【本当にあった】海外車中泊旅ならではの怖い話? ほっこりした話!
目次
怖っ!!彼が超酔っ払った知らないおじさんと帰ってきた!
スコットランドの夏。
その日は海のすぐそば・公共シャワーがある近くの駐車場で車中泊をしていました。
夏とはいえ、真冬のジャケットが必要だったスコットランドの夏。
お散歩に行こうと彼から誘われたけど、寒すぎるのでわたしは居心地の良い愛車でお留守番です。
数時間後。
彼が帰ってきたのですが、めちゃくちゃ酔っ払ったおじさんと一緒に帰宅。
あまりにも酔っぱらっていたのでビビるわたし。
警戒心いっぱいで『なんで一緒に帰って来た?』とか思いながら挨拶します。
するとそのおじさんがビニール袋をわたしに差し出してくれました。
ビニール袋の中を覗いてみると、新鮮なタコとランゴスティン(和名アカザエビ・高級なエビ)が大量に!
引き続き警戒しながらも話をしていると、おじさんは地元の漁師さんで今日の漁で採れた新鮮なタコとランゴスティンをプレゼントしてくれたのでした。
そのおじさんはしばらく彼と外でお酒を飲みながら話をして、帰っていきました。
ちなみにわたしは酔っ払いが苦手なので車の中からちょっと話す程度。
ずっと警戒したままでした。
おじさんが帰ってから彼に聞いてみると……。
散歩の途中でおじさんと出逢い、地元の漁師さんだと判明。
わたしが日本人で新鮮なシーフードが大好きだと話し、どこで釣りができるかなど聴いていると、そのままお家まで招待してくれて、どういう釣り道具がいいかとか、どこで何が釣れるかなど詳しく教えてくれたそうです。
そして「それなら!」と、わざわざ採れたての新鮮なタコとランゴスティンを持って来て、プレゼントしてくれたのでした。
なんとスイートなおじさん!
わたしはずっと警戒していて素っ気ない態度だったので、話を聴いてからなんだか申し訳ない気持ちになったのでした。
その後そのタコとランゴスティンはお刺身などで数日間おいしくいただきました。
トルコで車中泊をした港で貴重な体験!
場所はトルコ。
その日は港でイイ感じの車中泊スポットがあったので、そこで泊まることにしました。
そこは観光船などが停まっている小さな港です。
車の外でくつろいでいると、すぐ近くにあるバーみたいな所にいた船のオーナーさん達が出てきて話しかけてくれました。
しばらく愛車の近くで話し「チャイでも飲むか」とそのままバーに招待してくれて、チャイやおやつを振舞ってくれたのでした。
ちなみにトルコではチャイ(トルコ式紅茶)をゲストに振舞ってくれることが多く、いろんな所でチャイに誘われます。
チャイに招待して頂けただけでもありがたい経験なのに、その後持っている船を案内してくれるとのこと!
普段は入れない操縦席などへも連れて行ってくれて、貴重な経験をさせていただけたのでした。
船のオーナーさん達はとても親切で、その後なんと電源を無料で使用しても良いよと言って、使わせてくれたのでした。
ディープなカッパドキアを体験!
トルコ繋がりでもう一つほっこりしたエピソードを。
場所はカッパドキア、雪が降る時期の滞在です。
寒くシーズンオフだったので、そのキャンプ場に滞在していたのはわたし達だけでした。
他にお客さんもいないので、とてもヒマそうなキャンプ場の管理人さん。
夜はいつも管理人室(寝泊まりしているプライベート空間)に招待してくれて、暖かい部屋でチャイを振舞ってくれます。
言葉も余り通じないので、身振り手振りで会話をしながらトルコのテレビを見たりして毎晩ゆったり過ごせました。
ちなみにトルコのチャイ文化。
グラスが空くと、すぐに新しいチャイが注がれます。
わんこそばのようなエンドレスチャイ。
「もう結構です」というまでずっとチャイを振舞ってくれます。
トルコの方はみなさん優しくて、ほっこりの連続です。
そんな優しいキャンプ場の管理人さん。
明日はお休みなので、カッパドキアの観光に連れて行ってくれるとの事!
翌日わざわざ車でキャンプ場まで迎えに来てくれて、わたし達を乗せて連れ出してくれました。
まずは管理人さんのお家まで。
観光では行かないようなカッパドキアのエリアで、管理人さんが住んでいるお家を案内してくれました。
管理人さんのお家はカッパドキアならでは?!の石を削って造られたお家。
普段は見る機会がめったにないであろう、めずらしい住居です。
その後管理人さん行きつけのローカルレストランでランチを。
地元の方がたくさん集まる人気のレストランです。
こんな経験も地元の方が案内してくれたからこそ!
その後は管理人さんのお友達が運営している素敵なお店へ。
カッパドキアで採れたオニキスなどでジュエリーやキャンドルホルダーなどを手作りしているアトリエ兼アンティークショップです。
このお店でもアトリエを案内してくれたり、どのようにして作るのかなど詳しく説明してくれたりしました。
こんなにゆっくりいろいろと見せていただけたのも、管理人さんのおかげです。
その後もいろいろ連れて行ってくれて、1日中わたし達だけでは辿り着けないようなディープなカッパドキアを案内してくれたのでした。
モロッコのキャンプ場に住んでいる犬とお友達になった!
モロッコの小さな街で長期滞在した時のほっこりエピソードを。
滞在したキャンプ場には犬が2匹住んでいました(管理された半野良犬)。
そのキャンプ場には長期滞在でしばらく住んでいたのですが、気付けばいつもわんこが愛車の周りに。
すっかり顔見知りになったわんこ達。
そのわんこはお買い物や、
サーフィン、
お散歩、
など、いつもどこへでも。
わたし達が行くところに付いて来るのです!
街へ行くと別の半野良犬の家族がそれぞれのテリトリーに住んでいるので、たまに合流して一緒にお散歩することもありました。
他にもたくさんキャンパーがいるキャンプ場でしたが、いつもわたし達の周りにいてくれるわんこ達。
そんな感じでわんこ達との友情を育めた、車中泊での長期滞在ならではの体験ができたのでした。
車中泊旅ならではのステキな経験は、やっぱり出逢い!
車中泊旅の途中で経験した、ほっこりびっくりエピソードを振り返ってみました。
改めて想うのは、『ステキな経験はやっぱり出逢い!』ということ。
他にも出逢ったキャンパーさん達と仲良くなって、一緒にごはんを食べたり遊びに行ったり。
まだまだステキなエピソードはたくさんあります!
行く先々で出逢うステキな地元の方達。
その場所で車中泊をしたからこそ、出逢えた方達。
世界中どこへ行っても、みなさん優しくてステキな方ばかりです。
すべての出逢いは一期一会。
これからも、車中泊旅ならではのステキな出逢いや経験がきっとたくさん待っていると思います!