車中泊
車中泊旅の最中「夫婦喧嘩」?!してしまったときの対処法

筆者は車中泊旅に夫婦ででかけた際、移動中や車内滞在時に「夫婦喧嘩」をしてしまうことが時々あります。
長時間ずっと一緒に過ごしていると、普段なら気にならないことがケンカの原因になってしまったり、移動の疲れや空腹、狭い車内でずっと顔を付き合わせていることなどなど、さまざまな要因でイライラしてしまい、夫婦喧嘩に発展してしまうんです。
夫婦やご家族で何度か車中泊にでかけたことがある方なら、「旅の最中にケンカをしてしまった・・・」なんてことが、何度かはあるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、夫婦2人で長時間過ごすことも多い車中泊旅の最中、夫婦喧嘩をしてしまったとき、筆者が実際に行っている対処法をいくつかご紹介していきたいと思います。
狭い車内空間であの重苦しい空気に長時間耐えるのは、かなりのストレスになります。
「この前の車中泊も大変だった!」「喧嘩のあとどうやって気分を入れ替えればよいかわからない」という方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
車中泊旅「夫婦喧嘩」対処法1.SAや道の駅などに立ち寄り「気分を入れ替える」

夫婦喧嘩が1番起こりやすいのが、移動中の車の中。
楽しくおしゃべりをしていたはずが、いつの間にかお互いにイライラしてケンカに・・・ということがかなり多いです。
そんなときには、トイレに行く予定がなくとも、近くのサービスエリアやパーキング、道の駅などに立ち寄り、気分を入れ替えるようにしています。
車外にでて深呼吸し、売店に立ち寄ったりドリンクを買ったり。
そうすることで、ちょっとの時間であってもかなり気分が入れ替わり、「ま、いっか」となることが多い気がします。
気分の入れ替えが完了したら、車内で一緒に飲む用のドリンクや運転中でも食べやすいお菓子などを購入して、車に戻ります。
些細なきっかけから、普段通りの会話ができるようになるものです。
次のページ▷ 私たち夫婦が実践している対処法についてご紹介します!
車中泊旅「夫婦喧嘩」対処法2.少しの時間でいいので、「距離を取る」

サービスエリアや道の駅があれば、気分を入れ替えがてら立ち寄ることもできます。
しかし下道を走行中のときなどは、長時間走っても立ち寄る場所がまったくない、なんてことも・・・。
山道などで「立ち寄れそうな建物がない!」という場合でも、安全な場所に車を停められそうであれば、思い切って車を停めて、車外に出てみましょう。(駐停車禁止の場所は避けてくださいね!)
2〜3分程度であっても、少し距離を取り時間をあけることで、怒りやイライラなどの気持ちがおさまります。
数十秒、外の空気を吸うだけでもかなり気分は変わります。
また車中泊先で車内で過ごしている時間など、移動することができず、どこかに立ち寄ることが難しいときも、短時間で良いので冷却時間を取るとよいでしょう。
車外に出てトイレや自動販売機まで行ってみたり、車内後方の居住スペースから運転席に移動するなどして、少しの時間でよいので、夫(妻)と距離を取ってみてくださいね。
車中泊旅「夫婦喧嘩」対処法3.狭い車内でも、お互い「別のこと」をして過ごす

車内空間は自宅よりも狭いため、「喧嘩したからしばらくの間、別の部屋で過ごす」なんてことが、不可能な場合が多いのですよね。
自宅でなら別の部屋に移動するだけで相手の気配を感じず、気分が入れ替わるまで顔を見ずに過ごすことができます。
しかし狭い車内では、「別の部屋に移動する」「夫(妻)との間に距離を取る」ということ自体が難しいのが現実です。
そんなときは、なんでもよいので「自分ひとりで没頭できること」をしてみてください。
イヤフォンをし音楽を流して相手の気配を消したり、夫(妻)を視界から外してなにかに没頭するだけでも、気分の入れ替えができると思います。
イヤフォンで好きな音楽を聴いたり、お気に入りのゲームをしたり、読書や動画鑑賞も良いですよね!
そうやって「車内別行動」をする時間をつくることで、イライラしていた気分もおさまり、仲直りするタイミングがパッと訪れるかもしれません。
車中泊旅「夫婦喧嘩」対処法4.空腹を感じたら、おいしいものを「一緒に食べる」

「子供か!」といわれそうですが、筆者の場合「空腹」が原因でイライラし、その結果ケンカになってしまう、ということもかなり多くあります。
気付くのにだいぶ時間はかかるのですが、プンプン怒りながら「あ、今日朝食食べてないかも」「長い時間なにも食べてない!」なんて、途中で気がつくことが多々あるんです・・・。
怒ってるときに食欲がでるかどうかはさておき、空腹がイライラの原因かも?と気づいたら、あとは「仲直りのために食べる」のみです(笑)
ドライブ中に急遽滞在先の飲食店に立ち寄ることもありますし、胃が満たされればコンビニのおにぎりやスイーツでもまったく問題ありません。
とにかく、お腹を満たしましょう。
そのとき自分の分だけでなく、夫(妻)の分も購入し、一緒に食べるのがポイントです。
食べながら「おいしいね」「お腹すいてたね」なんて話かければ、あっという間に仲直り完了です!
車中泊旅「夫婦喧嘩」対処法5.疲れや眠気を取るために、停車して「仮眠」を取る

お腹がすいているときと同様に、長時間の運転や移動での疲れ、運転中の眠気などもイライラの原因になり、夫婦喧嘩に直結しやすいです。
疲れや眠気を感じたり、ケンカの原因が「疲れではないか?」と感じたときは、思い切って車を停め、短時間でいいので横になって仮眠をとりましょう。
少し眠るだけでも体の疲れが取れ、頭がすっきりします。
筆者も、1〜2時間の睡眠を取った後には「何であんなにイライラしていたんだろう?」と感じることが多いです。
高速道路のサービスエリアやパーキング・道の駅などは、24時間使用可能な駐車場やトイレ、自動販売機が完備されていることも多く、数時間の仮眠に適しています。
寝起きに自動販売機でコーヒーを買って飲み、頭をすっきりさせてから出かければ、ケンカを回避できたり、仲直りも早くできるかもしれません。
なにより、疲れや眠気を感じたままの運転はとても危険です。
しっかりと仮眠を取って、頭も体もすっきりした状態で運転してくださいね。
日頃から「ごめんね」と「ありがとう」をきちんと伝えよう

今回は、車中泊旅で夫婦喧嘩をしてしまったとき、私たち夫婦が行っている「対処方法」をいくつかご紹介しました。
車中泊を始めた頃はどうやって気分を入れ替えたらよいのかわからず、「このまま家に帰ってしまった方がよいのではないか」と考えることもありました。
しかし最近では、さまざまな方法で気分を入れ替えることができるようになり、ケンカをしても比較的短時間で仲直りできるようになってきました。
筆者は仲直りの際、「運転ありがとう」の気持ちをこめて、サービスエリアなどで甘いものを買ってきて、一緒においしく食べたりしているんですよ。
また「なんとなく、いつの間にか仲直りしていた」というのでもよいのですが、筆者夫婦は、毎回きちんと「ごめんね」を言い合うようにしています。
そうすることで区切りがつき、そのあとずっと楽しく過ごせる気がするんです。
そしてお互いに感謝の気持ちを忘れないようにし、なにかしてもらったら「ありがとうの言葉をすぐに伝える」ということも、夫婦ともに大切にしていることのひとつです。
「ごめんね」と「ありがとう」を時間をおかず素直に伝え合うことが、仲直りの早さやケンカ回避につながるのではないでしょうか。