スバル フォレスター完全情報!おすすめグレードや人気カラー、スペックなどを解説
目次
おすすめグレード
フォレスターのグレード構成と車両価格
2021年5月時点で販売されているフォレスターのグレード(特別仕様車を除く)は以下表のとおりです。
グレード名 | 車両価格(税込) |
Touring | 2,915,000円 |
X-BREAK | 3,058,000円 |
Advance | 3,157,000円 |
SPORT | 3,289,000円 |
2.0Lハイブリッド車がメイングレード
フォレスターのメインパワートレインは、2.0L直噴エンジン+モーターによる「e-BOXER」です。
ガソリン車を希望する場合は迷わず「SPORT」を選びましょう。
ハイブリッドの3グレードは見た目の印象が異なりますので、第一印象でピンときたグレードの装備を確認していくのがおすすめです。
簡単にまとめると、Touringはシンプルな都市派SUV、X-BREAKはアクティブで個性的な印象、Advanceは見た目も装備も上級グレード、といった感じです。
上位装備は「Advance」と「SPORT」
ハイブリッド車の最上位グレード「Advance」と、唯一のガソリングレード「SPORT」は、標準設定されている装備およびオプションで選べる装備がほぼ同じです。
他グレードでメーカーオプションとなっている、アイサイトの拡張機能「アイサイトセイフティプラス」の、後側方警戒支援システムやドライバーモニタリングシステムなどが標準設定となっています。
サンルーフもこの2グレードでのみ選択可能。
シートはSPORTがウルトラスエード&本革仕様が標準なのに対し、Advanceはオプションで本革仕様にアップグレードできます。
アイサイトセイフティプラスの視界拡張機能はオプション
フォレスターは、「アイサイトセイフティプラス」の視界拡張機能が全てのグレードでメーカーオプション。
選択すると、フロントビューモニターとスマートリヤビューミラー機能、いわゆるスマートミラーにアップグレードとなります。
スマートミラーを標準装備としているライバル車はまだ少ないため、こちらはドライバーの好みで選択してよいでしょう。
アウトドア用の荷物を沢山積んで、ルームミラーが見えなくなってしまう人にはおすすめのオプションです。
ハイブリッド3グレードは価格差がほぼない
見た目の好みはともかく装備を充実させたいという人は、「Advance」と「X-BREAK」の価格差が10万円ほどしかない点に注目してもよいでしょう。
X-BREAKにあれこれオプションをつけるより上位グレードのAdvanceを選ぶ、というのもアリです。
お得感があるのは「Touring」より「X-BREAK」
エントリーグレードの「Touring」と「X-BREAK」は、標準設定されている装備およびオプションで選べる装備がほぼ同じです。
価格差5万円ほどで、X-BREAKには「テアリングヒーター」「後席左右シートヒーター」「ルーフレール」が装備されますので、X-BREAKはお買い得といえます。
デザインやテイストが好みであれば、X-BREAKをおすすめします。
ボディカラーは全9色
フォレスターは「X-BREAK」のみ選べるボディカラーラインアップが異なります。
通常は全9色ですが、X-BREAKはブラック、ホワイト、シルバー系の4色のみ。
査定額が高くなるのは、「クリスタルホワイト・パール」「アイスシルバー・メタリック」「マグネタイトグレー・メタリック」「クリスタルブラック・シリカ」などでしょう。
カラー名称 | カラーコード |
クリスタルホワイト・パール | (K1X) |
アイスシルバー・メタリック | (G1U) |
マグネタイトグレー・メタリック | (P8Y) |
クリスタルブラック・シリカ | (D4S) |
クリムゾンレッド・パール※ | (M1Y) |
ホライゾンブルー・パール※ | (SAZ) |
ダークブルー・パール※ | (M2Y) |
ジャスパーグリーン・メタリック※ | (SBC) |
セピアブロンズ・メタリック※ | (M4Y) |
※X-BREAKでは選択不可
スバル フォレスターのスペック
ボディサイズ
全長 | 4,625mm |
全幅 | 1,815mm |
全高 | 1,715~1,730mm |
ホイールベース | 2,670mm |
車両重量 | 1,570~1,640kg |
乗車定員 | 5人 |
フォレスターはミドルサイズSUVなため比較的大柄のボディサイズとなっていますが、最小回転半径は5.4mとサイズが一回り小さいXVと同程度の数値で小回り性能に優れていると言えます。
