ファミリーでバンライフを楽しみたい方におすすめ!ダイレクトカーズの新モデル「山小屋」をご紹介!
ダイレクトカーズの「山小屋」は、従来のキャンピングカーが持っていた「贅沢で高価なクルマ」というイメージではなく”自分らしさ“や”ミニマル“といった価値観を大事にする「バンライフ」を楽しむためのキャンピングカーとして人気のシリーズであったリトリートシリーズを踏襲する新作キャンピングカーです。
バンライフをコンセプトに掲げるキャンピングカーは1人〜2人用として製造されたものが多いですが、今回紹介する「山小屋」はハイエーススーパーロングをベース車に採用していることからも分かるとおり、バンライフをファミリーで楽しめるようにデザインされています。
それでは「山小屋」がどのようなクルマに仕上がっているのか詳しく見ていきましょう。
山小屋
ビルダー:ダイレクトカーズ
タイプ:バンコン
ベース車両:TOYOTA ハイエーススーパーロング
乗車定員:6名
就寝定員:3名〜
全長:5,380mm
全幅:1,950mm
全高:2,285mm
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外装
「山小屋」の車体右側後方には車内空間を拡張できるエクステンションウインドウが架装され、リビングスペースや横向きに設置されたリアベッドの空間を拡張してくれています。
通常のハイエースベースのバンコン(バンコンバージョン)に比べ、ハイエーススーパーロングをベース車に採用したことで車体が大きくなり、取り回しの良さはやや落ちるものの、その分乗車定員や積載できる荷物は増加。
ダイレクトカーズのラインナップにはノーマルなハイエースをベースにした「リトリート」もあるので、この辺りはオーナーの理想とするキャンピングカーライフによって選択するのが良さそうです。
内装
レイアウト
車内は「山小屋」という名前らしく、リアルウッドが床や壁、インテリアなどに採用され、どこか隠れ家を思わせるナチュラルでレトロな雰囲気を漂わせています。
レイアウトは2列目のシートには様々なアレンジが可能なFWSシートを採用し、3列目シートと合わせて対座式のダイネットとして使用可能。
2列目と3列目のシートは900mmの幅があり、それぞれ2名ずつゆったりと着席することができます。
運転席・助手席と合わせて6名が前向き乗車できるような設計になっているので長旅にも向いていますね。
車体左側にはシンク付きのギャレー、右側にはマルチルーム、後方には2段ベッドが配置され、バンコンでありながら高い機能性を持つキャンピングカーとなっています。
ダイネット
2列目のFWSシートを後ろ向きにすれば、対座式ダイネットスペースを展開することができます。
シート幅も9,00mmと余裕があるので合計4人で中央のテーブルを囲んでくつろげる憩いの空間となるでしょう。
また、このシート部分は背もたれを倒すことによって、フルフラットのベッド(寸法は1,860mm×1160mm)として使用することもできる仕様となっています。
2人旅の時には常にベッド展開して自然豊かな場所でゴロゴロ過ごすのも、バンライフらしい楽しみ方の一つです。
リアベッド
リアベッドは常設2段ベッドとなっていて、特に上段はエクステンションウインドウのおかげで、広々としたスペースが確保されています。
寸法は、上段が860mm×1820mm、下段が860mm×1690mmとなっております。
このベッド下はラゲッジスペースとしても使用することができ、多くの荷物をこちらに収納可能。
就寝人数が少なくても問題ない場合は、マットを取り外してスペースを拡張し、オーナーの趣味に合った普通は収納の難しい背の高いアイテムでも積み込むことができるでしょう。
ギャレー
ギャレーにはコンパクトなシンクと埋め込み式の冷蔵庫が収納されています。
リラックススペースであるダイネットからのアクセスも良く、飲み物などを取り出すのにも便利な配置。
シンクの上蓋はスライド式、冷蔵庫の上蓋は跳ね上げ式と使用していない時はフラットな作業台として使えるような作りになっていることもあり、限られたスペースながら使い勝手は良さそうです。
マルチルーム
マルチルームはカセットトイレを収納したり、一時的に外で汚れた衣服などを置いておくのに非常に便利です。
車内全体と同じく、マルチルームの壁もリアルウッド調になっていて落ち着いた空間になっています。
電装系
「山小屋」では最新のキャンピングカーらしくサブバッテリーには電池効率の良いリチウムイオンバッテリーを使用。
そのほか走行充電、外部電源に1500Wのインバーターと充実の標準装備となっています。
ただし寒い時期のキャンピングカーライフでは必須と言われるFFヒーター(暖房設備)はオプションとなっているのでこちらは選択しておくことをおすすめしたいところです。