車中泊の腰痛対策に!累計18万台売れた「QUICKCAMP車中泊マット」を本気レビュー
風の向くまま車を走らせ、今日の寝床はどこにしようかと考える。
車中泊には、すべてが快適に整ったホテルとは違う冒険のような楽しさがありますが、多くの人を悩ませるのが無理な姿勢で寝ることによる腰痛や疲労です。
もともと体力に不安があったり、長期の日程になったりすると、睡眠時の違和感がじわじわと蓄積し、旅が楽しめなくなることさえあります。
外遊びブランドQUICKCAMP(クイックキャンプ)のインフレータブルマットは、累計18万台も売り上げているロングセラー商品です。
キャンプや車中泊のほか、自宅で愛用する人も多いそう。
人気の秘密はどこにあるのか、使い心地を検証してみました!
※本記事はメーカーより製品をご提供いただいて制作していますが、PR目的の記事ではありません。実際に使って感じたことを、損得なしで正直にお伝えします。
車中泊マットの基礎知識

コンパクトに収納でき、持ち運びのできる就寝用の敷物のことを「キャンプマット」「スリーピングマット」「車中泊マット」などと呼んでいますが、構造としては大きく3種類に分けられます。
①クローズドセルマット
クッション性のある発泡素材でつくられた軽量マットで、簡単に折りたたんで携帯できるのが魅力です。
②エアマット
その名のとおり空気を入れて使うマットで、空気を抜くと真っ平らになる収納性が魅力です。
③インフレータブル(インフレーター)マット
内部にウレタンフォームが入っており、空気を入れることでフォームごとふくらむマットです。
ウレタンフォームのぶんだけ収納時も重く、大きくなりますが、エアだけでは生み出せないクッション性があります。
今回のQUICKCAMPの製品は、このインフレータブルマットになります。
車種別おすすめサイズ

QUICKCAMPの車中泊マットはシングル、セミダブル、 ダブルの3サイズ。
コンパクトなシングルサイズ

もっともコンパクトなシングルサイズは幅70cmで、5cm厚なら直径18cmほどに小さくまとまり、収納性抜群です。
メーカーがすすめる使用シーンは、ソロキャンプや軽自動車での車中泊。
自宅でのちょっとしたゴロ寝スペースにもよさそうで、携帯性や収納性を重視する人におすすめしたいサイズです。
▶︎「車中泊マット シングル」の詳細・公式販売サイトはこちら
【スペック|シングル】
・展開寸法:5cm厚 約201×70cm/8cm厚 約201×70cm/12cm厚 約201×76cm
・収納寸法:5cm厚 65×Φ18cm/8cm厚 Φ20cm/12cm厚 Φ24cm
・重量:5cm厚 2.1kg/8cm厚 2.5kg/12cm厚 4.1kg
・R値:5cm厚 6.4/8cm厚 10.2/12cm厚 10.2以上
並んで横になれるセミダブルサイズ

セミダブルサイズは幅107cmで、子どもと並んで横になれる大きさ。
軽バン、軽ワゴン、SUVにフィットし、おすすめ車種としてN-VAN、エブリイ、アトレー、ハイゼットカーゴなどが挙げられています。
セレナやノアなどミニバンの段差解消にも対応します。
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【スペック|セミダブル】
・展開寸法:5cm厚 約201×107cm/8cm厚 約201×107cm
・収納寸法:5cm厚 55×Φ34cm/8cm厚 55×Φ38cm
・重量:5cm厚 3.2kg/8cm厚 4.3kg
・R値:5cm厚 6.4/8cm厚 10.2
ダブルベッドにも匹敵!ダブルサイズ

ダブルサイズは幅137cmと、家庭用のダブルベッドにも匹敵し、来客用のゲストベッドにもおすすめとのこと。
ミニバン、ステーションワゴン、大型SUVに最適で、ハイエースのほかヴォクシー、ノア、アルファード、ヴェルファイアなどが例示されています。
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【スペック|ダブル】
・展開寸法:5cm厚 約203×137cm/8cm厚 約203×137cm
・収納寸法:5cm厚 70×Φ34cm/8cm厚 70×Φ38cm
・重量:5cm厚 4.4kg/8cm厚 5.7kg
・R値:5cm厚 6.4/8cm厚 10.2
厚さは5cm・8cm・12cm|失敗しない選び方
上記の本体サイズに加え、厚さは5cm・8cm・12cmの3種類(サイズによっては2種類)から選べます。
豊富なラインナップが嬉しいですね。
一般的な寝具の感覚と同じで、マットも厚みがあるほど寝心地がよくなります。
一方で、厚みと比例して収納時のサイズも大きくなり、たとえばシングルサイズでは5cm厚=2.1kg、8cm厚=2.5kg、12cm厚=4.1kgと重さも増えていきます。

