夏より冬の方が車中泊はしやすい
寒さから逃れるには、暖房器具がなくても高性能な服や寝具があれば対処することができるが、エアコンを使用できない環境では、服や道具だけで暑さから逃れることは難しい。
意外に思う人もいるかも入れないが、夏よりは冬の方が車中泊はしやすく、涼しくなるこれからの時期は、車中泊の経験が浅い人にも未経験の人にも良い季節を迎える。
そして、巨大通販サイトのプライム感謝祭を間近に控えていることもあり、秋・冬・春の車中泊に良さそうな装備について考えるのにも良い時期だ。
ということで、本稿では秋冬の車中泊にあったら良いと思う物や、私が実際に使用していて良いと思っている物などをまとめてみた。
寝具と服
空間を暖めることを考える前に、直説自分の体の回りを暖めることが先決だ。
そして、バッテリー切れや故障した際のことを考えると、電気など熱源の必要な物のみに頼るのは危険だ。
まずは自分の体温で保温する術を抑えておこう。
高品質なダウンの寝袋
DRIMOの記事でもこれまで度々書いてきたことだが、寒い時期に快適に寝るためには、なんと言っても寝袋が一番重要だ。
しかし、寝袋の価格はピンキリ。
冬山用の最高級ダウンの詰まった寝袋はかなり高価で、登山などの経験のない人が見たら目玉が飛び出そうになる金額かもしれないが、価格相応か、相対的に比較したらそれ以上の価値がある。
そして、テレビ通販などでもダウンの布団が寒い時だけの物ではないようなことを言っているが、ダウンの寝袋はサイドジッパーを開けて調整すれば、掛け布団など要らないような時期を除けば、通年快適に使え、意外と使える期間も長い。
また、実は化繊の中綿より耐久性も高い。
高品質な寝袋は長期的な投資
私が30年以上前に、バックカントリースキーで冬山に行くために買った寝袋は、現在もフカフカな状態を保っていて、この先もおそらく生きている間ずっと使えそうだ。
購入当時は私にも結構勇気の要る買い物だった記憶があるが、今となっては全く高い買い物ではなかったと感じる物の代表格となっている。
冬の車中泊に備えて最初に電気毛布と、電気毛布を使うために必要なポータブル電源を購入しなければと思っているとしたら、私はその予算を高品質なダウンの寝袋の購入資金に充てることを強くおすすめする。
寝袋の購入は専門店で購入しよう
ここでは具体的なおすすめ品などは紹介しないが、最高級ダウンを使った一流アウトドア用品メーカーの物を選べば間違いはないと思う。
そして、できれば通販で購入するのではなく、専門店でアドバイスを訊き、見て触って購入することをおすすめする。
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