【ダイレクトカーズ】モビリティーホーム

【ダイレクトカーズ】モビリティーホーム



ダイレクトカーズ モビリティーホーム


ダイレクトカーズ モビリティーホーム

今年7月に開催された「東京キャンピングカーショー2019」で、ダイレクトカーズ初のキャブコンとなる新型モデル「モビリティホーム」が発表されたのはまだ記憶に新しいのではないだろうか。

三重県にあるのダイレクトカーズは、東海エリア最大級のハイエース専門店だ。また、カスタムショップという一面もあり、これまでも多くのユーザーの要望に応えて様々なスタイルを提案してきた。車中泊・カスタムキャンピングカー・キャンピングハイエースのプロショップだ。

そんなダイレクトカーズが新たに作り出したキャブコン「モビリティーホーム 」には、同社がこれまで培ってきたプロの技が存分に詰め込まれている。

標準装備も充実しており、ハイエースベースのキャブコンは中も広く乗車人数は7人も入る。グループでの旅行や家族での使用、または趣味でサーフボードや自転車など大きいものを乗せたい人には最適のキャンピングカーだ。

モビリティーホーム
ビルダー:ダイレクトカーズ
タイプ:キャブコン
ベース車両:ハイエース キャンパー特装車
価格:¥8,480,000〜
乗車定員:7名
就寝定員:大人6名
全長:5,760mm
全幅:2,000mm
全高:2,630mm



外装


大きなリアハッチ


ダイレクトカーズ モビリティーホーム  リア

外観の特徴としてはバンクを排しているためスタイリッシュな印象を見るものに与える。リアハッチは大きく、縦長の開口部でドアは横開き、サーフボードなどの大きな荷物の積載が楽にできるだろう。また、網戸もついているため夏場などは蚊を気にせずに空気の入れ替えができるのも嬉しい。

アウトドア用シンク


モビリティーホーム アウトドア用シンク

外側に引き出し式のシンクがついているのも面白い。外遊びなどで汚れた靴や道具を車内に入れる前に洗うことができたり、外で食事をするときの支度などで大活躍しそうだ。

蛇口部分が伸縮式のシャワーになっているので、シンクの中を汚すことなく洗うことができたり、外で子どもやペットの足を洗ってあげるなど様々な使い方ができる。

内装


ダイネット


モビリティーホーム ダイネット

ベース車両に、ハイエース最大サイズのスーパーロングを採用しているため中はかなり広い。ダイネットはウッディ調の壁や家具で揃えられていて、落ち着いた雰囲気になっている。シートはレザー調で高級感があり、座り心地も良い。

室内には家庭用エアコンが標準装備されている。リチウムイオンバッテリーと2500Wインバーターも標準で装備されているので、バッテリーを気にせず安心して使うことができる。

2列目のシートは前向きのほか、後向きにもでき対面ダイネットやベッド展開もできる。

ギャレー


モビリティーホーム ギャレー

エントランスの近くには2口コンロを持つキッチン、電子レンジ、90リッターの冷凍冷蔵庫が標準装備されている。

キッチンは2口コンロとシンクが一体になったコンビネーション型で、その分調理場がコンパクトにはなるが、調理する時に卓上型コンロを設置する手間がかからない。シンクの下には各20リッターの給排水タンクがある。

ベッド


モビリティーホーム ベッド

車両後部には二段ベッドがある。上下段とも1850mm×1050mmのスペースがあり、それぞれ2名ずつの就寝が可能だ。後部に二段ベッドがついていることはよくあるが、上下それぞれ2名ずつ横になれるものはかなり珍しいだろう。ライトやコンセントももちろん装備されている。

モビリティーホーム ベッド 中

さらに、使わないときはマットを跳ね上げて収納スペースとして活用できるところも見逃せない。リアハッチが縦長になっているので、一時的にベッドボードを取り外すことで、背の高い荷物を積むことができる。

また、ダイネットではシートを展開すればセミダブルの大きさのベッドに早変わりする。

マルチルーム


モビリティーホーム マルチルーム

マルチルームは、収納スペースとして使用することもできるし、ベンチレーターが標準装備されているので、カセットトイレやポータブルトイレを設置してトイレルームに、シャワーを取り付ければシャワールームにもなる。内部はかなり広いので用途に合わせていろんな使い方ができそうだ。

モビリティーホーム マルチルーム天井

収納


収納スペースはかなり多い。ダイネット上、ギャレー上、ベッドルーム上にオーバーヘッド収納がいくつも並んでいる。奥行きもあるので沢山収納できるのが嬉しい。更にキャブ上にも収納スペースはある。バンクが無い分さほど大きくはないが、荷物が多い方にとってはかなり助かるだろう。

また、ベッド下が大きな収納スペースになっているので、大きめの荷物を積むことができる。

まとめ


今回紹介した「モビリティーホーム 」は標準装備がかなり充実していて、他のキャブコンでは中々見られないような内容の充実さと室内の広さが実現されている。

また、キャブコンだと運転時にその力の弱さが気になることもあるが、ハイエースベースのこちらの車ではその心配がほとんど無く、運転時にストレスがない。

ハイエース専門ショップが作り上げた初のキャブコンは、ファミリーや大人数向けにぴったりの最高のキャンピングカーだった。ぜひ一度店頭や展示会でその良さを体感してもらいたい。