄則です。
大雨の気配を感じたら、あらかじめ標高の高い場所へ移動するのが基本。
高台にある車中泊スポットを選んで、安全を確保しながら、実質的な避難も兼ねます。
雨の日の車中泊では、「快適さ」だけでなく「安全性」を優先する意識が重要だと感じています。
逆に快適だった場所
ここからは逆に、私が長期間の車中泊生活の中で偶然発見した、「雨の日こそ真価を発揮する快適な場所」を紹介します。
天然のシェルター!「建物や山で風を遮れる場所」

風を遮ってくれる構造物がある場所は、雨の日でも過ごしやすくなります。
特に印象的だったのが、七尾市にある「七尾城登山口駐車場」です。
駐車場のすぐ横に大きな岩や山のような地形があり、これが天然の風よけとして機能してくれます。
そのおかげで、風の騒音もあまり気になりません。
人気のある場所でもあるため、利用する際は早めの到着を意識すると安心です。
災害を経てアップデートされた「舗装状態の良い駐車場」

管理された道の駅では、舗装状態が良く、水はけに困ることはあまりありません。
特に能登半島地震以降は、各道の駅で駐車場の補修工事が完了しており、水たまりや泥はねが起きにくい環境になっていると感じます。

一方で、公共の公園の駐車場は、水はけの良さを実感できる場所はあまり多くありません。
雨の日の快適さを重視するなら、しっかり舗装された場所を選ぶのが一つの基準になります。
軒下や屋根の近くは本当に「特等席」

車から降りてすぐに軒下や屋根がある場所は、かなり貴重です。
雨の日でもほとんど濡れずに移動できるため、快適さが一気に上がります。
数少ない例として、「道の駅 万葉の里高岡」があります。
ここは車を降りてすぐ軒下に入ることができ、そのまま雨にほとんど濡れずトイレまで行けます。
軒下には丸テーブルや椅子、自動販売機もあり、ちょっとした休憩にも便利。
さらに近くにコンビニもあるので、傘やレインコートを準備してから買い出しに行くといった使い方も便利でした。
まとめ:雨を制する者が、梅雨の車中泊を制する!
梅雨時期の車中泊スポット選びについてご紹介しましたが、最後に一番伝えたいのは「準備と割り切り」です。
どれだけ気をつけても、初めての場所で「水たまりができない場所」を完璧に見抜くのは難しいものです。
だからこそ私は、「濡れる前提」で動くスタイルを選ぶようになりました。
例えば、半ズボン+素足にサンダル。
裾が濡れる心配もなく、車に戻って足を拭けば一瞬でリセットできます!
シンプルですが、かなり快適です。
一見すると、憂鬱に思える梅雨の車中泊ですが、「場所選び」と「濡れ対策」を押さえれば、どこも空いていて静かに過ごせる穴場シーズンでもあります。
ぜひ、お気に入りの「雨宿りスポット」を見つけて、快適な梅雨ならではの車中泊を楽しんでみてくださいね!

