二人旅に特化!デルタリンク「DarwinQ5(ダーウィンQ5」でラグジュアリーな旅を〜
今回は、株式会社デルタリンクのバンコン、二人旅に特化した『DarwinQ5(ダーウィンQ5)』をご紹介します。
Darwinシリーズのラグジュアリーなデザインはそのままに、同シリーズにはなかったマルチルームを完備するなど、快適な二人旅を望んでいる方に最適な1台です。
ここでは、その魅力を1つずつくわしく見ていきたいと思います。
デルタリンク「DarwinQ5(ダーウィンQ5)」
株式会社デルタリンクは、岡山県倉敷市に本社を置くキャンピングカー専門のディーラー。国内外、約30社のキャンピングカーを取り扱っています。
また、自社オリジナル開発のキャンピングカーとして、D.V.D(Delta Van Design)ブランドも手掛けています。DarwinシリーズはD.V.D(Delta Van Design)ブランドの中の1つ。
DarwinシリーズにはQ1、Q2、Q2、Q5の4モデルがあり、いづれも『live a gracious life~優雅な人生を送る~』ための最高のパートナーをコンセプトとして造られています。
その中でもここで紹介するDarwin Q5(以下ダーウィンQ5)は、二人旅に特化したラグジュアリーなキャンピングカーです。
バンコンでは珍しく、車内にマルチルームを完備。その他にも快適な車旅を実現する装備として、広々としたダイネットや実用的なギャレー、車内の各所に設けた収納、後部のハイマウントダブルベッドを備えています。
Darwin
Q5
ビルダー:株式会社デルタリンク
タイプ:バンコン
ベース車両:TOYOTA ハイエース スーパーロングGLパッケージ・スーパーロング特装
価格:¥5,510,000〜(税別)
乗車人数:4名
就寝人数:2名
全長:5,380mm
全幅:1,900mm
全高:2,285mm
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外装
ベース車両はハイエーススーパーロングワゴンGL。
外装に大きな改造をしないバンコンバージョンタイプ(バンコン)のキャンピングカーで、通勤やお買い物など日常使いもしやすく、街乗りにも十分使えるサイズです。
車体右側にはエクステンションボックスを装備しており、出窓のように外に張り出すことで、車内空間を拡張。
車内幅が広がったことで、後部のダブルベッドには大人2名が車幅方向(横向き)に就寝可能となっています。
内装
レイアウト
前部に対座ダイネット、中央部にギャレーとマルチルーム、後部にはハイマウント横置きダブルベッドというレイアウト。
ダーウィンシリーズの他のモデルにはない特徴として、ダーウィンQ5にはマルチルーム(ユーティリティールーム)が備えられています。
高級バンコンバージョンタイプという位置付けのとおり、全ての家具は安全な材料を使っており、家具の組付けをミリ単位で行うことで、走行中の家具からの軋み音を最小限に抑えています。
また、居住部の窓はすべてアクリル二重窓を採用。ガラス窓と比べて断熱性に優れているため、冷暖房設備と併用すれば、シーズンに関係なく快適に車内で過ごすことができそうです。
さらに、断熱性だけでなく、耐衝撃強度も高く、防音効果も望めます。
ダイネット
運転席と助手席は、背面に簡易的なシート型のマット(オプション)を装着することで後ろ向きに着席可能。セカンドシートと対面対座できるゆとりあるダイネットスペースになります。
セカンドシートは長さ950mmと幅900mmのエクストラベッドとして展開することも可能なため、小さな子ども連れのファミリーにもうれしい仕様です。
さらに、セカンドシート上部には逆反りデザインのアッパーボックス(収納棚)があり、圧迫感を与えることなく高い収納力を確保しています。
マルチルーム
DarwinQ5にはバンコンタイプのキャンピングカーでは珍しく、マルチルームが標準装備されています。
マルチルームが確保できたのは、先述したように、運転席と助手席の背面に座れるようにしてデッドスペースになるキャブ部をダイネットの一部に活用できたからです。
展示車はマルチルームにポータブルトイレ(オプション)が置いてありました。キャンピングカーにトイレが必要かどうかは人によって意見が分かれるところですが、天気の悪い中や就寝時、眠い目をこすって外に出なくて済んだりと、使ってみると結構ありがたい装備です。
また、万が一の災害時や必要になったときに、トイレが置けるスペースが確保されているのはとても助かるのではないでしょうか。
もちろん、トイレルーム以外にも収納庫としても使用できます。子ども連れの旅の場合は荷物を多めに持っていく必要があるので、収納スペースに余裕があるのはうれしいですね。
ベッド
エクステンションボックスにより室内幅が広くなることで、後部に1,800mm×1,400mmの、大人2名でもゆったりと就寝できるハイマウントダブルベッドを設置。
展示車には、ベッド上部に家庭用エアコン(オプション)が装備されていました。
車体左側のベッド上部には、収納棚に加え、就寝時に眼鏡や携帯を入れておくことのに便利なウォールポケットを装備。
収納棚下には照明が装備されており、ベッドに横になりながら読書をするなどゆったりくつろげそうです。
ベッド位置が高いため、ベッドの下は広大な収納スペースになります。
さらに、中央のベッドボードを外せば、W1,000×D1,500×H630mmのラゲージスペースとなるので、高さのある荷物を縦に積載することも可能です。
居住スペース上部のあちこちに設置されている収納棚と相まって、バンコンとしては抜群の収納力と言えるでしょう。
ギャレー
ギャレーは車内中央に配置。
車内空間が限られるバンコンでは、卓上型のカセットコンロが装備されることも多い中で、DarwinQ5には、2バーナーのコンロとシンクが一体のコンビネーションシンクがビルトインされています。
高級感がありつつも、シンクが大きく実用的な造りです。
未使用時は、ガラスカバーを閉じることで美しいテーブルトップとなり、インテリアとのマッチングも絶妙です。
給・排水タンクは各19L。冷蔵庫(39L)だけでなく、電子レンジも標準装備されていて、ハイレベルなバンコンとして、ふさわしい装備がそろっています。
電装系・空調設備
後部の右側キャビネットには、電装系システムが収まり、大きく開く扉でメンテナンス性も高くなっています。
サブバッテリーは100Ahのものが2個標準装備。
100Vの電子機器を使用するためのインバーターや、サブバッテリーを充電するための外部電源、ソーラーパネルはオプションとなっており、オーナーのスタイルに合わせて選択できる設定になっています。
また空調に関しても、家庭用エアコンやFFヒーター、ベンチレーター(MAXファン)もオプションで用意されています。
まとめ
今回の記事では『DarwinQ5』について紹介しました。
高級感のあるデザインが特徴のDarwinシリーズ。DarwinQ5ではラグジュアリーなデザインそのままに、同シリーズにはなかったマルチルームを備えて登場しました。
快適な二人旅を望んでいる方には最適な1台となっています。
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キャンピングカープラザ東京
埼玉県入間市にあるキャンピングカーの販売店で、新車・中古ともに取り扱っています。名物店長の木村さんはもともとキャンパーで、この道30年のベテラン。
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