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購入したのはエルグランドのキャブコン、エルグランドジャパン
いろいろ検討を重ねた結果、最終的にエルグランドベースのキャブコンタイプのキャンピングカー「エルグランドジャパン」を購入しました。
エルグランドジャパンの基本情報
メーカー：アクセス社（現在は廃業）
サイズ：長さ5,500mm×幅2,150mm×高さ3,000mm
ベース車両：日産エルグランド（E51）
排気量：3500cc
乗車定員・就寝定員：6名・5名
室内は真ん中にテーブルとキッチン、バンク部分と後方に常設ベッドがあるというレイアウトになっています。
エントランスから入り後ろ側をのぞく
エルグランドジャパンの主な装備
電装関係
・サブ（鉛）バッテリー（100Ah×2）
・1500Wインバーター
・ソーラーパネル（100W）
・走行充電
・外部電源
・LED照明
キッチン関係
・シンク 給排水各20L ポリタンク
・コンロ 2口 カセットガス式
・冷蔵庫 65L 12V式
・キッチン用 換気扇
・電子レンジ 12V 100V両方使用可能
空調・断熱関係
・換気扇
・FFヒーター（ガソリンタンクから直接給油）
・アクリル二重窓（横開き・縦開き）
ダイニング・収納関係
・テーブル（取り外し可）
・エルグランド純正を活かした2列目シート（回転機能あり）
・収納（上部・下部）
就寝関係
・後部常設ベッド 2,000mm×1,200mm （定員2名）
・常設バンクベッド 1,900mm×1,5000mm（定員3名）
これに決めた理由は？
エルグランドジャパンに決めた理由は、なんと言ってもログハウス風の内装です。
写真のようにふんだんに木が使われており、ログハウスのような空間に一目惚れ。
また、トラックベースと比較すると乗り心地が良いことも決め手になりました。
一般的なキャブコンのベース車両となっているカムロード（ディーゼル）は144馬力で、購入したエルグランド（E51）は240馬力とかなりの差があります。
実際に走ってみても、どんな急坂でも余裕で登っていきますし、高速道路でベタ踏みすることもありません。
走行性能という点ではトラックベースに比べてかなり優れていると思います。
エルグランドジャパンの購入費用
次に中古で購入したエルグランドジャパンの購入費用を紹介します。
車両代金は400万円でしたが、元々乗っていたフリードスパイクが150万円で下取りしてもらえたので、250万円を現金振り込みで支払いしました。
下取りに出したフリードスパイク
180万円で購入したフリードスパイクを高値で下取りしてもらえたので、大変助かりました。
エルグランドジャパンをどんな使い方をしているのか
エルグランドジャパンを購入してから1年近くが経ちますが、日常的にどのように利用しているかを紹介します。
旅での利用頻度
旅での利用の様子「沢田公園露天風呂」
旅行は近場が多いのですが、月に2回程度行っています。
また、3連休はほぼ確実に旅に出かけます。
3日もあればかなり遠くまで出かけられるので、おいしい食事といい景色といいお風呂で休日を満喫しています。
日常での利用頻度
週に1回はキャンピングカーで買い物に出かけます。
1週間分をまとめ買いして、足りなくなった時は徒歩で近くのスーパーに行きます。
キャブコンをファーストカーとして利用できる？！
私たちはセカンドカーを持っておらず、キャブコン1台で生活しています。
徒歩圏内にスーパーやドラッグストアがあるため、日常的な買い物には不便を感じません。
徒歩圏内で食料品や日用品が揃う方はセカンドカーを購入しないことを考えてみても良いかと思います。
もちろん、不便に感じる場面もありますが、2台目にかかる費用とデメリットを比較して、私たちは今のところ2台目を購入しない判断をしています。
エルグランドジャパンを買って使ってみて分かったメリット・デメリット
気に入っている点/メリット
2列目の快適性
エルグランドジャパンの2列目は純正のエルグランドのシートをそのまま使用しているので、座り心地が良いです。
また、回転シートにもなっているため、運転中は前向き、車中泊中は後ろ向きと臨機応変に対応ができるのが便利。
２列目を後ろ向きにした様子
回転シートは10秒程度で向きが変えられるので大変重宝しています。
食寝分離
検討のポイントにもしていたのですが、実際に使ってみるとやはりベッド展開が必要ないことはとても快適でした。
特に私たちは小さい子どもがいて、食べこぼしなどもあるので、食寝分離して大正解でした。
ベッドのサイズ
ベッドの広さは、後部常設ベッドが2,000mｍ×1,200mｍ で、常設バンクベッドが1,900mｍ×1,500mｍとなっています。
小さい子どもが2人いる我が家では、子どもと一緒に寝ることが前提なので、一般的なキャンピングカー後部の常設2段ベッド（幅50cm程度）では寝ることが難しいため、広いベッドが2つあるエルグランドジャパンがピッタリでした。
ちょっと不満な点/デメリット
デメリットは一つだけで、ズバリ燃費です。
燃費は1年近く乗った平均値で6.2km/Lになります。
さらにベース車両のエルグランド（E51）はハイオク車なので、燃料費が毎月3万円程度かかっています。
エルグランドジャパン検討中の装備
1年近く乗ってみて、あると良いなと思っているのはクーラーです。
実際に夏の平地で車中泊をしましたが、かなり蒸し暑く、夏に車中泊をするとなれば高地に行くかクーラーをつけるしかないという結論に至りました。
ただ、クーラーを付けるとバッテリーのリチウム化や容量拡大も必要になるため、大きな出費がネックとなり、まだ踏み出せていない状況です。
まとめ
私たちのように小さな子どもがいる家族には、子どもの体調に合わせて気軽に旅に出られて、常設ベッドで快適に寝られるキャブコンがおすすめです。
その中でも、ログハウスのような内装と乗用車ならではの走行性能を持ち合わせたエルグランドジャパンは、個性的かつ魅力的なモデル！
なかなか出回っていないモデルですが、気になった方は探してみてください。
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