全幅も同クラスのライバル車の中では小さめとなっているため、都市部での走行もそこまで苦にはならないでしょう。
比較的小さいとは言ってもミドルサイズSUVらしく室内空間は広々としています。
3列シートではない分、後席は大人が座っても足元に余裕があるほど広いため、後席でも快適に長距離ドライブを楽しむことができます。
パワートレイン
エンジン | 水平対向4気筒 | 水平対向4気筒 |
---|---|---|
排気量 | 1,995cc | 1,795cc |
最高出力 | 107kW[145PS]/6,000rpm | 130kW[177PS]/5,200-5,600rpm |
最大トルク | 188N·m[19.2kgf・m]/4,000rpm | 300N·m[30.6kgf・m]/1,600-3,600rpm |
モーター最高出力 | 10.0kW[13.6PS] | – |
モーター最大トルク | 65 N・m[6.6kgf・m] | – |
トランスミッション | リニアトロニック | リニアトロニック |
駆動方式 | AWD | AWD |
使用燃料 | レギュラー | レギュラー |
2.0L直噴エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドの「e-BOXER」と、ダウンサイジングターボの1.8L直噴ターボ「DIT」の2種類がグレード別に設定されています。
「e-BOXER」はモーター走行、エンジン走行、またはエンジンとモーターを併用して走行など、パワーユニットをシーンに応じて最適になるよう制御。
力強い走りと優れた燃費性能を両立させ、気持ちの良い走行が可能です。
「DIT」は「SPORT」のグレードにのみ搭載される新開発のエンジンで、2.5Lモデルに搭載されていた2.5Lエンジンに代わって搭載されます。
1,600rpmの低回転から30.6kgf・mのトルクを発揮するエンジンで、力強い加速と静粛性の高い走りを楽しめます。
トランスミッションは全グレードでCVTの「リニアトロニック」となっていますが、走行状況に応じて段階的な変速を行う「オートステップ変速」や7速のマニュアルモードを搭載しているためギアチェンジをしているようなダイレクトな走行も可能です。
歴代モデル
【初代】フォレスター:SF系(1997年~2002年)
初代フォレスターの登場時は、まだSUVという概念がありませんでした。当時のコンセプトはステーションワゴンとクロスカントリーの中間的存在。基本構成はインプレッサを流用しています。
途中で追加されたt/25では、国内では2000ccのEJ20エンジンが中心だった中、低回転のトルクを重視して実用的なセッティングが施された、2500ccのEJ25エンジンが搭載されます。
スポーティーなクロスオーバーのイメージが先行するフォレスターですが、実際には実用性を重視したモデルも販売していました。
【2代目】フォレスター:SG系(2002年~2007年)
ほぼ先代のイメージを引き継ぐように変化したのが2代目です。
しかし、2500ccのEJ25モデルが消滅するなどの、残念な点も多くありました。
EJ20ターボのスポーティーなグレードも、エンジントルクを重視したことで乗りやすくなりましたが、最高出力が若干低下するなどの変化も。
アメリカのアウトドアブランド「L.L.Bean」とのコラボレーションを行ったこともあり、キャンプブームの今注目の1台です。
【3代目】フォレスター:SH系(2007年~2012年)
3代目のデザインは従来よりも丸みを帯び、最低地上高も大幅に大きくしたことで、クロスオーバーテイストが強くなりました。
当初は、先代と同じ2000ccのエンジンのみのラインアップになっていましたが、後期型から、Sエディッションや、tSにて2500ccモデルをターボ付きで復活させます。
走破性を意識したターボセッティングは、低回転のトルクを重視し、パワーは高くないまでも、余裕をもった走りを実現します。
【4代目】フォレスター:SJ系(2012年~2018年)
この頃になると、排ガス規制も乗り越え、過去のEJ系と異なる新開発エンジンが搭載されるようになります。
また、MTモデルが5速から6速へと多段化され、より適切なギアを細かく選べるようになりました。
また、SI-DRIVEの採用により、スポーツモード、インテリジェントモードなど切り替え、アクセルレスポンスを変更するユニットを搭載し、アクセル操作の難しい燃費走行を楽に行えるような機能も搭載しました。
ライター:MOBY編集部
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