レンタルキャンピングカーを利用すると得する?損する?うまく活用して旅を楽しもう!!



みんながレンタルするワケ

キャンピングカーとキャンプ

まずはお試ししたいから

これが一番、多い使い方ではないだろうか。

乗用車と違って「泊まってみないと良し悪しがわからない」のがキャンピングカーというものである。

買う前に色々なタイプを借りてみて、自分たちのスタイルに合うものを見つけるのはお勧めだ。

そうしょっちゅう使わないから

「忙しくてそうそう出かけられないから買うほどではない。レンタルで十分」。

こんな人も多いだろう。

たまにしか使わないものに大きな投資をするのをためらうのも良くわかる。

ただ、筆者の経験からすると、忙しい人ほど手元に置いて「いつでも出かけられるようにしておく」ほうが、結果的に出かける回数は増える気もする。

遠距離ドライブを避けたいから

例えば関東圏に暮らしていると、北海道や沖縄は国内でも最も遠い旅先となる。

自宅から自走で出発するのも、それはそれで楽しいが、旅費もかさむし日数もかかる。

フェリーを使うなどの手もあるが、時間も費用もそれなりにかかる。

長い休みを取りにくい場合など、荷物は宅急便で送り、列車や飛行機で移動。

現地でキャンピングカーをレンタルすれば、現地での滞在時間を最大限に活用できる。

レンタルキャンピングカーの注意点

 

車内の写真

事前説明は充分に受けること

車両を借り出すとき、装備類の説明を受けることになるだろう。

その際にはじっくりと、何度でも質問して理解できる(納得できる)まで説明を聞くこと。

特にベッドは展開しないとベッドにならないものが多いので、現地で夜になってから困らないためにも、ぜひ一度は出発前に展開・折り畳みをやってみてほしい。

私自身、旅先でベッドの扱いがわからず四苦八苦している人を何度も助けた経験がある。

また、装備や設備を破損すればせっかくの旅も台無しになりかねない。

どんな装備がついているか、どう使うのか、わからないときは電話で教えてもらえるのか(電話受付は何時までなのか?)詳細に確認を。

くれぐれも運転は慎重に

ほとんどの車両が普通免許で運転できるとは言え、一般の乗用車と同じ感覚で運転できるものではない。

キャブコンなどはもちろん、バンコンであっても、重心が高く、横風の影響も受けやすい。乗用車よりも重さがかなりあるので、制動距離も長い。

カーブやブレーキの感覚がつかめるまでは、絶対に無理をしないこと。

特に高速道路は気持ちよく飛ばさず、スピードは控えめに。

“超”安全運転を心掛けよう。

そもそも運転計画の立て方からして、乗用車とは違う。

渋滞を避けて深夜や早朝に走るもよし、だが、もし疲れたり眠気に襲われたら、サービスエリアや道の駅でしっかり仮眠を。

ベッドに横になっての寝心地は、車のシートを倒して眠るのとは雲泥の差である。きっとキャンピングカーのありがたみを実感できるに違いない。

以前よりずっと気楽に利用できるようになったレンタルキャンピングカー。

上手に使いこなして「キャンピングカーのある生活」をぜひ、体験してほしい。