最新作!軽キャンパーでここまでプレミアムな内装。 岡モーターズ COZY(コーズィ)
ダイネット
乗り込むと、木目の内装が目に飛び込んできます。
コンパクトながら、電子レンジや冷蔵庫、収納がきれいにまとまっており、デザイン性と機能性が両立した美しい内装です。
クッションはリクライニング式のベッドを兼ねていて、リクライニングして、横になりながら本を読んだり、足を伸ばしながらテレビを見るなど、ゆったりとくつろぐことができます。
クッションの下の空間は収納スペースとして使うことも可能。
電気類のボタンは天井付近にまとめられ、タオル類を収納したり、逆さにしたティッシュ箱を設置したりできるようになっています。
スペース自体は広くないものの、空間を有効に生かしているのが感じられます。
これらの家具類は全て国内での製造にこだわり、質感も高く、ここが軽自動車の中だということを忘れてしまいそうなリビングルームを想わせる雰囲気です。
キッチン
進行方向に向かって右後方にシンクと電子レンジ、冷蔵庫を一体としたキッチンスペースがあります。
スパイスラック(棚)があり、照明も相まってモダンでお洒落なキッチンスペースを演出。
すっきりした見た目になり、キッチン上部を拡張ボードによってロフトベッドとしても利用できる(後述)ように、シンクや冷蔵庫などは段差ができないよう天板の内側に格納されています。
電子レンジもキッチンの内側にピッタリとはまっており、キッチン周り全体がすっきりとした印象です。
拡張ボード/ロフトベッド展開
COZYの最大の特徴は何と言ってもキッチンの上部をロフトベッドとして展開が可能なことでしょう。
こうすることで、上下の段差を付けることができ、同じクッションに横並びで寝るよりも、1人のスペースを広く使えます。
ロフトベッドにエアーマットを乗せることでクッション性も担保できます。
電装類
電子レンジは標準装備。
「ツインサブバッテリー(85Ah×2)」
「インテリジェント走行充電システム」
「正弦波1500Wインバーター」
などの充電・蓄電設備の他に、オプションでもソーラーパネルも設定可能。
電化製品の使い方にもよりますが、電力供給不足の不安は少ないのではないでしょうか。
空調設備
エアコンは設定がありませんが、FFヒーターは標準装備。
FFヒーターはエンジン用の燃料(ガソリンや軽油)をそのまま活用する暖房機器で、電気の消費はほとんど心配する必要がなく、しかも強力に車内を暖めてくれます。
軽自動車ベースのモデルではじめからFFヒーター付きなのは、画期的だと思います。
その他装備
寝心地や座り心地にもこだわり、ベッドのクッションの素材にもこだわり、40mmの厚さを誇る、三重構造ウレタンと日本メーカーのファブリックで構成されています。
マットは6分割タイプ。軽量設計で、ラクにベッド展開できます。
また、ベッド状態から座席を元に戻すのも簡単。特別な空間を演出しつつ日常の使い勝手も確保しています。
まとめ
岡モータースのミニチュアクルーズ COZYを紹介しました。
軽キャンパーという限りがある居住空間の中で、1人or2人での旅に特化し、ダイネットのスペースを極限まで広く確保し、リラックスできる空間を作成しています。
外装では普通の軽バン。
ですが、その外見からは想像できないほど、室内の質感は高く、車旅をより特別なものにしてくれるでしょう。