キャンピングカー
トイレにもクローゼットにもなる多目的ルームが便利!二人旅に最適なアルペジオ「リピート」

特殊車両のプロフェッショナル「アルペジオ」
表情豊かなハチのキャラクターをトレードマークに、北海道旭川市でキャンピングカーの架装・販売を行うアルペジオ。
行政や介護の現場で活躍する特殊車両架装の経験を多くもつほか、ハイエースをベースにしたオリジナルキャンパーの製作を手がけます。
「はち族」の愛称で呼ばれるオーナーたちの交流会や、店舗敷地内の車中泊用レストルーム(冬季を除く)など、サポート体制も万全。
今回は二人旅にぴったりのハイエース・バンコン「リピート」をご紹介します。
Repeat(リピート)
ビルダー:有限会社アルペジオ(ARPEGGIO)
タイプ:バンコン
ベース車両:トヨタ・ハイエース(スーパーロング ハイルーフ キャンパー専用車)
乗車定員:4名
就寝定員:大人2名
全長:5,380mm
全幅:1,910mm
全高:2,400mm
ナンバー:8ナンバー
参考価格:税込6,805,623円~(4WD AT ガソリン)
公式サイト:アルペジオHP
両開き扉の多目的ルームが目を引く「リピート」

「リピート」はハイエースをベースに、二人程度の少人数でゆったり過ごす旅がイメージされたバンコンです。

ギャレーを挟んで前方にダイネット、後方にダブルベッドを備えます。
ユニークなのが車内中央部に設けられた個室の多目的スペース。
トイレ、クローゼット、着替え場所など、多様な用途が想定されています。
トイレがあることで、場所を選ばない休憩や、悪天候時の快適な車中泊が可能に。
逆にトイレが必要ない場合は、ストレージとしても使用可能です。
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運転席スペースを活用したダイネット

目的地に着いたら、運転席後部のシートとセカンドシートを向かい合わせることで対座ダイネットに。
停車時にはデッドスペースになりがちな運転席を効果的に活用しています。
セカンドシートから見ると、フロントガラスを含む180度の眺望が広がります。

セカンドシートの天井付近には薄型ラックがあり、よく使う旅行ガイドブックなどを収納しておけます。
後部ダブルベッドは横向きを採用

リピートでは、アウトパネルを取り付けることでキャブコンのような横向きベッドを実現。

全長1,850mm × 幅1,360mmのベッドとなり、ダイネットからは独立していることから、常設ベッドのように使うことができます。

ベッドをコの字型に囲むようにアクリル扉付き収納庫が並び、日用品を収納しておけます。
標準装備の19インチ液晶テレビがベッドから見える位置に配置され、自宅のように夜の時間を楽しめます。

ベッド下部の収納力にも注目。

床面に荷物を置けるほか、両サイドのキャビネットがそれぞれ収納になっています。

片側は扉付き収納、もう片側は引き出し式収納になっており、用途に合わせて使い分けられます。

また、バックドアを開いたときに、さっとアクセスできるストックボックス(オープンラック)も便利です。
本格調理も可能なギャレー

写真シンクは生産終了のため、別タイプのシンクに変更になります。
車両中央部のギャレーには、一体型のステンレスシンクとシングルバーナーがビルトイン。
使わないときにはフタをしてフラットにできます。

キャビネット下部には49Lサイズのベバスト冷蔵庫と、各16Lの給排水タンクが収納されています。

キャビネット上部は扉付きの収納棚で、便利なティッシュホルダーも配置。

電子レンジも標準装備で、エントランス左側に設けられた別キャビネットに収納されています。
トイレにも収納にも使える多目的ルーム
リピートで目を引くのは、何といってもダイネットとベッドを仕切るように位置する多目的ルーム。

両側から引き出せる扉を閉めれば、完全個室になります。
キャンピングカーのトイレでは、ドアの開閉スペースの確保が課題となりますが、両開きスライド扉ならそれも解決。
内部には標準装備のポータブルトイレを設置できるスペースがあります。

また、小物ラックとハンガーポールがあり、クローゼットとしての使用も可。

冬のロングコートなど、長さのある衣類も無理なく保管できるでしょう。
室内を照らすスポットライトがあるので、荷物の整理にも不自由ありません。
電装品のほとんどが標準装備
一般的にはオプションとなることの多い、豊富な電装品が標準装備となっていることも見逃せません。
電源として2台のサブバッテリーと1500W正弦波インバーターを標準装備。

前述の冷蔵庫、電子レンジ、液晶テレビのほか、天井にはマックスファン(ルーフベンチレーター)があらかじめ取り付けられています。

また、ベバストFFヒーターが標準装備。
断熱加工やクッションフロア、全面のトリムはもちろん、遮光カーテン、網戸なども揃っており、後から追加するもののほとんどないフル装備となっています。
まとめ
バンコンながら個室のマルチスペースや常設ベッドを備え、ゆったりとした旅が実現するリピート。
人気の装備があらかじめ揃い、ストレスフリーな車内生活も魅力です。
たとえば調理なら、電子レンジで温める軽食から、ガスコンロを使った本格調理まで可能になっています。
ベッドマットを外せば大容量の荷室となるハイエースの積載力は健在で、日常の足としても活躍するでしょう。
同社の車のオーナーとして、「はち族」に仲間入りしませんか?