簡単にできる!長く乗り続けるための愛車のセルフチェック

簡単にできる!長く乗り続けるための愛車のセルフチェック



車中泊で日本一周している「とおるんよしみん」の妻、よしみんです。

私達の愛車(イコール家)は、初度登録が平成15年。

とても古いですが、現在に至るまでトラブルなく使用できているのは、セルフチェックをこまめに行っているおかげでもあると思います。

正直、私は車についてあまり詳しくないのですが、去年はじめてユーザー車検をしたことで、普段からチェックすることの大切さを実感しました。以前よりも愛車に興味を持てるようになったと思います。

そこで今回は、あまり車について詳しくない、私のような人でも簡単にできるセルフチェック箇所をご紹介します。

普段からセルフチェックをすると大きな故障や事故を防ぐことにつながり、長年愛車に乗り続けることができるので、ぜひ目を通してみて頂ければと思います。

簡単にセルフチェックできる箇所


各種ライト


キャラバンのヘッドライト

車にはウィンカー、ブレーキランプ、ハザードランプ、ヘッドライトなど、さまざまなライトが付いています。

夜間運転する時に使うヘッドライトの場合、故障していたらライトが点かないのですぐ分かりますが、ウィンカーやブレーキランプ、ハザードランプなどは、自分ではなかなか故障に気づけません。

キャラバン テールランプ

仮にウィンカーが故障していたら、運転中に右折しようと思って右にウィンカーを出したつもりでも、実際はライトが点いておらず、後方の車に追突された……という事故につながる可能性もあります。

そのため、普段から運転する前にライトがきちんと点くかどうかを、実際に目で見てチェックするのがおすすめです。

事故を未然に防ぐことにつながるのはもちろん、車検でもライトの球切れなどのチェックがあるので、普段から気にしておけば余分な費用がかからなくて済みますよ。

タイヤ



タイヤ

タイヤは車を支えるとても重要なパーツ。

以前、愛車のタイヤに小さな穴が空いており、空気が抜けてしまっていたことがありました。

ガソリンスタンドで空気圧の確認をしたところ、右後ろのタイヤだけ空気の減りが早かったので疑問に思って詳しく見てみると、穴が空いて空気が抜けていたことがわかったのです。

幸い小さな穴だったので、空気を入れればある程度は走行でき(本当はしない方が良いのですが)、カーショップまで駆けつけることができました。

無事にタイヤ交換ができたのでひと安心でしたが、こまめにチェックをしていなかったら穴に気づかないままで、事故につながっていたかもしれません。

キャラバン 空気圧

最近はタイヤの空気入れが設置されているガソリンスタンドも多いので、皆さまもガソリンを入れる際には、ぜひ一緒に空気圧のチェックをするようにしてください。

また、タイヤがすり減っていないかどうかのチェックも重要です。

タイヤがすり減っていたらスリップ事故につながりますし、タイヤの溝が1.6mm未満(乗用車の場合)だと道路運送車両の保安基準を満たしていないことから、車検が通らなくなってしまいます。道路交通法違反にもなるので、くれぐれもご注意ください!

タイヤのひび割れ、釘などが刺さっていないかのチェックも、とても簡単なので習慣にするのがおすすめです。

ワイパー


ワイパー

雨の時に活躍するワイパーですが、ワイパーのゴムはどうしても劣化してしまうため、定期的に交換しないと水滴や汚れをぬぐい取れなくなります。

そうすると運転中の視界が悪くなって、とても危険。

1年に1回が交換の目安ですが、ワイパーを使っている時にキーキーと音が鳴ったり、筋が付いて拭き取りにくくなったりした場合は、早めの交換が必要です。

走行距離が長かったり、太陽によくあたる場所に長時間とめていたりすると、さらにワイパーのゴムは劣化しやすくなるのでご注意を。
雨が降った日には、ワイパーがきちんと水滴や汚れをぬぐえているかをチェックするようにしてください!

撥水タイプのガラスコーティング剤「超ガラコ」

余談ですが、私達は運転中の視界を良くするために、撥水タイプのガラスコーティング剤「超ガラコ」を使用しています。

これを使うと水のはじき方が全然違います。雨の日でも快適な視界を確保でき、とても運転しやすいですよ!

運転中に少し見えづらいなと感じたら、ワイパーのゴムを交換したり、ガラスコーティング剤を塗ったりといった対策を早めに行うようにしましょう。

ウィンドウウォッシャー液


ウォッシャー液タンク

フロントガラスに汚れが付着していたら、ウォッシャー液を噴霧して洗浄しますよね。

しかし、いざ使おうとしたらウォッシャー液がなくなっていた……というパターンは意外と起こりがち。

そうならないために、定期的にウォッシャー液を補充し、汚れが付いたらすぐに洗浄できるようにしておきたいものです。

ウォッシャー液は洗浄成分が入っているもの、凍結防止の働きがあるもの、撥水効果があるもの、油膜を落としてくれるもの……などたくさんの種類があるので、ホームセンターやカーショップなどで、ご自身に合うものをお選びください。2リットル200円程度のものも売っていますよ。

くれぐれも、ウォッシャー液の代わりに水道水は使わないでください。

水道水には塩素が含まれているので、タンク内に長期間入れっぱなしにしておくと、カビが生えて配管の詰まりを招きます。そうなると、修理、もしくはタンクごと交換するハメになり、時間もお金もかかってしまいます。

バッテリー


バッテリー

夏はエアコンを使う機会が増えるので、バッテリーのチェックはとても重要。

通販ショップでバッテリーチェッカーが簡単に手に入りますが、わざわざ買わなくても、近所のカーショップでチェックしてもらえます。

私達の場合、定期的にオイル交換をしにカーショップを訪ねるので、その時にいつもバッテリーチェックをお願いしています。

バッテリー

去年はその点検でバッテリーが弱ってきていることが判明したので、交換することにしました。

確かに、鍵を回してもキュルルルという音がして、エンジンがかかりにくかったことがありました。きっと、それがバッテリーが弱っている前兆だったんだと思います。

皆さまもこういった症状があれば、バッテリーをチェックしてもらうようにしてください。

エンジンオイル


エンジンオイル

正直なところ、以前は「エンジンオイルって本当に交換しないとダメなの?」と思っていたのですが、調べていくにつれて、エンジンオイルの交換は欠かせないのだと気づきました。

エンジンオイルを交換しないからといってすぐに車が壊れることはないですが、長期間放置しているとエンジンの故障につながり、最悪、エンジンがうまく回らなくなってエンジン自体の載せ替えが必要になることもあるそうです。

車種や走行距離によって交換頻度は変わってきますが、私達の場合は3~4か月に1回のペースでエンジンオイルの交換を行っています。

交換自体は自分でできる作業ですが、特殊な工具が必要で古いオイルの処理にも困るので、カーショップにすべてお任せ。

次回の交換を忘れないように、次に交換する走行距離の目安を明記したシールを貼っておくという工夫も実践しています。

エンジンが壊れたら高額な費用がかかるので、ぜひ皆さまも定期的にエンジンオイルの交換をしてくださいね!

まとめ


簡単なセルフチェックを習慣にしておけば、故障の前兆に気づきやすく、修理費用を最低限に抑えられるというメリットがあります。

愛車の寿命を延ばすことにもつながりますしね。

私達の愛車は古いですが、メンテナンスをすることでトラブル知らず。ストレスフリーで車中泊の旅を満喫しています。

皆さまも、普段からしっかりとメンテナンスをして、車中泊の旅を楽しんでくださいね!