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運転手

長距離でもないのに運転で疲れる…それ運転前の「たった一つの習慣」で解消できるかも



プロドライバーでも運転できる時間の限界の目安は4時間

ドライバー 運転の疲れ 対策

©KM.Photo/stock.adobe.com

車の運転は、基本的には座りっぱなしで同じ姿勢をとりつづけるため、肉体的な負担があることはもちろんですが、周囲の状況に常に目を光らせていなければならないことや、法規や車の状態、同乗者への心配りなど、精神的にも負担が大きく、長時間のドライブをしたあとは思っていたよりも長い間疲れが抜けないということも珍しくありません。

長距離トラックのドライバーを参考すれば、連続で運転をしてよい時間の限度は4時間までであり、それ以上の時間で運転を続ける場合は休憩等で30分以上の非運転時間を確保しなければなりません。これは「430休憩」と呼ばれています。

このことから運転することを仕事にしているプロドライバーであっても連続して運転できる時間は4時間程度までであることが考えられ、運転する頻度が高くない、または日常的に運転していても距離は短いという一般的なドライバーであれば、その限度はより低い可能性が高いと言えるでしょう。

通常、一般的なドライバーは1時間から2時間ごとに1回、30分以上の休憩をすることが望ましいとされているため、一般的なドライバーが連続して安全運転に取り組める時間の目安はプロドライバーの半分以下となることがわかります。

しかし、人によってはそれよりもさらに短い時間が限度の場合があり、1時間未満でもヘトヘトになるというドライバーもいるようです。

正しい姿勢で運転できていないことが原因になっていることも

運転の疲れ 対策

©petert2/stock.adobe.com

安全運転に取り組める時間の限界はプロドライバーでも4時間程度、一般ドライバーであればさらに短いということが考えられるものの、十分に余裕をもったうえで休憩をとるのか、限界に近づいてから休憩をとるのかでもまた結果は大きく変わってきます。

いずれにしても連続で運転する時間の目安は意識するべきですが、運転による疲れを軽減することは余裕を生み出すことになるため、できることがあれば試してみる価値があるでしょう。

運転による疲れを軽減するには、車間距離を広く取って余裕を作るなどさまざまな方法がありますが、いちばんに確認したいのはドライビングポジションです。

ドライビングポジションは、教習所でも序盤に学ぶドライバーの基本と言えますが、教習所ではどのように座ることが疲労軽減に役立つかよりも、確実な操作を行えることが重視されているため、操作に支障が出ない姿勢になっていればそのまま教習が進行します。

確実な操作を行えることを重視すると疲れやすいドライビングポジションになるということはありません。

しかし、もう少しだけ時間をとって、より細かい調整をすることで運転による疲れを大きく軽減することが可能になる場合が多いため、人よりも運転で疲れやすいという自覚がある人はまずドライビングポジションを見直してみましょう。

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