【取材】新しい車中泊トレーラー、 隠れ家やテレワークにも使える “走るログ小屋”【BESSのIMAGO iter】

【取材】新しい車中泊トレーラー?! 隠れ家やテレワークにも使える “走るログ小屋”【BESSのIMAGO iter】



走るログ小屋【IMAGO iter】外観・外装について

走るログ小屋 トレーラー

ここからは実際にIMAGO iterを見ていきましょう。はじめにIMAGOiterの外観について紹介していきます。

第一印象としてはホームページやカタログで見ていたイメージよりも「こんなに大きいんだ」という印象でした。

車でけん引可能とのことだったので、もっとコンパクトなものを想像をしており、正直サイズ感に驚きました。

とはいえ、ログハウスのような木目が印象的で、出入りが可能な窓や空気の入れ替えに便利な小窓もあり、IMAGOiterがあれば遊びの幅がどこまでも広がるだろうと遊び心をくすぐる外観でした。

屋根には今回見せていただいた幌屋根タイプと木屋根タイプがあり、よりログハウスのような小屋感を楽しみたい方には木屋根という選択もできるので是非チェックしてみてください。

小屋の中に入るには1メートルほどの高さを登る必要がありますが、走る小屋にはしごが付属品としてついてくるのでそれほど問題ではないでしょう。

こうした高さがあることで夏場も冬も小屋内に入ってきてしまう地面からの熱や冷気をうまく逃がしてくれるようです。

とにかく見ていてわくわくが止まらなくなる素敵な走る小屋IMAGO iter。

自由自在に旅に連れていけたらどんなに楽しいだろう、夢を膨らませながら次は、中の内装も見ていきましょう。

走るログ小屋【IMAGO iter】室内について

走るログ小屋 トレーラー

さっそく中に入って驚いたのは室内の広さと天井の高さです。

室内は約6.51㎡(約4畳程度)あり、高さは約2.4メートル

身長の高い方でも、頭上には充分な余裕を持って中で過ごせるでしょう。

車中泊車両としての使用はどうなのだろう?と実際に中で寝そべってみました。

大人3、4名なら余裕で寝られるスペースがあるようです。

この広さならファミリーでの車中泊、または親しい親友との車中泊で盛り上がること間違いないでしょう。

ちなみに今回は真夏の30度を超える暑い時期に伺いましたが、車内の気温は35℃以上。

湿気も高く蒸し風呂のようにも感じました。

車内で長時間過ごす場合には、扇風機やクーラーなどの設備を用意しておくといいようです。

窓の位置や出入りをする大きな窓の位置は標準で決められているため、オリジナルでカスタムすることはできません。

風向きを考えながら停車させる位置を決めると、快適に過ごせるでしょう。

ここまで、“走るログ小屋IMAGO iter”の外観や内装について紹介してきました。

次に実際に見学して気になった“走るログ小屋IMAGO iter”の注意点やポイントについて詳しく解説していきます。

BESSの“走るログ小屋IMAGO iter”の気になるポイントを徹底解説

走るログ小屋 トレーラー

IMAGO iterを見学させていただく中で、いろんな疑問が出てきたのでスタッフの方に質問させていただきました。

今回気になったポイントはこちら

・けん引するのに免許は必要なの?
・どんな車ならけん引できるの?
・使わないときはどうやって駐車させるの?
・小屋に電気は通せるの?

それぞれ担当者の方からお話を聞いてきました。

牽引するのに免許は必要なの?

牽引 走るログ小屋 トレーラー

“走るログ小屋IMAGO iter”をけん引するのには「けん引免許」が必要です。

必ず走る小屋を移動させる場合には、けん引免許を持った方が行うようにしましょう。

けん引免許を持った方であれば、事前に道路状況を確認した上で小屋をけん引して全国の道路を走らせても大丈夫とのことでした。

また、走る小屋IMAGOは建造物ではなく、車両としての登録となるので毎年車検を受ける必要があることも覚えておきましょう。

どんな車なら牽引できるの?