QUICKCAMPによると、手軽な5cm厚はフローリングでのお子さんの寝かしつけなどにぴったり。

人気No.1の8cm厚になると、キャンプシーンで実用的に使えるほか、車内段差解消にもおすすめです。

極厚12cmは、もはやアウトドア用品の枠を超えた自宅のメイン寝具級の快適さ。
使い心地を考えると12cm厚が魅力ですが、車中で使う場合は車高とのバランスも考慮したいです。
各自動車メーカーはミリ単位で天井高の確保に努めていますが、マットをプラスすることは天井が低くなることと同義です。
後述する筆者のハイエースの場合は8cm厚が最適解のようでした。
R値(熱抵抗値)とは
寒冷地で使う場合は「R値(熱抵抗値)」にも注目したいです。
地面からの熱の伝わりにくさを示す数値で、冬キャンプにはR値5.0以上が目安とされます。
キャンプシーンではシート+マット、マット+シュラフのように、重ね使いでR値を足し算していきます。
QUICKCAMPの車中泊マットの場合、5cm厚=R値6.4、8cm厚=R値10.2、12cm厚=R値10.2以上と断熱性能は十分。
床から伝わってくる冷気をしっかり防いでくれそうです。
QUICKCAMPの車中泊マットを実際に使って検証|寝心地は?

今回の検証では、人気No.1の8cm厚からシングルサイズ(QC-CM)を、ハイエースベースのキャンピングカーで使ってみます。

設営はバルブを開くだけ。
自動膨張式で、ポンプなど不要でウレタンフォームがふくらんでいきます。
とはいっても、初めて使うときには「なかなか空気が入らない」「手動で空気を足す必要がある」といったことがインフレータブルマットではよくあります。

今回もそのつもりでいたらびっくり。
みるみるうちに形が変わるのがわかるほど、自動で空気が入っていきます。
筆者はこれまで海外大手メーカーのインフレータブルマットを使っていたのですが、それを遥かにしのぐハイスピードです。

15分もするとパンパンに空気が入り、しっかり使える状態になりました。
サイドに連結用のスナップがあり、複数枚をつなげて使うこともできます。

裏面は滑り止め加工がされており、寝返り時にズレにくいのも好感触です。

さらにその弾力性にも驚かされました。
全体重をかけてみても、まったく底付き感がありません。
横になってみると、適度な弾力で身体が安定し、車のシートの存在をほとんど感じないほど。
軟らかすぎるベッドでは、かえって腰が痛くなるという人も安心ではないでしょうか。
また、長時間使っていても、へたり感や空気抜けがほとんどないことも驚きでした。
海外大手メーカー製のプロダクトでも、一晩体重をかけて寝たり、しばらく使わず放置していたりすると自然な空気抜けが生じます。
「インフレータブルマットとは、こんなもの」と思い、こまめに空気を足していた常識が覆されました。
手の届きやすい価格帯にもかかわらず、十分に高品質。
ここが人気の秘密と言えそうです。
専用カバーの併用がおすすめ

ポリエステル素材のインフレータブルマットは、独特のツルツル感、シャカシャカ感があり、家庭用の寝具とは肌ざわりが異なります。
また、簡単に洗えないため衛生面が気になることもあるかもしれません。
別売りの「専用カバー(QC-MCS)」は、中綿入りのキルティング加工を施した、優しい手ざわりのカバー。

裏面にはゴムバンドがあり、ズレることなく固定できました。
サイズが合えば、他社製品にも使えます。

ポリエステルに素肌がぴたりと貼り付く感じがなくなり、とても快適です。
洗濯機で丸洗いすることもできるため、汗をかきがちな車中泊の夜も安心。
複数枚、買いそろえておきたいオプション品です。
▶︎「車中泊マットカバー」の詳細・公式販売サイトはこちら
ゆったりサイズの収納袋が秀逸

撤収には平らな床面と、少しのコツが必要です。
抜いた空気が戻らないようにバルブを開け閉めしながら、端の方から体重をかけて巻いていきます。
(12cm厚では空気の戻りを防止する二層式バルブを採用しているそう!)
圧迫が甘く、少し空気が残ったかな、と思いましたが専用の収納袋はゆったりサイズ。

キャンプギアにありがちな「一度広げてしまうと袋に戻らない!」という心配が無用で、スムーズに収納できました。

こんなところにも「使いやすさ」が光り、細やかな気配りが感じられます。
QUICKCAMP車中泊マットの5つの魅力

実際に使ってみて実感したおすすめポイントは5つ。
①しっかりふくらむ高品質の自動膨張式
②大人が全体重をかけても底付き感のない弾力性
③豊富なサイズと厚み、連結用スナップによるバリエーション
④簡単収納で、使わないときはコンパクトに保管できる
⑤購入しやすいコストパフォーマンス
アンケートによると、購入者の35%が車中泊、30%がキャンプ、残りは防災用や来客用など、自宅で使う人が占めるそうです。
幅広い消費者に受け入れられていることがわかります。
近年、防災分野では非常時と日常を分けない「フェーズフリー」という考え方が広がっています。
普段から使っているものが、もしもの備えになるなら、こんなに頼もしいことはありません。
出番がないに越したことはありませんが、避難所などでも底冷えからユーザーを守り、しっかり身体を支えてくれそうな感触でした。
コストパフォーマンスとクオリティのバランスがいいのも大きな魅力です。
普段はレジャー用として、非常時には家族の寝具として常備しておきたい、納得のロングセラー品でした。



