【車中泊で日本一周】ライトエースを車中泊仕様にDIY!!床をフラットにしました!
【車中泊で日本一周】ライトエースを車中泊使用に「プロダックス社のパネルを購入」
DIYで床をフラット化する上での醍醐味は12mm合板をジグソー(ミシンのようにノコ刃(ブレード)を上下させて材料を切断する電動工具)などでかたどる作業ではないでしょうか。
この部分は作業が予定よりかなり遅れるくらい悩みました。
荷台をDIYする上でフラットでぴったりサイズのパネルを作るのが難しかったです。
土台が歪んでいたり、寸法が間違っていたり、カットに失敗したりすると、その後のベッドや家具などの設置作業に大きな支障をきたすことが予想されます。
最初、床の作業はDIYを前提に考えていましたが、悩んだ結果既製品も探しました。
それと床材をDIYで加工するには工具の問題がありました。
私はノコギリしか持っていません。
素人の私には、カーブの部分を手動のノコギリで上手に切れる自信がありませんでした。
ジグソーやグラインダーをレンタルするにしても、住んでいる里山から街に降りて、30分ほど走ったところにあるホームセンターまで行かなくてはなりません。
コスト的にも、使用する合板は2〜3枚、工具のレンタル代とジグソーの刃にグラインダー用のサンドペーパー、往復のガソリン代などけっこうお金が掛かります。
それら全ての購入額と既製品の安心感を勘案すると、気持ちは既製品を購入する方へ向かいました。
インターネットで調べるといくつかの会社がオーダーで製作を行なっており、直接コンタクトを取ってから購入するという仕組みでした。
唯一「プロダックス」という会社がネット通販を行なっており、個人向けの宅配は営業所止めなら対応可能とのこと。
金額も配送料含めて約2万円。
価格も予算内で、口コミも悪くなく購入することにしました。
私がDIYで製作した場合のコストが1万円ほど、それに労力と安心感のことを考えると、プラス1万円の出費は妥当かなと思いました。
実物も非常に頑丈で3枚に分割されており着脱も簡単。
それにライトエースの複雑な荷室にピッタリだったので購入は正解だったと思います。
現在、旅の中で床のトラブルは一切ありません。
ただ、もし再度床作業をする時はDIYでフロアパネルを作りたいです。
どんなやり方でも一度ものを作り上げてしまうと、新しいことにチャレンジしたくなりますね。
【車中泊で日本一周】ライトエースを車中泊使用に「床の作業をする時の注意点」
今回床をフラットにする作業では、フロアパネルを既製品で購入したため、難しい作業は一切ありませんでした。
最近は車中泊使用ができるバンタイプ車のフロアパネルが、既製品やオーダーでたくさん販売されています。
ただ、安い買い物ではないので、私のように購入者からの生の声を拾い集めることが大事。
地道にSNSなどでレビュー記事を見るのがよいと思います。
私の車はライトエースで、SNSで見かけたレビュー記事は1件しかなくて判断のしようがありませんでした。
もちろんプロダックス社に仕様についてメールで問い合わせをしたり、SNS以外での口コミを拾ってみたりと可能な限り情報を集めました。
断熱するには、断熱塗料を塗ったり、家の床みたいにスタイロフォーム(発泡プラスチック系の断熱材)を荷室に敷いたりといろいろな方法があります。
私のように車本体にあまり負荷をかけたくない方は銀マットが良いと思います。
手軽に設置できますし、取り外しも簡単、コストも正直どの断熱処置よりも安いです。
あとがき
旅を始めてちょうど1ヶ月が経過しました。
今のところ床に問題はありません。
ただ、断熱効果に関して言うと、暑い日はやはり何をしても暑いです。
でも断熱処置をしていないと、車内はもっと暑いのかもしれません。
夏の車中泊対策の記事はたくさんあり、私も記事を読みながら色々と研究しています。
出発前にそれなりに準備をしましたが、実際は北上するか標高の高いところに行くのがいちばんの暑さ対策だなと感じました。
きっと断熱は秋冬に効果を発揮するのではとぼんやり思っています。