【今更聞けない!】サンダルでの運転は違反?違反点数や罰金など解説
サンダルで運転する危険とは?
サンダルは着脱が楽なうえ通気性もよく、とくに足が蒸れやすい夏場の運転には便利な履物に思えます。しかし、サンダル履き運転は非常に危険な行為です。
踵の覆いがないサンダルはフロアマットに引っかかっただけでも脱げやすく、脱げたサンダルがペダルと床の間に挟まり操作ができなくなる恐れがあります。
またソールが滑りやすいうえ、必要なときにペダルを強く踏み込めないことから、必要なときに急ブレーキをかけることも難しくなります。
不意の衝突事故が起こった際にも簡単に脱げてしまい、運良く脱げなかったとしても露出部分が多いため保護性能が低く、軽度な衝突事故でも足がペダルなどに接触しケガなどの二次被害も起きがちです。
ペダルは車にとってもっとも重要な「動く、止まる」を司る部位であり、正確な操作が要求されます。いくら便利で快適であっても、不適切な履物での運転は避けるべきです。
サンダルでの運転の罰金と違反点数
不適切な靴での運転による罰則は「安全運転義務違反」と「公安委員会遵守事項違反」のどちらが適用されるかで違反点数や反則金が変わり、どちらの違反に該当するかは検挙時の状況や事故の有無などによって、その場にいる警察官の判断に委ねられます。
「公安委員会遵守事項違反」が適用された場合は違反点数の加算はなく、反則金は普通車が6,000円、大型車は7,000円です。それに対し「安全運転義務違反」で検挙された場合は、違反点数2点が加算されたうえ、普通車の反則金が9,000円、大型車は1万2,000円へと処分内容が引き上がります。
これらの処分に従わなかった場合には、どちらも違反も3ヵ月以下の懲役刑または、5万円以下の罰金刑を科せられる恐れがあります。
ライター:MOBY編集部
オリジナルサイトで読む
1 2