走るログ小屋 トレーラー

“IMAGO iter”をけん引するのに必要な車は『大型のSUV程度の車種』ということです。

実際に「何㏄以上」と定義するのはむずかしいようで、大型のSUVならけん引が可能と言うことでした。

具体的な車種を伺ったところ、トヨタのランドクルーザーやランドクルーザープラド、ハイラックス、三菱自動車のデリカなどのアウトドア仕様車であり、かつパワーのある大型車が推奨とのことでした。

走るログ小屋の購入を検討する場合は、自身の車がけん引可能な車種かどうかも確認する必要があるでしょう。

一番気になるポイントにもなるので、自身が保有している車種でも大丈夫かどうかは忘れずに聞いておくといいかも知れません。

使わないときはどうやって駐車させるの?

走るログ小屋 トレーラー

毎日走る小屋を移動させて旅を楽しみたい、という方は長期の停車を考える必要はないかも知れませんが、長期間停車させるためのポイントもいくつかあるのでお伝えしておきます。

長期間の停車をさせる場合は、4本のジャッキによって固定する必要があります。

停車させる場所を決めたら、ジャッキを使って前後左右を支えておきます。

それによりバランスを保ち強度も増します。

さらに、長期間同じ場所に停めて置く場合には、台風などの災害に備えてワイヤーで前後を固定しておく必要があります。

小屋に電気は通せるの?

室内 走るログ小屋 トレーラー

走る小屋IMAGO iterの小屋をのせている台には、外部電源を引き込める線があるので電源の使用ももちろん可能です。

実際に見学させてもらったBESS倉敷のIMAGO iter内にも扇風機が設置されており、小屋内の空気を循環させている様子が見られました。

夏はクーラーがないと過ごせないほど暑くなる日もあるため、小屋の中に外部電源から電気をひいて使用するといいでしょう。

車中泊でもよく使用されるポータブルクーラーなどの持ち運び可能なクーラーであれば、引き込める電源がなくても使用できるので小屋の中でも便利だろうと思いました。

まとめ:走るログ小屋IMAGO iterで自分流の旅を楽しもう!

外観 走るログ小屋 トレーラー

今回は岡山県にあるBESS倉敷で、実際に“走るログ小屋IMAGOiter”を見学させていただきながら、お話を伺うことができました。

行く前からわくわくしていましたが、実際に見てみると、より車中泊としての使用を想定した走るログ小屋のイメージが湧いてきました。

どこでも移動しながら車中泊を楽しめる“走るログ小屋IMAGO iter”いかがだったでしょうか。

けん引する車種の問題や、けん引免許の問題もあるので購入を検討する場合には、そういったことも確認しながら検討していくといいでしょう。

全国には“走るログ小屋”を見学できる場所もたくさんあるので、是非お近くのBESSに一度遊びに行ってみて体験してみてください。

IMAGO iterを見学できる全国のBESSを下記で紹介しています。

外観 走るログ小屋 トレーラー

走るログ小屋:IMAGO iter
価格:380万~460万(屋根や購入する地域によって異なる)
諸費用
納車費用:17~50万
設置費用:13万円~
車検取得費用:約10万円
法定費用:約10万円
寸法:長さ3.2m×横幅2m×高さ約3.5m
走るログ小屋IMAGO iter見学可能場所
北海道:BESS札幌
東北:BESS千秋、BESS盛岡
信越・北陸:BESS松本、BESS金沢
関東:BESS水戸、BESSつくば、BESS東葛、BESS熊谷、BESS多摩、BESS藤沢
東海:BESS岐阜、BESS富士、BESS浜松、BESS東愛知、BESS三重
近畿:BESS福知山、
中国・四国:※BESS倉敷、BESS高松
九州:BESS糸島、BESS熊本、BESS宮崎
※今回見学させていただいた場所
公式HPはこちら